2008年12月31日水曜日

良いお年をお迎えください。多謝

今朝の大朝は雪、昨晩から天気予報のとおり雪になった。積雪3センチ、今のところはたいした積雪ではない。我が家の前でいつも笑顔で見送ってくれ、また出迎えてくれる「微笑み地蔵」もすっぽり綿帽子をかぶっている。大変な一年であったがいつも「笑顔」でいてくれる。今年一年、多くの方々に私のブログを見ていただき本当にありがとうございました。後半は愚痴ばかりで大変申し訳なく思っています。しかし、毎月、アクセス数が増加し、今月は驚く数字になっています。責任のある情報を流さないと、と気を引き締めております。さて、インドネシアのみなさん、アチョ君をはじめルクマン、ダダン、デデ、イスマン、ルスマン、タワン、ノルマン今年は会うことができ、また立派に頑張っている様子を拝見しとても嬉しくまた安心しました。この金融不況は全世界に影響を及ぼしており、お互い未知の社会へ挑戦しなくてはなりませんが頑張りましょう。台湾の頼さん体にはお互い気をつけましょう。Hsiaoさん来年もよろしくお願いします。中国の王さんも頑張りましょう。その他国内の従業員をはじめ多くの方々、一年間本当にありがとうございました。
来年も前向きに頑張って行きたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
最後に年末、私の尊敬している石川洋さんのDVD送られてきた。昨晩久しぶりにお元気なお顔を拝見させていただいた。記憶に残る言葉が有った。「荒地は荒れ地の力で耕す。」
迷いが何か整理整頓したような気がする。

2008年12月29日月曜日

お客さまに喜んでもらうことが第一

今日の大朝は晴れ。穏やかな日である。今年もあと3日、これ以上ない大きな衝撃の有った年であった。しかし、まだ大きな事が起きかねない不気味さを感じる。東広島の西条で中華料理店を経営している友人がいる。伊賀さんとは長い付き合いであると共にこの店の中華料理の味の大ファンの一人でもある。先日11月18日、「全世界中華料理コンテスト」の決勝が米国ニューヨークの萬壽宮飯店で行われ、東北料理の部で見事、優秀賞を受賞した。厳しい予選を通過して、ニューヨーク本選に43人が選ばれ、その中での受賞は素晴らしい事である。伊賀くんは昭和51年に17歳で日本へ来ました。中国黒竜江省方正県の出身、お父さんが中国残留孤児で2世である。大朝の公立中学校の臨時講師をお願いしたり、黒竜江省へも一緒によく行ったりし、まさに中国流にいう「有縁」である。今年は仕事の事に関しても苦しく悩ましいことがとても多く、今回のコンテストでの入賞は自分の事のような喜びを感じた。
伊賀君はいつも「商売を始めた時から、お金をもうけることより、お客さまに喜んでもらうことを第一に考えてきました。」と語る。・・・立派だ。
機会が有れば是非、長城飯店へ行ってみてください。このブログを見たと言って頂ければ、きっと良いことが有るはずです。もやし炒め・・・お薦めです。

長城飯店 TEL0824-24-1515
東広島市西条中央6-6-12(賀茂自動車学校の近くです。)

2008年12月26日金曜日

宝を輝かせる。

今朝の大朝は雪、積雪2㎝、気温0度。風が強いので体感温度はまだ寒く感じる。明日、今月2日目の一時帰休を入れるため本日で仕事納め。過去経験のない事である。昨晩、愛読している本を見ていると高村光太郎の素晴らしい詩に出会ったので紹介します。「みんな集まって本気で聞けよ/まづ第一に朝起きたら/あの高い天を見たまえ/お天気なら太陽/雨なら雲のいるところだ/あそこがみんなの命のもとだ/いつでもみんなを見てくれているお先祖様だ…/えらい人や名高い人にならうとは決してするな/もって生まれたものを深くさぐって強く引き出す人になるんだ/天から受けたものを天に報いる人になるんだ/それが自然とこの世の役に立つ」
人は皆、天から徳という宝をもって生まれてくる。その宝を大事に輝かせて行くところに、人間の値打ちが有る。と言うことだろう。多くの先人も同じことを言っておられる。いくらルール、システムを綿密にしても、この部分が軸とならなくては今の世の中のようになってしまう。一人ひとり、考えなくてはならないことだろう。一瞬一瞬を大切に、長い休暇を無駄にしないようにしたい。

