2009年12月31日木曜日

今年一年ありがとうございました。

今日の大朝は雪。極寒の大晦日を迎えている。あと数時間で今年も終わり、色々とあった一年でした。
公私ともに大きな変化点の年であったと思う。しかし、いかなる時も前向きに来られたことは、家族、友人、理解者の皆様方のお陰だと感謝しております。本当にありがとうございました。昨日まで工場が動いており、昨年末とは気分は違いますが、これほど世の中が変化し続けていると手放しでは喜んではいられません。しかし、分からないことを心配し、病んでも又始まりませんので今までどおり、真正面から正直に進んで行くしかないと考えております。会社の社員の皆さんも今年の2月、3月は10日位しか働いてもらえず、随分心配とご負担をおかけしました。まだまだ、変化が有ると予測されますが、全員で時代対応していきたいものです。私生活も大きな変化が起きました。父親との別れがあり、命の存在の大きさを改めて感じさせて頂きました。孫も歩き始め、愛犬マックと2人で我が家を明るくしてくれています。
また、今年就職をした娘が昨日は家族全員を食事に招待してくれました。感無量でした。厳しい環境の中、重圧の中での一年でしたが会社も家庭も着実に前進しました。また来年もくだらない内容ですが、ブログを続けて参りたいと思いますので何卒よろしくお願いいたします。今年も師と仰いでいる石川洋さんのカレンダーが届きました。一月、スタートの言葉は「やるなら決めよ、決めたら迷うな」と書いてあります。実践していきたいと思います。皆さんよいお年をお迎えください。有難うございました。・・多謝。・・

追記
台北の林さん、除さん、基隆の辜さん、大連の王さん年賀状ありがとうございました。また来年もよろしくお願いいたします。

2009年12月29日火曜日

いいかげんや

今日の大朝は曇り。今年も残り少なくなった。公私ともに激しく色々な事に遭遇した一年であった。父親との別れや多くの方との別れにも直面し、人は皆、生かされて生きて行っている事やまた、命の存在の大きさを改めて感じさせて頂いた。今年は海外出張はほとんど無かったが、国内出張は沢山あった。各地の素晴らしい宝物も数多く知ることができた。写真の新潟の利き酒セット最高だった。先日急きょ、東京出張した時、入ったお店の名が「いいかげんや」変わった名前ですねと店主に尋ねると、この店を構えた五三郎さんが付けられた名前です。既に代替わりしています。とのことであった。ふる里の「佐渡」の酒だけというのも強い思いが感じられる。今の大将がカウンター奥で丁寧にコップを磨き上げているのに驚いた。また、お酒の燗も湯で温度計をさし丁寧に出されている。思わず感動を覚え、「素晴らしいですね」と大将に声をかけた。コップの匂いがした時はいやですからね。お酒も一番おいしい温度で飲んで頂きたいのです。と答えられた。周りの客を見回すと女性客が多く、また佐渡の出身者と思える方々も沢山おられた。今は亡きこのお店を作られた五三郎さんが日常の疲れをいやすために「脱日常空間」として店を構えられた思いが引き継がれていることは素晴らしい事である。そんな感動を覚えながら美酒・美味をひと時味わった。お店であっても家庭であっても、会社でも歴史、思い、信条を受け継いでいく事の重要性を感じながらほろ酔い気分で店を後にした。お店はJR有楽町駅を高架に沿って東京駅の方向へ1~2分のところです。立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

2009年12月26日土曜日

大塚小学校惜しまれながら休校

今日の大朝は曇り、冬型の気候になっているのか昨日までとは気温が低い。12月23日中国新聞の朝刊へ「大塚小学校休校」の記事が大きく載った。母校でもあり、地元の要の役割をし続けている学校である。惜しむ気持は地域民の共通するところである。しかし、児童数激減と学校選別制度を採用している関係でやむを得ず、惜しまれながら統合になる。児童を持つ保護者の意見は尊重していかなければならない。12年前、議会決議までされていた統廃合が地域住民一丸となり阻止し、存続になった時とは余りにも条件が違う。複複式学級になると教育への限界も見えてくる。仕方ないが正しい選択だと思う。
丁度、あくる日の24日、一冊の本が届いた。三次の黒田明憲先生からだ。余りにもタイミングがよく、また私の得意の言葉で言うと「必然」を感じた。実は先生との出会いは、12年前PTA会長、地域おこしグループの代表の時に「野の教育塾」に参加させていただいたことがある。塾頭であった黒田先生には多くのことを学ばせて頂き、大きな応援団長でもあった。その当時の私たちの学校存続の闘い、強い思いを先生は「現代の民話」として語り続けなさい。「学校跡地」の石碑はどこにでもあるが、「学校を残した」と言う石碑はどこにもない。石に刻み、親から子へ、子から孫へと語り継ぎ、学校を存続させた大塚民衆の貴重な歴史を残したいものだ。と言葉を頂いたことを今でも忘れない。ジャストインタイム、必然性を感じざるを得ない。とうとう休校になってしまったがこの12年は実に充実していたと確信する。また今回の判断も尊重する。これからをどうするかを今度は12年前の情熱を蘇らせ、大塚民衆が一丸となり考えて行かなければならない。
追記
黒田先生、本を恵贈頂きありがとうございました。直筆頂いている「一期一会」まさに先生との出会いそのものです。

正月休みに熟読したいと思うが、斜め読みしただけで先生の優しさ、教育者として身体を張っての実践、「人の心に火をつける」先生がうかがえます。現役の先生方、必読書です。お薦めします。

2009年12月17日木曜日

大朝雪だより

今朝の大朝は曇り、昨晩雪が降り、会社構内は積雪1センチ。可部から通勤してくる社員が安佐北区の方も車の上に雪がたまっていたと話していた。今年の初雪であるがまたこのシーズンが来たかと気持ちを曇らせる。「除雪、防寒、スノータイヤ、暖房」雪が降る地域のハンディーである。費用と手間ははかりしれない。しかし、「雨の日は雨の日のように」という言葉が有るように、発想を変えると満更悪いことばかりではないと思う。楽をしよう。楽をしたいと自動化が進んできたが、一番の副産物は「人間の横着」。雪が降れば早く起き除雪をする。冬支度をして備える。生活習慣を気象によって変えるということはとても重要で大切なことである。自らの横着を棚に上げ、雪が降ることを「ハンディー」ととらえるより、人間としてプラス思考で考えれば反対に計り知れないモノを得ていることになる。自然現象と同じく経済状態も一個人で思うようにできるものではない。現実を過去と比較して嘆くより、プラス思考を持ち「今の場で最善を尽くす」必要性を感じる。いくらIT化が進み自動化になっても「人間が主役」である事、その上には自然界。この仕組みが現在の混迷をひも解く大きな鍵ではないだろうか。

2009年12月16日水曜日

協力があってこそ

今朝の大朝は晴れ。天気予報では昼ごろより雪とのことである。まだ今年は平地での雪は降っていない。今年もあと半月、激変の年も暮れようとしているが更に来年は変革の年となりそうである。
さて、先週の週末、総合型スポーツクラブの交流で今年のチャレンジデーの対戦相手の愛媛県西条市を訪問した。西条中央スポーツクラブの森さんをはじめスタッフの皆さん対応ありがとうございました。
スポーツ施設の見学やクラブの考え方や運営、多くのことを学ぶことができ有意義な時間を過ごすことができた。何より、またひとつ縁ができたことが個人も「大朝人くらぶ」も何よりの財産である。
翌日、内子を訪問した。内子座をスタートして町並み保存地区を散策したが、とても感動した。全国至る所に町並み保存地区はあるがこの感動は何かと言うと「人」の違いではないかと思う。お店の対応も実に親切で気持ちがいいし、至る所で地元の人の気持ちが伝わってきた。写真の看板も実に大らかである。思わずパチリ!!それと、この地区の人が協力し合って頑張っておられる様子が随所にあり、観光客もその雰囲気はよくわかる。私のような感動を覚える人は多いのではないかと思う。
今の世の中で一番欠けていることがこの内子では行われている。機会あれば再度訪問したいものである。感動しただけではなく、会社の中も家庭も再度自戒してみなくては。
看板の「3時頃まで駐車かまいませんよ。」・・・最高ですね。
外を見ると雪が降り始めている。今日は予報通り、寒い一日になりそうである。

2009年12月10日木曜日

明日のために

今日の大朝は雨、師走に入り一日のスピードが増して来ているような気がする。気が付いてみると今年も残り少なくなっている。先日、移動中のラジオから流れてくるピアノの音に気をひかれた。何と優しく、伝わってくる感覚を覚えた。ピアニスト西村由紀江さんが演奏されていたピアノの調べであった。数日たっても何か余韻が有るので、CDを購入した。「明日のために」・・・明日のために 今できること 明日のために 自分らしく生きていきたい もっと素敵な 明日のために・・・カバーに素晴らしい詩が書いてあった。不思議なのは絵画にしても音楽にしても、全て甲乙つけがたいものばかりであるが、なぜ、今回のように「伝わってくる」「訴えてくる」ものを感じる場合とそうでない場合があるのか不思議でならない。
愛用のFALのスピーカーから流れてくる調べでひと時のリフレッシュ。色んな思いを募らせていきたい。
「自分らしく生きていきたい」とても大切なことだと思う。「節度」を以て自分らしく生きていければ素晴らしい社会になるだろう。

2009年12月7日月曜日

節度

今朝の大朝は気温-4度、晴れ。昨日はとても寒い一日であった。今朝も田んぼや家の屋根がまるで雪が降っているように霜が降っていた。四季が規則正しく推移しているのは、天地にきちんとした節度があるからである。中国の諺で「政治にも節度を以て当たれば、財政を破綻させることもないし、国民を苦しめることもない。」とある。政治だけではない、会社も家庭も人間関係もすべてに当てはまる。他とのバランスを考え、一定のケジメをつける。それが節度というものであろう。今、身の回りで起きている出来事すべてに当てはまる気がする。気が付くだけではなく、実践も必要になってくる。今朝も取引先とお話をさせてもらっていると、この不景気の現象で「恩恵に預かっている」と言われる。すべて自分中心にしか物事を考えないが、世の中もこれまた上手いバランスが取れているのだな。と改めて感じた。
そのように事を「感じ」、また「考える」今に感謝しなくてはいけないと思う。無駄や損など本当はあり得ないことにも気づかされる。先日、台湾の友人が出張で東京に来ていると電話してくれた。とても懐かしく又うれしかった。今回は会えなかったがまた会いましょう。

2009年12月2日水曜日

「孝経」

今朝の大朝は気温1度、快晴。昨日に続き穏やかな一日になりそうである。
さて、先月末からブログの更新ができませんでした。父親が11月28日の早朝、ご浄土へ参らせていただきました。とても元気な父でした。93歳を一期として、まるで本日の青空にできた飛行機雲が消えていくような最後でした。肺炎を起こし丁度2カ月、微熱のある苦しい日々を送りましたが手を合わせ「有難う、有難う」と言い続けておりました。今改めて考えてみると私たちに「感謝を忘れるなよ。」ということを教えてくれていたのかとも思います。葬儀に関しては、近所の皆様にお世話になり、滞り無く終えることができました。また多くの皆様に参列いただき本当に感謝でいっぱいです。また、今考えると必然に思えますが、父が入院する前に「孝経」の本と出合いました。孔子の弟子が編集したようですが、日本へも「論語」に次いで早く伝来した書物ということです。読んでみると、親と子の関係や親孝行が人間の基本であることなど綴ってあります。今から二千五百年前の書物ではありますが、全く時代を超越し今私たちが実践しなければいけないことばかりが書かれています。「今の孝は是れ能く養うを謂う」その当時も、親を養うことが一般に孝行と言われています。しかし、単に養うだけだったら「犬馬に至るまで皆能く養うなり」と言う訳で犬や馬でもちゃんと養っているではないか。「敬せずんば何を以て別たんや。」親を敬って養わなければ犬や馬とどこが違うのか。こういう事を言っています。「敬」(うやまう)、現代社会では薄れかけた言葉でもあると思います。何千年経過すると形ある物や法律は時代によって変化しますが、道徳や人間の道は不変であることを学ばせて頂いた。今こそ、この機会に自分自身整理整頓したいと思う。
父も曾孫とも一緒に生活し、四世代同居をしていた。親孝行はできなかったが、「孝経」の意味からすれば良い人生だったと思う。

