11月23日、町内岩戸地域にあるストーンサークルの有る唐代山に登った。岩戸地域の方が毎年開催されている。昨日までの天気と一転し最高の登山日和だ。唐代山組みは約20名、登山をはじめ途中2回の休憩を入れ、1時間20分、目的地に到着した。地元の元大学教授がストーンサークルについて30分説明があった。歴史は色々な説があるが唐代山のストーンサークルも2通りの説がある1説は「韓国からの渡来人が当地域で生活が安定し、故郷に祈り、血統の繁栄を祈ったと言う説である。」根拠は鍵になる唐代山の名や麓に有る「天磐門別神社」(あまのいわとあけじんじゃ)の存在だ。この神社は従五位という格式高い神社である。この名が京都の方へ届いているということは地域住民では考えられないと言うことである。第2説は「古代祭主の神」であり、後に麓の天磐門別神社へ祭られたと言う説である。
どちらも、聞けばうなずける。1説のストーンサークルの枠に入るものではなくても、ストーンサークル自体はヨーロッパからシベリア北海道と伝わってきているのは事実のようである。唐代(からしろ)、奈良にも唐古と言うところが有る。何かの関係もあるのではないだろうか。
事実は定かではないが正に古代歴史のロマンを感じた一日であった。下山後、地元磐門神楽団により天岩戸の神楽を見させていただいた。