2008年12月24日水曜日

気をつけましょう。

今日の大朝は今の世相を反映するような暗い一日だった。早朝から大失敗の幕開けで有った。朝母親を病院へ送る途中、高速入口のETCのバーに激突。そう言えば昨晩、ETCのカードを抜いていたのだ。先日、偉そうに「段取り」の話をしたが、自分自身、いかに頭を使わず機械的に行動しているかがよく分かる。・・・反省。幸い柔らかなバーで車も大丈夫でした。今日、友人から荷物が届いた。中を開けてみると本が入っていた。「頭のいい段取りの技術」の本だ。きっとブログを見て心配してくれたのだと思う。
有難うございました。まず、私から熟読させていただきます。中を見ていると段取りの悪い人は「自己中心」である。と書いてある。実際そうですよね。せっかくの贈り物ですから、内容を実践させていただきます。この経済危機の閉塞感は避けて通れないが英知を絞ってしのいでいきたい。
友人の大切さと温かさを感じた一日でした。ありがとうございました。

2008年12月22日月曜日

しめ飾りづくり

今朝の大朝は気温4度、温度が下がり始めみぞれ交じりの雨が降っている。誠に残念な事であるが会社の90%が一時帰休している。余りにも急な減産で打つ手なし、誠に情けない話である。心中穏やかではないが確実に時は刻み、正月を迎えようとしている。昨日は地元、大塚小学校で恒例の「しめ飾りづくり」の体験会を開催した。地元の元気づくり団体「大塚あべまき会」が主催して行われた。30人余りが指導していただく佐々木文則さんから指導していただき2時間、様々な形のしめ飾りが完成した。私も悪戦苦闘したがまずまずの出来に満足。藁から何もかも準備をしてくれる佐々木文則さん本当にいつもありがとうございます。
本日は大阪、京都へ営業活動だ。何とかしなくては。

2008年12月20日土曜日

段取り

今朝の大朝は快晴、気温0度。益々、取り巻く経済環境は厳しくなる一方で有る。報道関係もこの現実に拍車をかけるような報道ばかり目立つ。製造業のみならず「段取り」はとても必要な事だと思っている。
しかし、弊社の中も本当に確実な段取りができているのだろうか定かでない。システム的には確立されていても、後は責任者の裁量で結果が決まる。最近、仕事以外でも「ここまで落ちてしまったか」と思う場面が頻繁にある。先般から頻繁に遭遇するのであるが会議の15分前に行っても、会場は何の用意もしてなく誰もいない。担当者が一番後に来る。「何か訳の分からない言い訳をしている。」この場面が何度もあるとさすがに「何を考えているのか」と言いたい。が社会風潮として気がついても誰も黙認し、こんなものだと流している。生産性を図る事が出来ないので数値で表せないが確実に言えることは「ボディーブローが効くがごとく、衰退して行く組織になる。」・・・嘆き。
「段取り」の大切さ、必要性を個々で考えてみませんか。集団生活は自らの向上の場としてとらえたいものです。