追伸  インドネシアのaco君、電話でもメールでもいいですから連絡をください。

2009年11月24日火曜日

時代対応の必要性

JR新長田駅前
今日の大朝は晴れ。少し霧が出ているが今朝も大霜が降っている。日替わりの天気で昨日は小春日和であった。さて、先週の金曜日、北広島町商工会工業部会で徳島のLEDの日亜化学工業を訪問させていただいた。徳島という地方都市から世界へ発信されている話題企業だ。驚くことばかりであったが、医薬品材料からスタートされ、その時代ごとに適した材料を供給され、その素材を生かし製品にされていた。まさに時代対応を的確に行われている。LEDは勿論であるがそれ以外もあり、リチウムイオン電池材料など今をリードする材料である。「変化」がいかに大切かを痛切に感じた。翌日は鳴門大橋を渡り神戸経由で帰った。神戸の震災で一番大きな被害を受けた長田地区に復興記念とこれからの元気づけで、新名所として「鉄人28号」があるらしく立ち寄った。土曜日ということもあったのか、多くの人々で賑わっていた。また、町並みもすっかり蘇り活気に満ちあふれていた。災害間もない時に行く機会があったが、現在の姿は誰をもが想像してなかったと思う。「生きる力」「望みを捨てない」「あきらめない」この心の力の賜物だと感じた。

現在のこの不況も奥は深いが、「心の力」が明暗を分けるような気がする。私自身にとってはこの2日間はとても意味があるものとなった。弊社に反映していきたいものである。

2009年11月18日水曜日

大朝だより

今朝の大朝は晴れ。今朝の気温は2度であった。車のフロントガラスが凍っていた。昨日は寒波到来で、みぞれ交じりの雨が降り寒い一日であった。テレビ等で島根県立の女子大生が町内に死体遺棄されている現場の捜査映像が出るが、「北広島町」と放映されるため、会社にかかってくる電話でも大変な雪が積もってるね。と皆さん言われる。合併後、広島県で一番大きな町であり、町内も色々な場所がある。今朝の大朝の状態は写真の通りです。白く見えるのは瑞穂のスキー場です。

2009年11月16日月曜日

段取り八部実践二分

今日の大朝は曇り。肌寒い、時期からすれば納得できる。昨日は大朝文化祭の発表会が保健センターで行われ、多くの人で賑わった。日頃の練習の成果を披露でき、出演者はもちろん観客の方も有意義な日であったように思う。各展示品は大朝公民館を中心に明日17日(火)3時まで展示してある。お時間がある方は是非おいでください。さて、様々なイベントには「準備」が必ず必要でかつ、重要なものである。この文化祭も同じことで首記の言葉にあやかれば、80%が事前準備で本番は20%ということになる。異論のある方もおられるが、長い営みでの実証だけにうなずける人は多いと思う。古典にも「易経」にこのようなことが書かれている。何事でも入念な準備なくしては成功はあり得ない。「準備」とは二つのことを指す。一つ、こちらの側の条件を整える。一つ、相手に対する根回しをしてかかる。また、このように付け加えてある。「ぐらぐらした足場のまま行動に移っても、人はついてこない。確信の持てないことを口にしても、人は耳を貸してくれない。交際がないのに求めても、誰も応じてくれない。」と、なるほど、これまた時代を超えた言葉である。イベントのみならず日々の仕事でも同じことでしょう。今日の皆様のお仕事はいかがでしょうか。

2009年11月12日木曜日

変わること変わらぬこと

今日の大朝は曇り、少し肌寒い。「変わること変わらぬこと」弊社の理念としている言葉でもある。しかし、昨年のリーマンショックから全ての速度が増して来ている。昨日もテレビで「仕分けチーム」が国の無駄取りを進めている様子が報道されている。雲の上の話であるのでコメントする事は出来ないが、この現実も変化の一つである。今朝も幹部会議の一コマであるが、「センサーで・・。電流値で・・・。」と不良対策での防止案の話をしている。私が指示した事は「3人集まれば文殊の知恵」一番詳しいのは現場の人間。コミュニケーション不足、説明不足で回答は返ってこない事もあるが一番良く知っている。難しく考えるより簡単な事もあるのではないか。この事を言った。続けて、パソコン、センサー、ソフトと横文字を言うと全て解決してくれると勘違いが有るのではないか。この風潮は現代は会社のみならず一般社会でも多い。アナログになるが私は何と言っても「人が主役」これが基本だと思う。先日、先輩が戦後、物質的には本当に豊かになった。敗戦で何を奪われたかと言うと「日本人の心、助け合いの心」だと言われた。
若輩者で体験の無いことではあるが、歴史の書籍からみると、うなずける思いがした。
今の世の中を「自我の肥大」と言われる人もいるが、私自身を振り返っても自我が勝る。これが肥大化するとやはり、「助け合い」とか「心」とか程遠くなる。悲しいストーリーの小説ではあるが夏目漱石の「心」は人と人のつながりについて多くの事を語ってくれている。今失っているものを気付かしてくれる本であると思う。五里霧中の世ではあるが本当に大切にしなくてはいけないものを見失う事だけはしたくないものである。

2009年11月9日月曜日

証拠写真

今日の大朝は曇り。昨日から気温も高く過ごしやすい日が続いている。また、心の痛む事件が発生した。浜田市の島根県立大学生のバラバラ死体遺棄事件。なぜ、何故そこまでしないといけないのか、人間とは思えない。またご両親の心中を察すると息の詰まる思いがする。一刻も早い犯人の逮捕とご冥福をお祈りいたします。歴史は繰り返すと言うが近代資本主義が誕生したときは美しい理想なようなものが有った。18世紀の経済学者アダムスミスの「国富論」自由競争しても、人々の中に道徳やモラルが存在する限り、いわゆる「神の見えざる手」が働いて、不平等や不均衡は生じないと期待した。しかし、理想とはほど遠く20世紀の世界戦争などで分かるように、独裁や異常な傲慢、魂の喪失で大変な事態になった。歴史は繰り返す。背景は違っていても今、正にその時ではないかと思う。もうひとつ、参考にしたいのは、その当時、社会学者のマックス・ウェーバーは「この世の末人」とか「精神無き専門人」「心情無き享楽人」とその人たちの事を表現していた。訳し方で多少言葉は違うが、どのような意味で有るかは理解できる。今の時代にも確実に当てはまるのではないかと思う。かと言って、何もできるわけではない。しかし、是は是非は非、小さな日々で本末転倒しないように一歩一歩進んで行くしかないのではないかと思う。さて、急に話は変わるが昨日、我家に唯一飾ってある新婚旅行の写真。何を感じたか妻がフレームを替えると言い、ダイソーで購入。(現実を物語っている。)写真を入れ替えようと、外してみると裏に、20歳の時の私のバレーをしている写真が出てきた。「バレーをしていた。」と言う事は私も言っているが、今の姿を見ると程遠い。ほんまかいの~。と思っている人もおられると思います。「こんな時もありました。」と言う証拠写真を掲載します。

2009年11月5日木曜日

窮すれば・・・。

今日の大朝は曇り、寒気は遠のいたが、季節が季節だけに陽がささないと少し肌寒い。肌寒いのは景況である。昨日も日銀総裁が「デフレスパイラルの心配はない。」と見解を言われておられたが、確たるデーターを基にした発言だとは思うが、身の回りは完全にデフレスパイラルを起こしているように思う。
弊社を取り巻く環境も依然として厳しいが目先だけを見れば反し、繁忙感だけは有る。このアンバランスも現実は現実ととらえ凌いで行くしかない。しかし、忙しい事は有りがたい事である。最近、自己破産や会社整理の話をよく聞く。昨日も取引会社の役員が、「どんな状況ですか。」と電話されてきた。聞いてみると、取引先がやはり自己破産や会社整理をされる方がおられたり、そのような情報が頻繁に入るらしい。リーマンショックから1年、傷ついて、凌ぐことができなくなっているところも多いのであろう。世の中の動きを見て判断するに、年末、期末と大変な事態になるのではないかと不気味さを感じるる
「易経」の中でもよく知られている「窮すれば則(すなわち)ち変ず。変ずれば則ち通ず。」と言う言葉が有る。物事が究極まで進行して行き詰ると、そこに変化が生じてくる。変化が生じると、新しい道が開けてくる。直訳すればそのような意味になるのではなかろうか。万物すべてに当てはまるが人間界にも然りだろう。順調な時にこそ警戒し、行き詰ったときはむしろ喜ばしい現象なのかもしれない。直面している私自身には励みになる言葉である。いつも社員に言っているのは、「この大不況は人類が全て滅んだわけではない。世の中の仕組みが大きく変化しているだけだ。」と、「窮すれば則(すなわち)ち変ず。変ずれば則ち通ず。」この言葉を肝に銘じて頑張りたいものである。

2009年11月4日水曜日

第29回ひろしま国際平和マラソン

今日の大朝は快晴。一面まっ白と霜が降っている。大朝では大霜(おおじも)と表現する。寒気も通り過ぎ通常の晩秋の気候に戻ったようだ。
さて、昨日は第29回ひろしま国際平和マラソンへ出場してきた。「雨だったら中止しろ」とサポーターの妻から強く要請されており、心配していたが天候は晴れ。出場することになった。前日までの寒波到来で快晴とまではいかなかったが絶好のマラソン日和に恵まれた。参加者は過去最高の10000人、人が湧いてくるとは良く表現したものであるが、正にその状態である。私は毎年の如く、5キロに参加した。
「楽しく余裕をもって走りたい。」この大会での目標である。11時スタートが切られた。先頭付近にいたため、皆ペースが速い。「抑えて抑えて」自分に言い聞かせてはいたものの、どうなっているのかさっぱり分からなくなってしまっている。中間地点で時間をチェックすると10分そこそこである。心臓の爆動がそれを物語っている。ついに沿道の応援の人が途切れたところで歩いてしまった。後半はその連続でまたこの大会も失速である。バテバテでゴールする事が出来た。それでもタイムは24分ジャスト。いかに前半飛ばしすぎたかが良く分かる。反省しながら、終わってしまえば達成感と満足感。まぁ、いいか。元気で走れただけでも感謝感謝である。毎回感じる事であるが、「自らのコントロール」の難しさを痛感する。
今朝は筋肉痛もなく快調、日頃の小さな積み重ねの大切さも改めて感じる。

2009年11月2日月曜日

品質強調月間

今日の大朝は雨、寒気が入り山沿いでは雪が混じる予報である。今年も余すところ2か月になった。月初の全体朝礼の為、石見工場、江津工場、本社工場と各工場を回った。各工場「品質強調月間」のポスターを掲示しており、朝礼でもその旨を促していた。会社にとって「品質」は生命線である。いくら言い訳をしても結果が伴わなければ認められない。各工場の責任者が真剣に「過去の不良事例」を発表し再発防止に努めている。当然の事ながら特効薬とはいかない。今日も全社に指示を出したのだが、「すべて因果関係」会社の中だけではなく会社構内も、玄関もトイレも職場も「工場美化」ができていないのに品質の確保はできない。常々、工場美化、6S3Tの徹底には厳しく言っているつもりであるが、「生産現場だけ徹底していれば良い」と勘違いしている。個々の意識改革、認識で初めて結果として表れてくるものだと確信する。全てが因果関係でつながっている事を得心してもらう事が私の大切な仕事かもしれない。
難しい事は必要ないが「礼を正し、場を浄め、時を守る」如何なる世でも徹底したいものである。

2009年10月30日金曜日

ドラフト会議

今朝の大朝は晴れ。昨日はプロ野球のドラフト会議が有り、各球団思いの候補選手獲得で明暗は有っただろうが、テレビ・新聞に出ている各選手の顔が実に新鮮で力強く感じた。バブル全盛時代は不足そうな顔の学生や涙の会見姿がしばしばあったがそれに比べ実に晴れ晴れとした気持ちの良いドラフト会議で有ったように思う。(私の感じ取り方だけかもしれませんが。)選考方法も変わったり、時代背景が有るのかとも詮索してしまう。政局の方も民主党に政権が渡り、手探り状態はやむを得ないが、物事に取り組む姿勢の真剣さは、国民は好感がもてているのではないだろうか。会社経営もそうであるが、「守りの姿勢」で将来を考えてしまうと夢も希望も描けない時代になっている。この事でも分かる事は何れにせよ主役は「人間」。新たな目標をたて新しいステージでの再出発で新時代を築いて行く時ではないかと痛切に感じる。しかし、この閉塞感の世の中で、主役のモチベーションアップが大きな課題であろう。
追記
第32回 おおあさふるさとまつり 「キラリおおあさ」をテーマに下記のとおり開催されます。是非おいで下さい。 
                            記
平成21年11月1日 日曜日  10時半~15時まで
大朝ふれあいの森 クローバードーム

各団体の発表、地元各団体の出店も多くあります。姉妹縁組の大崎上島町からも出店頂いています。

2009年10月28日水曜日

人道を尽くして天道に任(まか)すべし。

今朝の大朝は晴れ。今日は全国的に晴れ。テレビの天気予報が言っていた。最近珍しく霧が出ている。
晩秋になり、会社構内の桜の葉が毎日毎日降り積もる。暑い時期の草刈りもそうであるが「自然と人間」との葛藤である。しかし、考えてみるとこの葛藤がなかったらどうなるだろうか。実に絶妙な関係で有ることに気が付く。自然に任せ、落葉又草が生え放題になるとやがて野になり山になる。先人の二宮尊徳は自然に学び多くの事を後世に残されている。田の畦に穀物を植え、無駄のない農地利用をした事も有名な話である。また、野菜を食べて今年は冷夏になる事を察する鋭い感覚を持ちながら自然と共生する(生きる)事を伝えて来られている。その、尊徳翁が「人道を尽くして天道に任すべし。」と言う言葉を言われている。私はすぐ、仕事に結び付けてしまうのであるが自然との共生は言うまでもないが、やはりまず「人間」、しかし努力をしなくてはいけない。この事を述べられているのではないだろうか。(人が主役)
現在は見た目は変化無い日々であるが、余りにも多くの事が変わりすぎ、また変わりゆく中、一番の人間が「やる気をなくし」、システムや自然に流されているような気がしてならない。「人道を尽して天道に任すべし」各人の受け止め方は違うかもしれないが、今一番大切な事ではないかと思う。

2009年10月27日火曜日

八幡湿原ハイキング&りんご狩り

今日の大朝は晴れ、秋も深まり紅葉が綺麗な季節になってきた。24日の土曜日は総合型地域クラブ主催のハイキングを開催した。40名の参加で町内の八幡湿原へ行った。ボランティアガイドさんをお願いし、3班に分かれ、紅葉のはじまった山々を見ながら、草花の説明を受けリフレッシュさせて頂いた。
中でも「まゆみ(真弓)」の実が実にきれいな色になっており、感動した。万葉集にも出てくる「まゆみ」らしいが、恥ずかしい話、名前も姿も初めて知った。この木は、しなやかな材質をいかし、弓の材料にされたことからこの名前になったとか。そのほかにも、かつては和紙の材料だったほか、印鑑や将棋の駒の材料などとして用いられるらしい。湿原の観察が終わると壮大な千町原に出た。昔は演習場にもなっていたらしいが実に素晴らしい眺めであった。標高800mの八幡高原をのんびり探索できたハイキング、参加者も満足して頂いたのではないかと思う。帰りに槇原リンゴ園によりりんご狩りもさせて頂き、良いお土産にもなった。町内にも素晴らしいところが有る事の発見と、自然をまだまだ知る必要性を感じた実に充実した一日であった。皆さんも是非、八幡湿原へ行ってみてください。11月初旬が一番紅葉が綺麗ではないかと思います。

2009年10月23日金曜日

権威とは

今日の大朝は晴れ、秋晴れの一日になりそうである。今週は出張が続き、ブログの更新ができませんでした。「どうしたん。」各方面から心配いただき恐縮をしております。ただ、バタバタしているだけで元気にしております。ブログを読んで頂き、古典が好きであると言う事で本の紹介を頂いたりしており有難うございます。さて、広島県知事選挙もスタートしていますが、どうも盛り上がりに欠けているように思えます。そう思うのは私だけでしょうか。それはそれとして、今の社会、何か「権威」のある方が全くいないような気がしてなりません。「権威の私物化」をされる方は大勢おられますが、目的達成のための「権威ある人」が必要ではないかと思う。昔、徳川家康は藤原惺窩(せいか)と言う偉い学者を師として「論語」の勉強をはじめた。ところが、講義を受けている時につい、居眠りをしてしまい、師である惺窩が怒り、こんな弟子は教えんと去って行ったという。この話は有名であるが、今の学校の先生も特に戦後、自ら「我らは労働者だ」といって権威を落としているように思う。難しい背景は有るのかも知れないし、全てがそうだと言っているわけではない。しかし、学校の先生だけの問題ではなく、会社でも色々な組織でも上に立つ者の本当の意味での「権威」が必要ではないかと思う。
偉そうなことを言える立場ではないが自らの小さな範囲で出来る限りの実践はして行きたい。さて、先日長崎に行く機会が有ったが造船所はとても忙しそうであった。車を運ぶ船も完成間近であった。聞くところによると6000台運べるらしい。昨年からのショックで既存の車載船は開店休業と聞いているが、本当に活躍する日が有るのだろうかと要らぬ心配をしてしまった。思わず・・・・パチリ。

2009年10月17日土曜日

何故シルバーシートを設けたか?

今日の大朝は曇り、時々晴れ間は有るが穏やかな日である。今朝はお寺のお掃除からスタートした。報報恩講・供養法要を19日に行うため門徒が集まり一斉掃除、残念な事に住職不在のお寺である。今朝も年配の方が「おい、今後どうするか考えないとこのままでは続かんぞ」と開口一番。この問題も何とかしなくては。先祖代々受け継いでいる各家々、そのお陰で今日が有る。その代、その代の心の支えが仏の教えである。お寺の重要性は計り知れないものが有るように思う。しかし、目先の損得だけで生活している現代では「不必要なもの」の筆頭がお寺である。罰当たりな事である。先日、社会教育学者のお話を聞いており、「なぜシルバーシートが設けられたか?」と質問された。そうだ。その時はじめておかしい事に気がついた。お年寄りを敬う事は当たり前、体が不自由な方をサポートするのは当たり前と思っていたが、現実は違うという事に気がついた。世の中がおかしいと思っている人は多くおられると思うが、身の回りを見ると自然に恐ろしい行動をとったり、習慣になっている事が有るはずである。人の事ではないので自分自身、自問自答しながら物事を再考しなければいけないとつくづく思う。私は日常の色々な課題解決の為、古典を学ぶ事がとても重要だと思う。やはり「人」が中心だと言う事であろう。まったく、時代は関係ない事がよく分かる。論語の中にも「礼譲」とか譲るという言葉がよく使われている。「譲を以て国を納めればそう難しいことではない。」とか譲る事が人間社会でいかに大切であるかと言う事を何百年前にも最重要としている。また、私の好きな言葉で「礼楽」(れいがく)がある。「楽」(がく)調和と言う意味であるが非常に大切だけれど、それだけではいけない。そこに「礼」(れい)けじめがなければいけないという事。評論ではなく、実践したい。望むことより自らを慎むことから始めなくてはいけないと思う。

2009年10月13日火曜日

食欲の秋、芸術の秋、スポーツの秋

今日の大朝は晴れ、うす曇りであるが予報では晴れになる。さて、3連休も終わり、社員もリフレッシュしたようで軽やかな声が交わっている。秋と言えば「食欲・芸術・スポーツ」と一年間で一番欲張りな季節に思える。小さな事になるが私の秋は「食欲」何と言っても新米。そして長男の嫁の里は「丹波の黒豆」の産地でもある。毎年頂く、枝豆、最高である。・・・ビールで!これで満足。「芸術」柄でもないが一応蘊蓄を言わせて頂く。・・今年、ブリヂストン美術館で見た「マリー・ローランサン」の絵、oil on canvasの絵であるが実に淡い色調でしっかりしたフォルム脳裏から離れない。明治16年生まれのフランスの女性画家であるがとても今興味を持っている。美術館では(女と犬)が展示してあったが(接吻)等素晴らしい作品だと思う。もし機会が有れば、蓼科のマリー・ローランサン美術館へ行き満喫してみたい。・・希望。
「スポーツ」良い季節ゴルフも最高である。後は11/3のひろしま国際平和マラソンで楽しく走りたい。
私の小さな秋である。「人も人生も一期一会」現実の悶々気分も必要なところもあると考えるが悔いだけは残したくない。・・(日々全力投球 )

2009年10月11日日曜日

大切なもの

Y150会場「横浜にとってふさわしい生命体」
今日の大朝は晴れ、気持ちの良い秋晴れだ。しかし、涼しさを通り過ぎ朝晩は「寒い」。しばらく更新ができませんでした。3日前から、高齢の父親の容態が悪くなりバタバタしました。予断は許せない状態は続いていますが今は落ち着き頑張ってくれています。そう言う事で多くの皆さんへご迷惑をおかけし申し訳ありません。親として、いまだに多くの事を教え続けてくれています。この3日間はとても沢山の事を経験し、学ぶ事ができたように思う。現実に追い回されている日々。当然の事ではあるが、ともすれば「本末転倒」大切なものを見失う事がしばしばである。時代は国内外大きく様変わりし続けている。「変わること、変わってはいけないこと」この事の明確さは必要だと思う。今日は前述の理由で仕事がたまっており、一人会社で整理中だが、「人と時代は一期一会」この言葉を思い出した。しかし、私の大切にしている安岡正篤先生は何十年前にこんな事を言っておられる。「組織と大衆と機会に制せられて、人間は段々自主性を失い、人間味を無くしている。恐ろしい滅亡への道である。俗悪な時流に動かされず、真実の意義ある生活を営もう。」と現代信條として述べられている。まったく錆びてなく、現在への忠告としても十分当てはまる。常に「大切なものは何か」考えなくてはいけないと自分自身に言い聞かせた。
追記
写真はこの夏、友人と横浜開港150年の会場へ行く機会が有った。「クモロボット」で感動した。何故クモ?「横浜にとってふさわしい生命体」と題し、そしてこのように書かれていた。(蜘蛛は糸で巣を作る動物であり、極めて創造的な生命体です。また、「Web=クモの巣」型ネットワーク社会のシンボルとも言えます。150年前、異文化の種を受け取り育んだ横浜だからこそ、異なるクモを受け入れた。・・・・・。)と書いてあった。いずれにしても「大切なもの」を忘れてはいけないという事であろう。

2009年10月6日火曜日

明確な目標の必要性

今日の大朝は曇り、先日話の中で会社で会議をしても「やらないという事が正しい」何故かそんな風潮が有る。とその方が言われた。確かに、しかしこれは人間の本能では無いかと思う。我社でも「できない」理由は、堰を切ったように話すが、行う方法になると「しーん」と静まりかえる。社員だけではない。考えてみるとリーマンショックの大不況に突入してから早1年。必至で1年、生きつないで来たが「守り」に入っている自分自身を痛切に感じる。「やらない事が正しい」「できない理由を羅列する」全て保身、本能的に出る「守り」ではないかと思う。机の横のカレンダー10月の言葉は「人生綱渡り」と書かれている。余りにも時代背景に合っていると感心する。・・・綱渡りの名人は目標を定めて迷わない。下を見てふらつくから落ちるのだと補足されている・・・その通りだと思う。明確な目標を設定し胆力を決めて望む必要性を感じる。何時も東京出張の折、宿泊するホテルのそばに「銀座の母」の店が有るが覗いてみるといつも満員。ここだけは不景気知らずで大忙しだ。世相の関係もあるのだろう。しかし、何でも良いから繁盛していることは良いことだ。

2009年10月5日月曜日

第4回 北広島町大運動会 in 芸北

今日の大朝は曇り、10/3土曜日の午後からめっきり涼しくなった。昨日は第4回 北広島町大運動会が芸北地域で行われた。合併を機に始められた大運動会。合併前の旧町対抗で行われる。豊平地域、大朝地域、千代田地域、今回の芸北地域の会場と持ち回りで開催され一巡したことになる。
昨日は一日中、雲一つ無い秋晴れの下、各地域から選出された選手が健脚を競った。交流は勿論であるが各地域の郷土愛で熱い戦いが繰り広げられた。大朝地域からも500人近い選手が参加され、各種目でベストを尽くしていただいた。最終種目の男女連年リレーまでは大朝地域は4地域で第3位、一発逆転、リレーに願いを込めた。まず、女子、半ばから先頭に立ち、2位を大きく離し優勝した。続いて男子、各地域とも選りすぐりの選手を集めている。小学生から良いスタートで先頭をキープ、これまた素晴らしい健脚揃えでブッチギリの優勝を飾った。昨年まではもう一馬力足らず涙をのんでいたが、今年は男女アベック優勝に輝いた。総合ではもうひとつ及ばず2位に終わった。結果はともあれ、「やるからにはベストを尽くす。」大朝地域のモットーである。正に実行されたことが嬉しい。大会のテーマ「心ひとつに」にふさわしいさわやかな一日であった。引き受けの芸北地域の運営委員のみなさん、また、大朝地域の本部スタッフ、実行委員会のみなさん長期間の準備本当にお疲れ様でした。この偉大な力添えが有るからこそ、これだけの大きな大会が為されるのだと思います。有難うございました。
結果:総合1位芸北地域、2位大朝地域、3位豊平地域、4位千代田地域、リレーの部男女とも大朝地域