2008年12月16日火曜日

根に返る。

今朝の大朝は快晴。珍しく霧が出ている。気温-1度。あと半月で今年も終了する。色んな坂が有るがまさかこんな一大事になるとは誰も予測してなかったろう。トヨタ自動車は更に減産すると、大きな危機感を持ち縮小に入っている。一体何が起こってどうなっているのかさっぱり分からない。国も報道だけは「早急に」とは言っているが、中々。昨晩も静岡で事業されている社長との話で「いくら、資金が借りれると言っても返済しなくてはいけないのだから、エンドレスとはいかない。」最後はここに話が行く。この状態が何時まで続くのか不透明の中、経営判断の差が出るところであろう。弊社も過去経験のない非常事態で分配するべきか迷いはあったが、昨日ささやかではあるが賞与を分配させていただいた。26年前、会社設立の熱い思いの中で決めた「社憲」「信条」、困った時の神頼みではないがいつも原点に戻り、リセットをかけるようにしている。その信条で第一は顧客満足、第二は社員である。(第三、四と続く。)それが判断の決め手になり実行を決めた。ありがとうございます。と社員から返ってくる時、「喜びであり、責任の重さを痛感する。」不安は隠せないが、社員がいなければ何もできない。今のこの時期に根の部分を強く、力強いものにしておきたい。眼に見える枝や葉、花は落ちても、根がしっかりしていれば疾風に耐えられる立派な葉や花は蘇る。それを信じて今日もスタート。

2008年12月15日月曜日

一期一会

宮崎県美郷町北郷区
今朝の大朝は晴れ、気温がかなり下がってきた。師走に入り慌ただしい時節ではあるが、総合型地域クラブの役員研修を兼ねて、今年度のチャレンジデーの対戦相手「宮崎県・美郷町北郷区」へ訪問してきた。広島からは飛行機で行くべきか、フェリー?、と考えたがバスで行くことになった。長時間かかる事は覚悟していたが何と、12時間かかって目的地に到着した。よくテレビで東国原宮崎県知事が地方の道路の事情、特に宮崎の実情を熱弁されているが、実際に訪問して納得した。東側は高速道はなく、とても厳しい実情だ。地元、教育委員会の北郷事務所長さんや担当者、また体協の関係者に迎えられ、体育館や施設の説明を受けた。残念な事に朝6時に大朝を出発したものの、12時間かかっており、既に外は真っ暗の状態である。その後意見交換をして、お互いの実情の交換となった。短時間ではあったが実に意味のある研修になったと思う。私は自らの信条でもあるが「百聞は一見にしかず」「一期一会」この事の重要性を強く感じ、また実践しているつもりである。この事には一つの共通した条件が有る。それは「縁」である。当然「大朝人くらぶ」のメンバーも同感だと思う。今回の研修もとても短時間ではあったが「素晴らしい方々と知り合えた」この事に尽きる。美郷町も今後総合型地域スポーツクラブの立ち上げを考えておられるようだ。本当にいい縁が叶ったと実感する。今後、お互い無理をすること無しに長い付き合いをすることを目標にやってきたい。山紫水明の北郷区の峰村所長さん、担当の井上さん、体協の皆さんありがとうございました。また、大朝人くらぶのスタッフの皆さんお疲れ様でした。

みやざき地頭鶏鍋、美味でした。また、湖畔にある宿泊した石峠レイグランド、コテージも良い体験でした。朝、いつものジョギングをしましたが約50分、出会った人、なし。車5台。山から何か出没するのではないかと、いつもよりスピードが上がったのでしょう今朝は少し、筋肉痛を感じます。(いや、あの激しい高低差のせいかも知れません。)

2008年12月8日月曜日

早起き

(午前4時、スカルノ・ハッタ空港)
今朝の大朝は-5℃、今年一番の冷え込みだ。寒くなると朝は布団から抜け出すのがついつい遅れてしまう。日本でも地方ごとに習慣と言うものはあるが海外でも色々と習慣の違いに戸惑う事が有る。1例だがジャカルタに出張したとき驚いた事は朝の早いことだ。学校も7時30分からと聞いているが、全てに早起きで有る。「早起きは三文の徳」と言うようにいいことだと思うが、そうかと言い夜早く寝るという事でもないようである。私はどちらかと言うと朝に強い方なので問題なかったが、朝が苦手な方はやや問題が有る国であろう。会社勤めも朝五時半に家を出る。そのような感じである。今回、ジャカルタで色々とお世話をしてくれた元研修生のアチョ君、会社経営も立派に行っており成功をしている。私にとっても本当にうれしいことである。帰国する日にホテルからタクシーで空港まで行こうと手配していたら、午前三時半ホテル出発にもかかわらず、アチョ君家族、会社の幹部が空港まで送ると来てくれている。インドネシアは朝早いのは習慣とはいえ、恐縮した。空港に到着して私の姿が見えなくなるまで皆で送ってくれた。
アチョ夫婦、子供たちの温かい視線が忘れられない。本当にありがとう。