2009年9月28日月曜日

日々の積み重ね

今日の大朝は小雨。昨日の夕方から雨が降り始めた。作物にとっては恵みの雨で有るが、稲刈り真っ最中の農家にとっては面白くない雨になった。さて、秋祭りの前夜祭で地元、大塚神楽団による奉納神楽が上演され、小さな地域にもかかわらず、延べ600名前後の方が観に来られた。子供神楽を含め、演目ごとに最高の感動を来場者に与え、大きな拍手が会場一杯に広がっていた。大塚神楽団は、広島県内の優秀神楽団の一つとして、活躍しており今では地元の宝として地域民も期待が大きい。
その裏には、大きな努力がある。年中、真剣な練習を積み重ねている。地域民の一人として、頭が下がる思いである。・・その小さな積み重ねが「結果」として表れている。私は立場がらもう一つ踏み込んでみる癖が有るが、神楽団を引っ張って行く団長・役員、子供神楽の指導者、この努力は並大抵のものではないと推察する。その努力有っての現実であることを忘れてはいけないと思う。神楽だけの話ではなく、色々な場面で残念な思いをするのは、目に見える「今だけ」を絶賛し、「自分が行った。自分が頑張ったから結果につながった。」正に「自己評価」が余りにも多く、希薄な人間関係しか確立できない事が多い。駅伝の如く、襷リレーで今日を迎えていること。先輩方・家庭では両親、先祖の努力が有って初めて今が有る事を雑念無しに思える関係、「伝統」という不動の宝に結びついて行くものだと私は思う。今の世の中のようにシステム・規則で人間を使う世の中では決してそのような宝は生まれない。・・危機感が募る。
評論ではなく、自らの家で会社で地域で「小さな実践」をして行きたい。
先日も紹介したが安岡活学の「我が幸福は祖先の遺恵、子孫の禍福は我が平生の所行にあること」
心したい。
(大塚神楽団上演情報)
第39回広島県神楽競演大会 平成21年10月18日 日曜日 広島サンプラザホール
昨年度優勝、今年は午前9時40分~「特別出演」で羅生門を上演します。

2009年9月26日土曜日

奉納神楽

今日の大朝は晴れ。一年のうち、一番過ごしやすい時節に感じる。日本は政権交代し、鳩山首相は初外交、国連のスピーチやG20の映像がテレビ新聞で報道される。今までにない「清々しさと、自然体」鳩山夫人のファーストレディーの対応。完全に世界舞台に同化している。久しぶりに、期待感を抱くのは私だけではないと思う。・・・「世直し」良い方向へ行くことを願うのみである。日本のみならず、全世界が大きな転換期に差し掛かっている。強き者のみが生き残る世界から、共生の世界へ、目に見えるものだけの世界観から精神的な世界観へーー。歴史は繰り返すと言うが正に現実で体感する。
急にズームインするが、今日は私の住んでいる大塚地域の秋祭り、五穀豊穣を祝い前夜祭で今夜八時から、大塚小学校講堂で神楽団による奉納神楽が上演される。私が言うまでもないが、大塚神楽団は県下の優秀神楽団の一つである。もし時間が有れば是非観においでください。また、明日は小学校横の鎮守の森に有る臼杵(うすぎ)神社で祭典が行われる。冒頭の「精神世界」ではないが大切にして行きたい、行かなくてはならないものだと強く感じる。しっかり、我々若者が受けつないで行かなくてはいけないと思う。例えどのような時代になろうとキーワードは一つ、「後悔の無い人生を送る」私はそう思う。
今日も今朝の秋晴れのような気持で頑張らなくては。

2009年9月24日木曜日

はや一年・・・。

今日の大朝は晴れ。シルバーウィークも終わり今日からまた仕事。この大型連休は多くの人々が大移動された。大朝も稲刈りの大セレモニーが繰り広げられていた。都会から手伝いに帰り、お盆や、正月の帰省より人が多いのではないかと思う。今朝の新聞の一面は各大手企業の工場閉鎖の記事、今後日本はどうなるのだろうか。早いか遅いかで明日は我が身、深刻な問題である。悪夢のリーマンショックからはや一年になる。仕事の力強さはない。今まで培った「強み」をいかし、新たな仕事に挑戦したいのであるが、「人余り、もの余り、設備余り」どこも他人事ではなく、自らの会社の建て直しに必死である。
いくら悩んでも解決する問題ではないが、又、羅針盤もない状態であるが、明確な考え(信条)を持ち、日々を大切に又確実にする事はとても必要な事だと痛感する。「Made in Japan」大切にして行きたい。

2009年9月22日火曜日

黄金色

今日の大朝は雨、シルバーウィークは秋晴れのスタート、大朝も「新緑鮮やか」緑一色が、気が付いてみると明日は秋分の日、実りの秋で「黄金色」になっている。土曜、日曜月曜と稲刈りの集中日であった。
今日は疲れをいやす休日と言ったところだろう。さて、鳩山新政権になり新たなスタートを切った日本。これからどうなるだろうかと国民の関心のあるところであるが、自民党政権の批判と反対ばかりやっていると大変な事になると一国民として危惧している。政治家の皆さんは生活が保証された中での事であるか
ら、同時に執行される方々も公務員。国民はどうなるのだろうか。どこかのダムの問題やこのシルバーウィークの高速の渋滞。空港へ行くリムジンバスも渋滞のため多くの欠便を出す事になっている。これを無料化しようとしている。もう少し、「勇み足」ではなく、実態経済を直視し舵取りをお願いしたいものである。
「我が幸福は祖先の遺恵、子孫の禍福は我が平生の所行(しょぎょう)にあること」安岡活学で言われている。私も同感だ。いま国民はいくら不安でも、現実が厳しくても、安定する事を願い、今できる事を真剣に行っています。そのことだけは理解して、空白の無い確実な運営をして頂くよう祈るのみである。
昨日も偶然に(必然かもしれません。)ある町の町長にお会いした。「久しぶり」と懐かしい挨拶の後、色々と話をしたが、その道に入ればここまで変わるのか。と驚きも感じた。今何が必要で、大切なのか他事ではなく、自らも戒めなければいけないと痛感する。

2009年9月19日土曜日

指導力

今日の大朝は晴れ。爽やかな秋晴れである。町内各所で運動会が開催されている。さて、来月4日に行われる北広島町大運動会の準備も着々と進んでいる。今年の会場は芸北地域だ。大朝も500名を超える選手の選出も終わり、昨夜はリレー、徒競争に出られる選手を対象にナイター陸上教室を開催した。
勝つためだけではなく、「参加するからにはベストを尽くす。」その意味で毎年開催している。昨晩は選手も50人近く参加され、スタッフや保護者と予想以上の人に来て頂いた。講師は日本陸上競技連盟の副会長、三宅勝次さんをはじめ、森川美城さん、堀江一成さん、水成太郎さんと名門中・高校の指導者ばかり、そうそうたる先生方に指導いただいた。大人と児童に分かれ、大人の部は三宅勝次先生、児童は森川美城先生に指導いただいた。私は選手ではないが最初は皆さんと走っていたが、実に素晴らしい指導をされ、途中からは先生の動きに釘づけになってしまった。実に相手に合った指導をされる。「褒める、渇を入れる、自覚させる、激を飛ばす。」巧みに使い分けられる。選手は自発的に黙々とトレーニングを始める。児童の方も同様である。森川先生は児童と目線を同じにし、最後はこれが小学生かと目を疑うようになっていた。身近い時間ではあったが、指導者の力の大きさを本当に痛感した。参加された方も大きな物を感じ取られたと思う。いい勉強になりました。 講師の先生方、ありがとうございました。又是非お願いいたします。

2009年9月18日金曜日

自信と驕り

今日の大朝は晴れ、朝夕すっかり涼しくなり、寒さを意識する時節になった。芸能界の薬物騒ぎ、「二度とこのような事はしません。」調子の良い言葉を羅列している。ドラマでも演じているようにしか思えない。・・私にはどうでもいい話である。さて、昨日も話題の中、「社会に出て、数年たち中堅になって驕りでしょうね。」そんな会話が有った。会社のみならず、様々なところで起きるトラブル。「対応の早さ」「忠告の受け入れ」非常に重要である。一番気の毒なのは「自らを正当化し、人の話を受け入れない人」である。
是非を言っているのではないが、自らの立ち位置が分かっていない人に多い。「自信と驕り」紙一重である。一番重要な事は「評価」と言う事ではないだろうか。評価は評価でも「自己評価」が高い人がいるがこれは「驕り」そのもの。自らが一歩でも二歩でも学び成長する気持ちはとても大切だと思う。
他人の力を借りることは、自らに無いものを得る事である。正に学び、そして成長そのものだと思う。
私はいつも言っているように、人の出会いも必然。しかも、一瞬早すぎず、遅すぎず。
人との戯れはとても大切そして、とても素晴らしいものだと思う。大切にして行きたいものだ。
そして忘れてはいけないものは「感謝」。それらの実践こそ、自信となって行くのだろう。

2009年9月15日火曜日

人生は習慣の織物

今日の大朝は晴れ。天候も日替わりメニューのようだ。刻一刻と根底から大きな物が動いていることを痛切に感じる。「人間は万能な生物」である。しかし、変化には反応する。今朝、会社でも伝達したのであるが、昨年末のリーマンショック以来、既に大きな変化が有り、更に大きく動き続けている。いかなる社会になっても主役は「人間」だと私は確信する。しかし、世の中のシステムはその人間を人間として扱わず、、システムで人間を動かす仕組みがどんどん進んでいる。仕方ないと言えばそこで終わるが、「志気の低下」「自覚のなさ」「利己主義」で決めごとを守らなかったり、平気で嘘をついたりする人間がいるからこそ、人間が仕組みに使われるようになってきている。正に、自業自得。しかし、どうすればいいのか。
人の営みの中では仕方ないことではあろうが、先人は「この暗黒を嘆くのではなく、一燈を点けよう」
と気がついた多くの方々が一人一燈、萬人萬燈と真剣に随所での世直しの行をして頂き今日が有ると思う。生意気な事を言うようであるが、いつも家内から「こんな癖が有る」「こうしたらそうする」と悪い癖を注意されるが、注意されなければその小さな積み重ねが「習慣」になり、そうした人生を歩んで行くようになるのであろう。安岡正篤先生は「人生心條」の中に「良かならぬ習慣になれるべからず。人生は習慣の織物と心得るべし。」と言われている。昨日の日本の宝、鈴木イチロー選手の話を聞きながら、自問自答させていただきました。素晴らしいの一言です。活学として学ばせて頂きます。

2009年9月12日土曜日

雨の日は雨の日のように

今日の大朝は雨、恵みの雨で有るが本日は大朝中学校の運動会、中止になった。会社でも多くの社員が関係していたが仕方ない。予備日が14日(月)と言う事であるから問題である。
さて、何気ない事であるが、自転車で通勤する社員が全て「レインコート」を着て出勤してくる。当たり前の事であるが、私はとても嬉しい。傘をさし片手で来る者、ずぶ濡れで来る者、以前は自由自在で有った。道路交通法も変わったのも事実であるが、会社で徹底的に指導してきた。私が嬉しいのは「指導して守ってくれたから」ではなく、自らが自覚してくれている。そのことが嬉しい。とても大切な事である。
レインコートに長靴をはいて、「おはようございます。」と元気な声。この悶々とした世の中で改めて新鮮に感じた。「雨の日は雨の日のように過ごす。」生きる大きなヒントが有る。・・・・先程も、お弁当作ったのに残念でした。中学校の保護者の社員が入ってきた。本日もスタート、真剣に頑張らなくては。

2009年9月7日月曜日

第26回 八幡高原 聖湖マラソン

今朝の大朝は快晴。朝晩めっきり涼しくなった。昨日、八幡高原・聖湖マラソンに参加してきた。昨日も快晴の中、3200人を超す、過去最高のランナーが集まり盛大に開催された。応援やサポートを含めると10000人近い人が集まっておられる。大会関係者の努力の賜物であろう。私は昨年に引き続き5Kmに参加した。健康マラソンとは言うが、大会となれば自己との戦いで昨年よりは頑張ろうと言う気持ちが働く、昨日は気温が上がり、思わぬ苦戦をした。昨年よりはタイムは縮めたが課題も多く、走り込みの不足を感じた。と言うのも、このコースはアップダウンが大きく、体力、筋力が大きく左右する。しかし、沿道の地域の方々が「ガンバレ」と声をかけて頂き、止まりそうになっても「もう少し頑張ろう」と言う気持になる。
また、大会前に友人の娘さんが「これを着けてマラソン頑張って」とミサンガをプレゼントしてもらって、右足首につけ走った。地域の応援、ミサンガ、また、サポーター役の妻や友人の尽力にも感謝感謝である。お陰さまで、とても良い汗をかくことができ達成感はしっかり味わった。今回は計測で日本初の試みの厚み0.3mm、重さ0.5gのICタグをゼッケンに貼り、そして回収不必要と言う試みもされていた。また、今回はスキー場の事情でトイレも使用できなかったが、仮設トイレも充実しており混乱も見えなかった。昨年も感じた事であるが、大勢のスタッフ、運営と大会関係者の情熱と気配りを本当に感じる素晴らしい大会である。私も同様であるが、参加された選手の皆さんも「気持ちのいい汗」と「気持ちの良い運営」に感謝されていることであろう。有難うございました。
マラソンは1人の競技ではあるが1人で出来る事は無いな。・・・つくづく感じる。

2009年9月3日木曜日

これでいいのか

今日の大朝は曇り、これから雨になりそうだ。昨日は一日中快晴で有った。日替わり天気だ。
民主党の圧勝で総選挙も終わり、今週もはじまった。週初めから出張していた。台風に直撃する羽目になったが、翌日は快晴と何だか何もかもが良く分からない。日本はリーマンショック以降、大変な不況になっている。すべての産業に大きなダメージが加わっている。製造関係は更に安い人件費を求め、海外移転を進めている。・・・疑問が募る。さて、大都市での光景であるが、売店、ウェイトレス、ホールスタッフ等など大半が中国人を中心とした外国人だ。働きぶりも、言葉遣いも実に質が高い。こつこつと一生懸命働いている姿は力強いパワーを感じる。一方、日本人はハローワークに行くがいい求人がない。電車の中での光景は異様である。大半が携帯電話片手に何かしている。仕事が無いのではなく、しないのでは。このような随所の光景を見ていると「これでいいのか」と思う。・・・・他人事ではなく身の回りのチェック。どの様になるかは誰も分からないが、途轍もない大きな規模で確実に動いていることは事実である。

追記
また、先月もこのブログへのアクセス数が更新しました。明るく前向きな話がないので心苦しく思いますが、今月もよろしくお願いします。
インドネシアの地震、知り合いに被害はないかと心配しています。・・情報が有れば連絡ください。

2009年8月29日土曜日

七字の歌

今日の大朝は晴れ。今月もあと数日、月末追い込み中である。リーマンショック以来、国内外を問わず大きな変化が生まれてきている。電機業界でも花形産業の太陽電池市場も欧州関係の落ち込みでフル回転とは行っていない。この大不況は果たしてどのように克服して行くのであろうか。我々の業界も更なる「安い労働力」「大きな市場」を求め海外移転を加速している。私は今こそ日本の正念場で力を発揮するところではないかと思う。しかし、不安と心配は募るばかりである。昨日も話の中で「今までが良かったから、今、これからが心配なのだろう。」と先輩から言われた。今まで良かったという実感はないが、言われてみるとそうなのだろう。出来る事は、日々を確実に前進することだけである。帰りに、ふと立ち寄ったお店の壁に坂村真民先生のこんな言葉が貼ってあり目に飛び込んできた。七字の歌「よはねをはくな、くよくよするな、なきごというな、うしろをむくな」勇気を貰ったような気がした。

2009年8月25日火曜日

前進あるのみ

今日の大朝は晴れ、朝晩めっきり涼しくなった。稲穂も色づき前ではあるがしっかり見え始めた。
テレビをつければ、芸能界の「薬漬け」の話題ばかり・・・・、私にとってはどうでも良い事である。(とことん厳しく罰してほしい。)それより国を左右する程の総選挙中でしょう。何か、本末転倒しているような気がしてならない。甲子園の熱い戦いも昨日終わった。優勝チームの皆さん本当におめでとうございます。
丁度昨晩、母校の新庄高校野球部の迫田監督のお話を聞く機会が有った。新庄に来て頂き2年になる。昨年の秋の大会では広島県優勝に輝いた。現在の状況を語って頂いたが、確実に力が付いてきているようである。印象に残った言葉が「強いチームは言い訳をしない。」この言葉は瞬時に私の脳裏に焼きついた。学校であるため、文武両道は勿論であるが「何を目的にこの学校へ来ているのか。」を明確にすれば何をしなくてはいけないか見えてくる。さすが、名将の言葉は重い。「まじめ、素直、努力家」これが新庄野球のベースにある。日々の練習量も中途半端ではない。同じだけ働けば企業で有れば皆優良企業になるほどである。彼らは目標に向かって「前進あるのみ」の日々である。・・・本当に大朝という小さな地域の光明である。「見えない根たちの願いがこもってあのような美しい花となるのだ。」この詩のように優勝と言う最高の花を咲かせてほしいものである。

2009年8月24日月曜日

大切な時

今日の大朝は晴れ、朝の気温20度。朝晩すっかり過ごしやすくなった。
さて、世界同時の大不況の中、日本は30日の投票日に向け、激しい選挙戦が繰り広げられている。
与野党逆転、色々な報道が流れている。昨日も地域の集まりの中でもやはりこの話題で盛り上がる。
何はともあれ、「国民の民意である」その結果に従うしかないが、真剣な判断で一人ひとりが投票してほしいものである。企業を取り巻く環境も刻一刻と厳しさを増してくる。何度も同じことを繰り返すが、今回の変化はスケールが違う。「世直し」と言う、言葉だけは繰り返されているが実際に経験したことのない途轍もない大きな変化が起きている。政局の安定を願いながら、企業運営も大きな組織で動いている。正に「決断の時である。」企業もその決断でどのようにでも変化する。その最終決断をするのは社長である。同じ社長でも「身銭で経営しているオーナー経営者」もいれば、結果のみの「アメリカ方式の経営者」まだまだ色々な立場で経営されている方がおられる。今までは大手上場企業、零細企業で価値、評価がきまり、学歴資本主義だけで今日まで来たが、これからは本当に難しくなるのではないかと危惧することがしばしばある。しかし、解決策もなく、悶々と日々を送っていたが本を捲っていたら、次のような言葉に出会った。教育者:森信三先生が「お金の苦労を知らない人は、その人柄がいかに良くても、どこか喰い足らぬところが有る。人の苦しみの察しがつかぬからである。」また、こんな言葉も浮かんできた「行って余力あらば以て文を学ぶ」つまり、学問が人生の第一義ではなく、生きることが第一義である。と言う意味である。
色々な立場で考えてみたいものである。・・・なるようにしかならないのではあるが、出来うるならば「政治も・経営も空白だけは避けるべきだと願うばかりである。」

2009年8月22日土曜日

百日紅

今日の大朝は晴れ、先程まで小雨が降っていたが日が差してきた。天気予報からしても良い天気になるだろう。さて、我家にある「猿すべり(百日紅)」の花がきれいに咲いている。定かではないが、親からの話を聞いても100歳に近い古木であることは間違いない。それが、数年前の台風で倒壊し、大木の3分の2は伐採した。木の芯の部分もなく、スペルの「C」の幹で生き続け今年もきれいに咲いている。
幹や鋭角に折れた枝を見ると「痛々しさ」は有るが、この力強く鮮明にまたきれいに咲いている花。ひと際インパクトを感じる。相田みつをの詩ではないが「夢はでっかく根は深く」きっと、この百日紅は
途轍もない大きな夢と細くてもしっかり深く大地に根づいているのであろう。今の大不況、政局の空洞、まさに世直しで大きな不安ばかりではあるが、体は細く傷ついていても「我家の百日紅」のように「夢はでっかく根は深く」、力強く生きて行くことが必要だと教えてくれているのかも知れない。

<物語> 中国の伝説で、恋人と百日後に逢うことを約束した乙女が、約束の百日目の直前に他界、その死んだ日の後に咲いたという花.日本では元禄時代の園芸書「花譜」に、「紅花が100日間咲く」と説明があったので、”百日紅(ひゃくじつこう)”また、木の肌が滑らかなので、猿も滑ることから、”猿滑”とついた.木の肌を掻くとくすぐったそうなので”クスグリノキ”という別名もある。

2009年8月20日木曜日

内側にあり

今日の大朝は晴れ。少しうす雲がかかっている。今日も暑くなりそうだ。「変動する世界」この言葉は常に使用されてきたがこの100年に1度とも言われる大不況。変化のスケールが違う事に驚く。目先の変化は我々にも気付きやすいが大きな変化は想定不可能である。弊社を取り巻く環境もとても不気味である。高校の同窓会後、メールや手紙、来社と同級生とやり取りが有る。長い年月でそれぞれ多くの経験と歳を積み、進む方向には大きな差が有るが、同窓と言うのは本当に良いものだとつくづく感じる。
さて、私の部屋がこんなに明るかったか?とふと感じ、周りを見てみると玄関の庭木の剪定がしてあった。今週の月曜日に剪定して頂いた。何故こんな事に関心が有るかと言うと、私の部屋は試験的にLEDの蛍光管タイプにしている。消費電力は確かに少ないがとにかく暗い。・・・・(その関係で明るさに敏感。)また私流のこじつけだが、「庭木を剪定してこれだけ部屋が明るくなる」こんな事は身の回りにも沢山あるだろうと考えてしまう。整理整頓すれば部屋が広くなる。窓ガラスを磨くだけでも部屋が明るくなる。・・・等など。私達の習慣では無意識のうちに「暗ければ・・電気をつける。部屋が狭ければ・・増築する。」と言ったように問題解決をする。新たの物を増やすといった外面的な発想から内面的な手を加えたりして行う発想こそこれからの新しい時代に必要ではないかと思う。弊社も「経費節減」は必須であるが、社員に繰り返し言っているのはとにかく「物を大切に使用する。」これが一番の節約だと言っている。こんな話をしていると又、師と仰いでいる石川洋先生の言葉が浮かんでくる。「根を養わず、地を耕さず、花のみを求めてはいないか。」心しておきたい。

追記・・・昨日も始めてこられたお客様が私のブログを見られたらしく、古典に精通ですね。と言う話から会話が始まった。同じように台湾の友人も古典を使ってもらうので非常に理解できる。ところで誰の思想が好きですか。と質問が有った。私が古典が好きになったのは20年以上前に交誼頂いている、地元の歯科医師から「貞観政要」(中国の帝王学)の本を頂いたのがきっかけでその後、大学、菜根譚、論語等などと読み始めました。会社経営や日常に全て密接しており、「活学」そのもの、何千年前も今も時代は関係なくまさに基本書として読んでいるだけで、決して「古典」に精通でもなく、また、誰の考えが好きと言う事もありません。「自らの考えを整理整頓」しているだけです。

2009年8月17日月曜日

元気再生

今日の大朝は晴れ、今年の夏は本当におかしい。梅雨の延長のような日々が継続している。久しぶりの晴れのような気がする。盆連休も色々な事が有った。14日は地元、大塚地区の盆踊り、今年は天候の心配もなく多くの人に来て頂き大盛会のうちに終了した。翌日の15日は新庄高校27回卒業の同窓会をした。卒業して35年、前回15年前に開催しているので、15年ぶりの再会で有り、前回来れなかった人とは35年ぶりの再会をした。地元にいる関係で有志4名で幹事をさせて頂いたが、「初盆」とか家庭の理由で来れなかった人が多く、年齢のホジションを改めて認識した。また、残念な事に他界した者も多く驚いた。やはり、特に女性の方はすぐには分からず躊躇したが時間が経つにつれ、蘇ってくる不思議さも体験した。52名参加して頂き恩師の先生も2名参加して頂き、思い出話に花が咲いた。私の予測では「健康の話と孫の話」が中心かと想像していたが、何が何が、皆さんそれぞれ「力強く第一線で頑張っている」勢いと貫禄を感じた。教員、公務員、医師、自営等など職種地域はバラバラで有るが、この大変化の真っただ中にいる課題は共通で有った。しかし、忘れかけていた「青春時代の思い出の再現」は参加者全員の「元気再生」の糧となった事は間違いないことだろう。二次会へも大半が流れ寄せ、笑い声が飛び交っていた。良き友・・・最高。

2009年8月11日火曜日

愛用品

今日の大朝は曇り、どうしたんだろう今年の夏は。このまま秋に入って行くのだろうか。何もかもが変な事になっているようだ。静岡の地震のニュースで今日も始まった。先程、静岡の友人に電話したら幸いに大きな被害はなかったとのこと。一安心である。朝、地震のニュースを食い入る様に見ており、ふと傍の鏡台を見ると、へちま水のへちまのマークがこちらを向いている。実感で「普通・通常」の幸せを感じた。岡山や静岡は災害や地震・台風で大変な事になっている。何もなく普通に生活できる事は本当に幸せな事だと改めて感じる。話は変わるが「へちま水」、実は無くてはならない愛用品である。
使用し始め、何十年になるかは定かでないが、オールシーズン顔につけている唯一のケア製品だ。整髪料もクリームも全く使用しないので1本400円のへちま水のみである。押し売りではないが、実に優れものである。是非お試しを・・・。
ちなみに愛用のへちま水は「志都(しず)の岩屋 へちま水」島根県邑南町田所の瑞穂道の駅で販売しています。1本400円