(ジャカルタ市内の状況)
ジャカルタは国際都市であり、車社会である。自転車はほとんど見かけないがバイク天国である。市内は驚くばかり、信号機が少ない。片道6車線も気が付いてみると10車線になっている。運転テクニックはとても必要な国である。朝夕は数限りなく多い警察官が大活躍している。通勤時間は車に3人以上乗っていないと罰金。取り締まりも厳しく行っている。バスははっきり言ってひどい状態である。乗り降りの扉がないのは当然、車掌役が体を乗り出しお金を集めたり、方向指示器の役など行っている。激しいクラクション音はあまり聞かず車が流れる。この国の人間性が表れているようでただただ感心した。
とにかく日本車が多い。車以外もこよなく日本製を崇拝してもらっている国である。

2008年12月6日土曜日

銀世界

今朝の大朝は積雪15cm,天気予報は的中。テレビ、新聞で派遣社員、正社員解雇の話題でもちきりである。今朝TVをつけると与野党の先生方や評論家が好き放題の発言を繰り広げている。よく考えてみると、国会議員にせよ、評論家にせよ保証されている人間がこの現実が分かるはずがない。「私腹を肥やしているだけである。」確かに苦しんでいる人々も沢山いるがこんな報道を平気で放映している日本は裕福な国なのであろう。
さて、話は変わるが、今晩7時30分から「大塚神楽団の太刀納め」がある。大塚神楽団は今年も年間多くの大会に出場し、多くの優勝、好成績に輝いている。「このような年もある。」と謙遜した言い方もあるが、私は日頃の練習の賜物だと感じる。練習はどこも同じようにしても、どれだけ真剣に取り組むかである。その結果が今年の成績につながっているのではないかと思う。地元の人間としても大きなエールを贈りたい。
また、不況の話に戻るが、前代未聞の一大事である。企業の大小問わず、(訳の分からない先生方は好きな事を言っているが)生き延びるために、必死で対応策を模索し実践をしている。結果は上述した、物事に取り組む「真剣さ」、これで明暗が分かれるのであろう。頑張らなくては・・。

2008年12月2日火曜日

見えない心を見る良心と言う鏡

今朝の大朝は気温-1度、快晴である。いよいよ師走。昨日は朝一番から石見工場、江津工場と本社の順で全体の昼礼をして回った。今年は台風が来なかったせいか山が素晴らしい茶と緑の演出をしていた。太陽の光と影が絶妙に映り圧巻そのものである。さて、この金融を発端に起きている社会現象は底なし沼だ。弊社を取り巻く環境も急降下で底なし。昨日も「できることとできないこと」を明確に分け進んで行く、と言いつつもインパクトがない。しかし、ここがチャンスだという前向きな発想がないと次の動作に移れない。客先からは更に厳しい「品質要求」がくる。これも、特別な事ではなく、今までできていなかった部分でもある。不良防止の対応で「システム化」「手順書作成」「第三者確認」「識別管理」等など、このような事はどの会社もとっくに終了している。今発生しているトラブルは人間の内面「認識度合、危機感、志気」精神論の部分である。心、頭脳の基準書?・・・・そこまで言うか!内なる心と言うのは見えない物で、見えない心を見るための鏡となるのが「良心」で有り、私たちは生まれながらに「良心」と言う鏡を与えられているといわれます。中国の先人、孟子や王陽明はこれを「良知」と言っています。子供の名前にも使用されておりますがその願いを込められたのだと推測します。その内面のチャンネルをどのように切り換えるか、またその気持ちにさせるかが大きな鍵になっている。この不況も奥が深いが教育もまた奥が深い。