2009年8月10日月曜日

一枚の絵

「故 伊藤博夫先生から頂いた絵」
今日の大朝は曇り、蒸し暑い。今日も雨の予報だ。台湾も台風が直撃、日本も昨日から昨夜にかけ豪雨でかなりの被害が出ているようだ。さて、昨日も大朝は雨だった。先日、他界された「伊藤博夫先生 お別れの会」が北広島図書館ホールで行われた。35年の教員生活、その後は議会議員、議長として、また、新庄学園理事として、同窓会長として、精神一到、地域の為に尽力いただいた方である。特にこの5年間は新庄学園創立100年記念事業完遂の為に先頭に立ちリーダーシップを発揮された姿は忘れることはない。皮肉にも、5月3日の100周年記念式にはすでに体調が悪そうであったが、全ての記念行事を気丈にも果たされた。途轍もない大きな思いが有ったに違いない。その後病魔は衰えることなく、7月10日還らぬ人となられた。私にとっては勿論恩師でもあるが、社会に出てからの思い出が多い。「どっしり落ち着いて深みがあり、物事にこだわらず、大きな器量、才能にあふれ雄弁」古典の「呻吟語」の中でも人間を洞察した名言として残っているが、まさに上述のとおり、全てを兼ね備えておられた先生であった。議会議長に成られてからは忙しさが増し、機会は少なくなったが時折、好物のお酒を飲みながら楽しい話を聞かせて頂いた。先生は万能の方で絵画もこよなく愛し、自ら沢山の絵を描いておられた。自宅で見せて頂いた、「上高地・大正池」の絵は私も好きな絵であった。10数年になるが、先生のご自宅で絵の談議をしていたら「わしの絵は素人絵だが親戚の画家が描いた絵が有るけぇ、持って帰れ。」と一枚の絵を頂き、自宅に飾っている。先生との縁は語りつくせないが、聖職を生涯まっとうされた方であることは間違いない。若いものをこよなく愛し、「素っ晴らしいのぉ」と褒めてくださる。反対に厳しいところもあったが兎に角「褒め上手」な先生であった。76年間の偉業は誰をもが認めるところではあるが、先生からいただいたご指導はこれから永年生き続けて行くことだろう。「お疲れ様でした。また、ありがとうございました。」

2009年8月6日木曜日

トップの心構え

今日の大朝は曇り、先程は雨がぱらついていた。昨晩はとても蒸し暑く寝苦しい夜だった。さて、昨日も色々な方とお話をする機会が有った。世の中がこれほど大きく変化しているため、全てが変わってきている事を随所で感じる。変化を感じる時にいつも痛切に思う事は「主役は人間」その事である。時代は変遷しても基本は変わっていない事に気が付く。中国の古典を読めば読むほどその事に気が付く。昭和の年号も「書経」の「百姓昭明にして万邦を協和す」から出ている事はよく知られている。日本と中国の密接な関係も良く分かるし、儒教の教えと言うのは、いっこうに古びていないどころか、極めて今日的な指針を含んでいる事に気が付く。マネーゲームの末の今日の大不況で有るが、同時に個(エゴ)の限界も気づかなくてはいけないと思う。小生も町工場のトップとしてまた、ボランティア集団のトップとして、常に時代背景を見て、今どうするべきか、また、何をしなくてはいけないかと、軽頭を悩ましている。しかし、トップが判断を誤ると関係者すべてが犠牲になってしまう。責任は重大である。「書経」の一節である。「木は縄に従えば則ち正しく、后は諫めに従えば則ち聖なり。」直訳すれば(木は墨縄に従って製材すれば真っ直ぐな材がとれる。君主も部下や周りの諫言に従ってわが身を正す事が出来れば立派なトップになれる)唐の時代の名君、太宗の言葉である「私はごらんの通り愚か者だが、幸いにも、そちたちがよく過ちを正してくれる。どうか今後とも、天下泰平を実現する為、遠慮なしに直言してほしい。」私も勿論であるが、現代のトップにも、こういう心構えが望まれることは確かであろう・・・・。

2009年8月5日水曜日

心のスイッチ

今朝の大朝は曇り、昨日梅雨明けとの事、広島市内は日も差し梅雨明けを感じたが大朝はどうもすっきりしない。昨日、江津工場の社員から一通の手紙が届いた。葬儀のお礼と親を亡くした悲しみ、亡き母が会社にもよく来てくれてた思いで、この辛さを克服しなくてはと言う心の動きが綴られていた。社員にとって会社の存在は大きいものであることを痛感し、嬉しくもその責任を感じた。一日も早く気持ちの整理ができる事を祈りたい。人は皆、「あの人は羨ましいね。」と自らを中心に物事を考えるが、真剣に話をしてみると、自分自身が経験無いことや、辛いことを幾多も経験されている。顔の表情に出したり、くよくよするのではなく、一つ一つ奮起克服されていることに気が付く。そうである、自分自身が「心のスイッチ」を入れないといけない事に気が付く。以前も紹介したが、教育者・東井義雄先生の「心のスイッチ」まさにこの事であろう。
人間の目は不思議な目、見ようと言う心がなかったら、見ていても見えない。人間の耳は不思議な耳、聞こうと言う心がなかったら、聞いていても聞こえない。頭もそうだ、初めからよい頭、わるい頭の区別が有るのではないようだ「よし、やるぞ!」と心のスイッチが入ると頭も、素晴らしい働きをし始める。
心のスイッチが人間をつまらなくもし、素晴らしくもして行く。電灯のスイッチが家の中を明るくもし、暗くもするように。・・・なるほど、何かに感じ自分もうかうかしておられない奮い立つ気持ちこそ一番大切な事であろう。

追記
台湾料理がおいしいのは皆さんご存じだと思います。私の大好きな「空芯菜」はおなじみですが、写真の「龍髭菜」(ロンシンサイ)初めて食べましたが美味でした。台湾へ行かれた際はぜひお薦めです。
日本でも栽培されているようですよ。

2009年7月31日金曜日

いいおばさん

今日の大朝は曇り時々晴れ。蒸し暑い。今年の夏はどうなっているのだろう。大朝は8月も盆を過ぎると例年は肌寒さを感じるようになる。それまでに梅雨は明けるのだろうか。先日、台北出張の時の1コマである。ホテルに戻るとピアノの音が聞こえる。見るとラウンジで演奏していた。ムードに負けて、カウンターに座り聞くことにした。周りを見ると外国人ばかりである。ワインの注文も頻繁にあり、私がすわっているカウンター横でグラスに注ぐのであるが、その光景が余りにも面白く「耳はピアノ、目はグラス」状態。
ワインの分量を正確に揃えるのに、目線を平行に何度も何度もチェックし、また、第三者にもチェックをしてもらい、お客に持って行く。完全にマニュアル化している。・・・私は「そこまでしなくても」と思うが、お客様は厳しいのだろう。ふと、その光景を見ながら昔の事を思い出した。田舎の駄菓子屋での事であるが、子どもであるため、釣銭の代わりにお菓子をもらっていた。「5円のお釣りの時は5円のお菓子」と言った感じである。5円のお菓子がない時は10円の菓子を半分にしてもらい、半分を貰う。・・・・その時である。均等に割るのであるが、どうしても大きい方と小さい方が出来てしまう。その時、お店のおばさんは必ず大きい方を渡してくれていた。それが嬉しくてうれしくて…。「いいおばさん」だとずっと思い続けていた。知らず知らずに、自分自身、その嬉しさが快感になってしまいそのような時には「大きい方、多い方」を相手に渡す習慣になっていた。・・・・あのワインのようにピッタリ、同量に越したことはないが。

2009年7月30日木曜日

拳拳服膺(けんけんふくよう)

今日の大朝は曇り、久しぶりに良い天気になりそうである。7月度は国内外の出張が続き、慌ただしく過ぎてしまった。広範囲に動いてみて痛感した事は余りにも大きな変化である。世の中全体が恐ろしいくらい大きく変わっている事である。「大朝山の山猿」では太刀打ちできない。自ら、変化変化と掛け声はかけるが実は「現状の守り」に入っている事が大海に出て初めて良く分かる。孔子は、正しいことをやっている人間を天は決して見放さない、と自分の歩む道に絶対の自信を持っていたと言う。古典から学ぶことは本当に沢山あると思う。こんな一節もある。会社や家庭、地域でもみな当てはまるのではないだろうか。何かをなそうと思っても、すぐに諦めてしまうのも私を含め若者の特徴である。孔子や孟子はこのように言っている。「弟子が「先生のご説明には大賛成ですが、それを実行するのは、私には力不足で出来ません。」と言うから、出来ないと言うのは途中までやって、ぶっ倒れた者が言うセリフだよ。おまえのは、(出来ない)ではなく、(やらない)の言い訳じゃないか。自分で自分をダメ人間扱いしているのと同じだぞと諭した。」日常でよくある話である。また、目先の損得重視の現在、「思いやり、正義」が大切な事は良く分かるが、このような事も言っている。「思いやりが冷酷や非道に打ち勝つのは、あたかも水が火に勝つ様に自明のこと。ところが、最近の思いやりを心がけていると称する者は、まるで車に一山もある薪が燃え盛っている時に、その炎に向ってコップ一杯の水をかけているようなものだ。それで火が消えないと、なぁんだ、やっぱり水は火に勝てないんだ、思いやりや正義は悪や冷酷に勝てないんだと諦めてしまう。それでは冷酷や非道が世にはびこるのに手を貸しているようなものだ。どうして、もっと多くの水をかけたり、たとえコップでもかけ続けようとしないのだ。」・・・・・・。実に参考になる言葉である。
是非は分からないが政局も経済も「変化が起きる前には必ず決断がいる。」誤った事だけは避けていただきたいものである。私自身もこの言葉を拳拳服膺し、舵取りをして行きたい。

追記
拳拳服膺(けんけんふくよう)・・心に銘記して決して忘れないこと。

2009年7月29日水曜日

胆力(たんりょく)をつける

台北・陽明山
今日の大朝は雨、時々強く降っている。長い間、ブログの更新ができず申し訳ありません。各方面から催促やお尋ねを頂きました。「よほど忙しいか、入院しているか。」だと、決めつけている友人もおられました。実は「よほど忙しかったのです。」先週末は1年ぶりに台北へ出張してきました。何故、週末なのか?・・(ゴルフか遊びの目的)・・皆さん察せられると思いますが、実は広島からの台北行きの飛行機が減便になっており、週末になってしまい、帰りも日曜しかなく変な出張になりました。
飛行機の減便は人数減が起因していますが、何が一体起こったのか・・・?また、台北市内も日本人客が少ないのにも驚きました。行きつけのレストランもまるで日本ではないかと勘違いするほどであったが台湾人がほとんどで空き席が目立つ始末である。友人の話によると台湾はタクシーが安いので、生活の足として活用していたが、仕事では経費削減で使用を減らしているとの事。やはり、総合的にこの変貌を考えるに、「マネーゲームの果ての大不況」これが一番大きく関係しているように思う。弊社も昨年の11月、青天霹靂で生産が落ち込み、生死を彷徨うごとく月日を重ねてきているが、青天霹靂の繰り返しばかりである。しかしながら先を病んだり、不安がっても仕方ない。現実は現実である。生き延びるのだと言う揺らぎ無い信念のもと、まさに腹をすえて物事に臨まない限り、この濃霧から抜け出せないと考える。「腹がすわれば、次に打つ手が見える。」・・・(胆力をつける。)今、自らに一番必要な事ではないかと思う。 これほど世の中全体が大きく変化しているのであるから、変化しない限り生き抜くことはできない事は事実である。・・・大きく変化の時である。
追記
土曜日は友人が北投温泉・陽明山へMRT・バスと乗り継ぎ連れて行ってくれた。陽明山は多くの家族づれ、夫婦と登山やウォーキング等など楽しまれていた。その人数は半端なものではない。この過ごし方も景気の影響が随分関係しているように思えた。

2009年7月20日月曜日

ライスフィールドソフトバレー大会 ②

昨日の大会の「ファッション賞」受賞の「大芝ガンバ」チーム、大会皆勤賞チームで毎年色々なテーマで参加される。・・・・・・いつも盛り上げて頂き有難うございます。
追記
今は高速道はETCが多くなっているが数年前、この様相で料金所で止まったら、料金所の方が驚き、巷の噂になった事が有ります。

ライスフィールドソフトバレー大会2009 ①

今日の大朝は雨、激しく降っている。昨日は恒例の「ライスフィールド(田んぼの中の)ソフトバレー大会」が北広島町大塚の大塚小学校隣接の田んぼで開催された。地元の元気の種まき集団、「大塚あべまき会」が主催で平成8年から行っている。呉をはじめ広島、島根と30チームが参加、熱戦が行われた。
大雨注意報も発令され、予報も雨。しかし、あべまき会会員の情熱で奇跡とも言えるが時々小雨は降ったものの無事大会終了まで行くことができた。選手の皆さんも日頃、素足で土を踏むことはないが、童心に帰り、体を動かされていた。各チームとも1チームのキャンセルもなく、また怪我もなく無事終了することができ、まずは一安心。あべまき会の役員、スタッフのみなさん本当にご苦労様でした。昨日は44名のスタッフが出ていた。それぞれの役割を確実に行う事が出来るからこそ、このような大規模の運営ができるのである。本当に素晴らしい事であると共にこの連帯感は地域の宝である。あべまき会も結成して21年になる。現会長も5代目、確実に世代交代してきているが私達に出来る事は全面的に協力して行き、更に楽しく住みよい地域にして行きたいものである。
今日のこの強い雨を眺めながら、「お天道様」に感謝感謝。
昨日の結果は「さんかくむすび」の部(大人) 島根県邑南町「チーム内坂」、呉市「もっくりんず」、北広島町「バンドゥン」が優勝。
「たわらむすび」の部(ファミリー) 北広島町「大朝人くらぶキッズ(大内ファミリー)」が優勝。
新米こしひかり60kg、または町内食事利用券20000円、優勝賞品を獲得された。おめでとうございました。

2009年7月17日金曜日

原因自分論

今日の大朝は雨、朝から断続的に降り続いている。仕事の方も底打ちから多少上向き、今月は久しぶりに連続稼働をしている。さて、残念な事に同じ繰り返しの不良流出に歯止めが効かない。都度、浪費をかけ「流出防止」の対策を打つが、結果からすれば対策になっていないと言う事になる。「人間がやることだから仕方ない」これでは済まない。何故ならば、「決められた事を守る」今この事が一番大切な事である。それが、根底から覆さなくてはいけないのであるから、まさに大事である。先日、新潟の友人の社長から勧められた、法政大学の坂本教授が書かれている「日本でいちばん大切にしたい会社」と言う本の中に「経営がうまくいかない理由は内側にある。」環境や規模や業種ではない。使命と責任を果たそうと言う意識が欠落しているだけ。と明言されている。そして、企業経営は「人・物・金」だとか「人材・技術・情報」だと言うが、そうした見方が既に誤っている。「一に人財・二に人財・三に人財」で、後は人間を幸せにするための道具に過ぎないと書かれています。「物」と言うのは設備や商品と言う名の道具。お金だって、人間が経営活動する為の道具にすぎない。つまり、不況を克服できる唯一の経営資源は「人財」しかありませんし、好況を持続させることのできる唯一の経営資源も「人財」。更に景気は与えられるものではなく、創るもの。・・・・・と続く、も、もう分かりました。と言いたくなる。得心しております。結果を出すだけである。 あさ出版から出版されています。お薦めです。

2009年7月14日火曜日

言うは易し行うは難し

今朝の大朝は晴れ、今日も蒸し暑い。社員教育の大切さは身にしみて痛感しているが反対にこれだけ難しく、結果として表れが見えないものもない。しかし、教育は大切である。基本となるのはあくまでも個人、その個人が個々にレベルアップしない限り結果などでない。いつも会社で口癖のように言う事が有る。「なぜ飲酒運転が減ったと思う。」昔から悪いことなのになぜ今になって減少しているか。個々の自覚、認識が変わったことに尽きるのではないだろうか。教育者の東井義雄先生の詩に「人間の目は不思議な目、見ようと言う心がなかったら見ていても見えない。・・・・(耳も頭も同じことと、続く)、結局、心のスイッチが人間をつまらなくもし、素晴らしくもしている。漠然とした表現だが「心、意識、自覚」が大きな鍵を握っていることは事実であろう。私は会社としての小さなステージしか今は集中できないが、ここに大きなポイントが有るように思う。先日、東京で早朝ジョギングを済ませ、ホテルの近くの
愛宕山神社に寄った。階段の多さと、傾斜の厳しいのには驚く、一人の老人が段ボール箱を持ち階段を一段ずつ掃除されていた。お早うございます。と言うと、返事が返ってきた。お元気で何よりですね。すると老人が1年365日毎日させて頂いています。失礼ですがおいくつですか、と尋ねるとこの階段の数と一緒で86歳です。と答えらた。お住まいは近所ですか。銀座から来ています。見ると、小さな自転車が一台あった。そんな会話を済ませホテルに帰り、「健康のため」にすれば余りにもハードすぎる。確か、昨年も同じホテルに泊まり、余りにもきつい階段の傾斜が珍しく、写真をとったことを思い出した。
会社に帰り、保存している写真を見てみると、何とあのおじいさんがダンボールを持って掃除している姿が写っていた。まったく記憶にもない、まさに「見ようと言う心のスイッチ」が入ってなかったのであろう。
継続は力なり、来年の事を言うと鬼が笑うが、又会う事が出来たら、「なぜ、この過酷な掃除を続けておられるのか。」聞いてみたいと思う。何れにせよ、人ではない自らの確立だ。

2009年7月13日月曜日

チャレンジ大賞受賞

今日の大朝は曇り、蒸し暑い。先週末はチャレンジデー2009、ワークショップへ事務局スタッフと参加した。今年度からアワードが新設され、大朝地域は「参加数全国一位」でチャレンジ大賞を受賞した。2年連続日本一、全国からの代表者の前で当日の様子をお話しさせて頂いた。平成の大合併で大朝地域が寂れて行くようではいけないと言う思いから、挑戦を始めたチャレンジデー。住民の団結力の強さ、健康志向の強さ、随所のスタッフのリーダーシップの強さ、等などでこのような形で表れているのだと思う。
継続は力なり、自然体で継続できるように今後も努力して行きたい。当日は北海道から沖縄までの大勢の担当者が虎ノ門の海洋船舶ビルに集まり、初めての方もいれば1年ぶりの再会で話が盛り上がる人もいた。このようないい形で「大朝」を宣伝でき、素晴らしいことだと思う。これも素晴らしい地域民のお陰である。

追記
2009年度の実施自治体は102か所(25市28町5村44地域)、参加者数1,259,719人
最高参加率:北広島町大朝地域111.2%

2009年7月9日木曜日

新庄夜市

今日の大朝は曇り、今日も慌ただしい一日であった。さて、大朝地域の夏を告げる祭り「新庄夜市」がこの土曜日7月11日、北広島町新庄・学園通りで開催される。今回で28年目を迎える。通りには地元の各種団体の出店や近隣団体の出店もあり、例年通り今年も盛り上がりを見せることであろう。
新庄夜市名物の「巨大提灯」も登場、地元の有志、商工会青年部がこの夜市の為にこつこつと準備を重ね、実に素晴らしい祭りを創出してもらっている。時間は午後5時から10時まで、この土曜日は「昔ながらの街並みを、優しい光が包み込む風情あるお祭り「新庄夜市」に来てみませんか。お待ちしています。・・・きっと、主催者の皆さんの情熱が感じられ、感動を得ることができます。
追記
ステージでは音楽ライブや郷土芸能の披露、「肝だめしツアー」幻想的な竹キャンドル等など楽しい企画が盛りだくさんですよ。

2009年7月7日火曜日

目に見えない根を

今日の大朝は曇り、昨日に引き続き蒸し暑い。今日も朝から多くの方が来社される。この時代に前年比5%売上を伸ばされたと言う会社もおられる。ただただ、敬服するのみである。
先程も新潟の経営者仲間の方とお話をする中、景況は何処も一緒、
「工場美化、5Sの徹底、人材教育」
社運をかけて行っているとのことである。弊社もまったく同感でレベル格差は有るとしても、その思いに迷いはない。しかし、最近つくづく思う事は、「底力」「気力」その偉大さと必要性を強く感じる場面に遭遇する。恥ずかしい話で「時間が有るから」会社や自宅の草抜きをする機会が多いが、(時間が無いとしないのか?)草の力強さ、しぶとさ(粘り強さ)、数ミリづつの成長が刈っても刈っても伸びてくる。会社経営で多く学ぶところが有る。いや、有りすぎる。環境や他人や政局の批判や愚痴を言っても虚しさだけが残るが、自然現象から学び行わなくてはいけない事は山ほどある。誰の詩か分からないがタイムリーな素晴らしい詩に出会いました。メモって帰りました。 実に不思議で仕方ない。・・・問題意識をしていれば必然と目に入るのでしょうかね。
「目に見えない根を」
私の住み家は道ばたのアスファルトの小さな割れ目の中、私は人に踏まれてばかりいる栄養不良の雑草で有るけれど、人の足に踏まれるたびに涙をこらえて、歯を食いしばり、土の中に深く根を張るんです。
いつか来る春の日に、いのち一杯の自分の花を咲かせるために。今はただ、目に見えない、たくましい根を育てているんです。

2009年7月6日月曜日

段取り八分

今朝の大朝は晴れ、蒸し暑い。昨日の日曜日は大朝地域の恒例の地区対抗の球技大会が行われた。ソフトバレーボール・グランドゴルフ・カローリングと3種目に地域から選手を出し盛大に開催された。
全種目の選手登録525名、私はソフトバレーボールに参加した。地域体育協会としても大きな大会で有るが、実に各種目とも責任主体も明確になり、スムーズな運営ができ始めた事が大きな宝であると思う。
出て頂く選手は勿論であるが、事務局をはじめ各地域の役員の事前の準備の賜物と思う。「いかに事前準備が大切か」このような大きな大会になればなるほどよく分かる。今までは全て行政に「おんぶに抱っこ」の状態であった。少しずつの意識改革を継続する中、年ごとに成長していることが実感できる。
何より一番うれしく思う事が「段取り八分」と言うが、当日の朝、バタバタすることがなくなった事である。
昨日も朝7時から各会場を回ってみると、グランドゴルフの会場は既に体協グランドゴルフ部のメンバーや地元のコース管理者の方は来られており、準備も前日完了との事、カローリング会場に移動してみると、ここも同様、主管の総合型地域クラブ「大朝人くらぶ」のメンバーもそろっており、余裕の表情で再点検をしていた。最後にソフトバレーボール会場へ行くと、ここも同様、体協ソフトバレーボール部のメンバーがそれぞれの再点検をしていた。全ての会場とも用意万端である。当たり前と言えばそうであるが当たり前が出来ない事が世の常である。大会ももちろん大盛会に終了することができたが「随所に主たり」それぞれ主役となり責任を持って行って頂いたことに尽きると思う。
体協事務局並びに地域の責任者(支部長)又スタッフ関係者の皆さん、お疲れ様でした。確実に昨年よりステップアップしていたと思います。
今朝も地域の方とお話しするのに「大会の時間より長く反省会をした。」等など話されていた。大会終了後、各地域で大会以上の大反省会がなされたようである。これも大きな宝である。

追記
数回の練習を重ね、ソフトバレーボールの試合にのぞんだが、頭と体が一致せず、チームに随分迷惑をかけました。結果はコート優勝はしましたが、反省ばかりの内容でした。ひとつ感じた事は、「攻めて行かないと自滅する。」手を抜いたり、気が緩むと相手チームに関係なく自滅する。と言う事でした。
最後に二宮尊徳の言葉
「太陽の徳、広大なりといえども、芽を出さんとする念慮、育たんとする気力なきものには仕方なし」
発憤力こそ人生をひらく源であることを忘れてはならない。と言う意味です。全てに当てはまる事ではないでしょうか。

2009年7月2日木曜日

ハインリッヒの法則

今日の大朝は曇り時々晴れ。昨日は雨が降ったが今日は良い天気だった。月始めと言う事で各工場で朝礼、昼礼をして回った。石見工場で一人の女性社員が「社長プレゼントです。」と新聞の切り抜きを手渡した。内容は「報告・連絡・相談をしっかり」と言う題目で上司の基本姿勢が記載されていた。直属の上司に見せたら「難しい・・・んだ。」と一言、言ったらしい。内容はまず、「部下からの話をちゃんと聞く」と言う姿勢、管理職足るものしかめっ面して忙しそうに机についているのではなく、少しはゆったりとした雰囲気で席についている時間帯を作る。そして部下が相談に来たら、笑顔で最後まで話を聞く。二点目は、失敗や不具合の原因を人のせいに絶対にしない。真の原因は仕事の進め方や仕事の仕組み、人材の育成方法にあるという考え方を身につければ、人に失敗や不具合の原因を押しつけることがなくなり、反対に部下から失敗や不具合の報告を受けたおかげで、「組織としての改善点が見つかったよ」と報告者へ感謝の気持ちを示すようになれば、組織内の報・連・相は一段と活性化する。その結果、小さな失敗や不具合事例が上司にどんどんと上がってくるようになる。そうしたら、組織としての致命的な失敗や不具合についての事前防止にも結びついて行く。・・・・と言う内容である。皆さん、ハインリッヒの法則の考え方が、報・連・相の基本であると、考えてみてはどうでしょうか。「言うは易し、行うは難し」報・連・相、弊社もその重要性は痛感しており、力を入れているところです。
社員は社員なりに考えてくれているようである。いずれにせよ、結果を出し、繁栄の道へ進みたいものである。・・・心ある社員に感謝。

追記
「ハインリッヒの法則」仕事における失敗の発生確率は[1:29:300]
1:致命的な失敗
29:顧客から苦情が来る失敗
300:クレームにならなかったが、社内の担当者は「ひやっ」とした事のある小さな失敗

2009年6月30日火曜日

ブリヂストン美術館

今日の大朝は曇り、時々雨。蒸し暑い。先週末は打ち合わせで東京へ出張。打合せが中央線沿線の為久しぶりに新宿へ宿をとった。普段の賑わいは知らないが、歌舞伎町周辺は大勢の人々が行きかっていた。翌朝、6時頃ジョギングをしようと外に出てみるとまだ多くの人々が行きかっている。不思議さと怖さが錯綜、やはり東京には不景気感は感じられない。仕事の打ち合わせの時、お客さんが「お帰りの時、時間が有ればブリヂストン美術館へ寄ってみてください。」とご案内を受けた。何分無知な為、名前すら知らず恥ずかしい思いをした。東京駅八重洲口から近いので、行ってみることにした。歩いて行く途中、制服や私服の警察官が沢山立っている。だれか要人でも来られるのかと思いながら美術館を目指した。
到着し、入口をはいると「何と」美術館の中にも沢山の警察。思わず受付で「何が有ったのですか。」と尋ねると、皇后陛下が来られています。と言う事で有った。・・・それで今までの謎が解決。
入ってもいいのですか。と問うと、どうぞと案内された。余りにも近くにおられるので何か緊張し、絵を見るどころか皇后陛下の方が気になった。30分でお帰りになったので、やっと、絵に集中、実に素晴らしい絵が沢山あり、感動の連続であった。マティス・ルオー・ルノワール・モネ・セザンヌ・ヒカソと素人の私にも十分納得できる作品が多くあった。特にカミーユ・コローの作品の前ではひと時足が止まってしまった。
気が付くと新幹線の時間間じかになり、後ろ髪をひかれる思いで帰途についた。美術館と言う柄の私ではないが「本物を見る」優越感、絵から飛び出してくる作者の熱い思い。その感覚が忘れられないため美術館は大好きである。ご案内頂いたお客様へ感謝感謝。

追記
お節介のようですが東京へ行かれた折には是非、寄ってみてくださいお薦めします。
東京駅八重洲口を出て、駅を背にして進み、3つ目の信号機の所へあります。

2009年6月23日火曜日

大切なもの

今朝の大朝は晴れ、昨日の荒れた天気が嘘のような穏やかな日である。しかし、蒸し暑い。
さて、昨晩は「チャレンジデー2009」の関係者で反省会を開催した。本部スタッフ、各地域や部署で責任者として携わって頂いた方々である。70歳代の方もおられれば80歳の方も参加いただいた。チャレンジデー当日の地域内各所の様子をビデオ撮影しており、参加者で観た。今年の参加率、111.2%。結果として第一位、また全国一位、そして2年連続全国一位と素晴らしいことになったが、ビデオで各地域、また職場でと、真剣に取り組んで頂いている様子を観て熱いものが込み上げてきた。「素晴らしい地域で有ると再認識をした。」たかが運動・スポーツととらえればいくらリードしても付いてくる人などいない。それが、今年で6回の挑戦になるが全て高参加率、この原動力は何なのであろうか。昨晩も年配の方が「地域を何とかして盛り上げたい。」「何とかしたい。」と連呼される。この熱い思い(情熱)こそが原動力そのものであると思う。改めて見回すと、集まっている全ての方々も共通な思いの方々ばかりである。
この思いこそ大切にしたい宝であろう。このチャレンジデーは当日のイベント以上の大きな宝を私達に与えて頂いた。

2009年6月20日土曜日

お先へどうぞ

今朝の大朝は晴れ、今週も全く雨が降らない。会話の中に「水不足」の話題が出始めている。本日は会社は休み。年間360日稼働していた弊社も様変わりし閑散としている。今週も出張や来客が多く全く仕事が手につかず、今日は一人整理をしている。2日前、市内でエレベーターに乗ろうとした時、年配の女性の方が「お先へどうぞ」と声をかけられた。「すみません。」と恐縮しながら先に乗った。「やばいな、レディーファーストでこちらが言わなきゃいけないセリフだ。」と瞬間頭をよぎったが、それ以上に実に「良い言葉だな」と思い、又いい気分になった。優しく美しい日本語である。他人の事などそっちのけ、自分さえよければ・・我先我先の世の中、大不況といえども餓死した人等いなく、反対に生活習慣病の方が多く、結局、物は一杯有り余りながら、殺伐として満たされない心の涸れきった世の中になっている。
「お先へどうぞ・・」という、潤いのある美しい日本語が飛び交うようになれば、おそらく世の中も変化するのではないだろうか。「思いやり」大切な事だと思う。

2009年6月17日水曜日

30年ぶりの再開。

今朝の大朝は晴れ。気温も上がり昨日同様いい天気た。昨日、「元○○建設にいた○○ですが」と一本の電話が有った。名前ですぐ分かった。電話口から懐かしい声が聞こえ、珍しく頭の中が即切り替わった。今から30年前、大朝に下水道が施工された時の大手ゼネコンの現場監督である。実は、数か月間、助手をつとめ測量や施工を教わった。今でもその時の「Level Book」は大切に持っている。現在は退職され、中堅建設会社の広島支店におられ、顧客のホームページのリンクから私の名前に出会い。懐かしのあまり電話を頂いたという事である。早速今朝、会社に訪ねてこられ、ひと時思い出話しに花が咲いた。まったく測量など異分野で有ったが、まさに、手とり足とり教えて頂き、浅知恵ではあるが何がしのものが身につき、後の建築士、管工事施工管理技士取得となった。その後はまったく違った現在の道に進んでしまったが、自分にとって大きな意味のある時であったことは事実である。昨日も大切にしていた30年前の「Level Book」を捲りながら、当時の新鮮でかつ未知の分野の不安、初心の気持ちを思い出した。いつもながら思う事であるが、「人の出会い」は偶然ではなく、必然であることの不思議さをまた実感することになった。「初心を忘れるな。思い出せ。」気付きを与えていただいたのかも知れない。

2009年6月15日月曜日

恐縮しました。

今朝の大朝は晴れ、穏やかな日差しが差している。さて、昨日は小生の誕生日。特別の事はないが珍しく日曜日。昼前に親戚のお見舞いを済ませ、天気も良いしドライブに出かけたい気分で有ったが、半日では行くところがない。ふと、思いつき音戸の「華鳩」(榎酒造)へ行こうと言う事になった。http://hanahato.ocnk.net/今の事、お酒はどこでも売っているのだが、以前、醸造元の榎酒造を訪問し、ファンになった。高速道路の1000円効果もあり、ドライブを兼ね出発、途中、「ちょっと待てよ」造り酒屋だから日曜日は休みではないかと気がつき、連絡してみるとやはり休み。しかし、返答は「何時頃来られますか。チャイムを鳴らしてください。待ってますから。」温かい言葉に又感激。訪ねてみると、お店は開けて頂いており、中では老夫婦が待っておられた。「電話の方ですか。」と尋ねられ、「そうです。」「よくいらっしゃいました。お待ちしていましたよ。」と温かい言葉で迎えられた。「若いものは今日はおりませんので」ほのぼのとした出迎えに、ただただ恐縮。既に息子さん、娘さんに代替わりしており、第一線は引いておられるようであるが、そこは昔取った○○。丁寧に対応頂いた。試飲を勧められ、「車です。」と返答するが補聴器の調整が上手くいかず、分かってもらえず、代表で家内がゴクリ。「華鳩」名前も味も素晴らしいが、榎家の人柄のファンになっている一人である。業種は違っても「仕事に対する情熱、顧客に対する姿勢」は共通、毎回学ばせてもらう。愛飲家のみなさん、是非、「華鳩」一献お薦めします。昨日は数時間の楽しいドライブとなった。
帰宅してみると青森県八戸から荷物が付いていた。見てみると、私の友人の友人からで有った。ご主人の転勤で青森へ、自分たちで作ったお米を使った「大吟醸酒」と旬の「生うに」偶然とは言い、誕生日の背景とすれば最高。お礼の電話をしてみると、「住めば都」冬の寒さを除くと、青森最高とのこと。懐かしい話をした。昨日は充実した一日になった。本日からの糧にして行きたい。

2009年6月12日金曜日

川の流れ

今朝の大朝は晴れ、5月23日に我家の庭に貼った芝がとても綺麗な色になっている。どうやら上手く根を張ってくれたのだろう。さて、京都の取引会社へ行く時いつも時間をかけ歩いて行くことにしている。JR西大路から西京極まで約30分かかる。色々な小さな発見が有る。家の玄関で京野菜を販売していたり、京都だから洒落て見える光景ではないかと思う。途中何本もの川が有る。流れの速い川、流れが少ない川、全てコンクリートにしてありセンターに溝が有る川、色々ある。眺めているうちに流れの弱い川の瀬には葦やごみが沢山溜まっている。流れの速い川になると葦も少なく瀬にゴミなど無い。川という字は良くできているなと感心する。川の三本線のセンターがリーダーである。会社で有れば社長、家で有ればお父さん(そうでない場合もあるかも?)センターの流れが強ければ瀬にゴミは溜まらない。
何か眺めていると組織のヒントになるのではないかと思った。リーダーシップで引っ張って行けば川の流れのように整然とし同じ方向へ進む、反対に弱ければ右に左にとバラバラになる。「自然界も一緒だな。」そんな馬鹿げたこじ付けを楽しみながら汗をふきふき歩く。

2009年6月10日水曜日

極端な一日。

今朝の大朝は雨、夜からかなりまとまった雨が降っている。大朝の方は「恵みの雨」である。広島市内は結構、雨が降っていたようであるが大朝の方は5月から、まとまった雨が降っていない。さて雨と言えば、先週の土曜日、6/6、友人からプロ野球の交流戦「ソフトバンク戦」のチケットをプレゼントしてもらい、家内と観戦に行った。新しく出来たマツダスタジアムも初めてであるし、水筒持参でまるで遠足気分。
SS席のベストポジションの席、天気も良好、ピッチャーは好調大竹、申し分ない条件がそろっている。(ここまでは最高)ところが試合が始まると、ソフトバンクの選手かフリーバッティングしているかのように連打連打。好調大竹、何とかしてくれるだろうと応援を続けたがスコアボードを見てみると11-1。何年振りかに訪れた野球観戦である。試合を見てても面白くないのでスタジアム見学をした。よく考えた球場だと感心するがお店の商品の高いこと、「雰囲気商売」だから成し遂げれるのであろう。ところが今度は球場上空の雲行きが悪くなったと思うや否や、ビー玉サイズの雨がまるで堰を切ったかのように降りだし、一瞬にしてグランドがスケート場のようになり、試合中断、・・・・結局、コールド試合になった。しかし、傘を持っていないため、球場で雨宿り、大朝にメールすると雨は降ってないとの事(なんてことだ)、1時間後、やっと小降りになり脱出。とんだ野球観戦となった。バスの待ち時間に軽い食事をして、バスに乗り、レシートを見てみると、2人で行ったはずが、4人分入っているではないか。何と、いったん躓くと、ここまでケチがつくかと、腹が立つどころか大笑い。と言うような、思い出に残る一日になった。家内と初めて野球観戦に行くことが出来たが最初で最後であろう。

追伸、チケットありがとうございました。たまたま運が悪かっただけでしたが、新しい球場も見させていただき、ソフトバンクもしっかり応援できました。(パリーグの中では好きなチーム)とてもいい体験をさせていただきました。

2009年6月5日金曜日

企業は人なり

今日の大朝は曇り、この2,3日は梅雨に入ったような天気である。さて、会社の方も生産数の底打ちは脱したがテレビ報道のような回復感はない。本日も一時帰休である。このような状態の長期化が予想される。会社自体も体力勝負で有るが、200名の社員も同じであろう。しかし、如何なることが有っても共存共栄を信条として真正面から行くしかないと思っている。会社にも社風と言うものが有るが、同じ人間で何でここまで考え方、生き方が違うのか、「そう言うものだ」と理解はしているが不思議に思う場面がしばしばある。先日、ある人が「人間は動物と神仏の中間に存在している者で、私達は動物的な面と神仏の面、両面を備えている。その人間と言うものが、動物の方か、神仏の方か、どちらの方向へ向いて努力するかによって、同じ人間でも全く逆の方向へ進んで行く。」そのような意味のお話をされた。(確かに・・・。)「教えありて類なし。」と言う言葉が有る。(小生この言葉に出会って勇気づけられた記憶が有る。)人間だれしも、正しい教えを授かれば誰でもが立派な人間になって行く者で、初めから特別な種類が有るわけではない。と言う意味であるが、生まれが良いとか悪いとかと言う特別なのものではないと言う事である。何れにせよ、家庭での教え、家庭教育、会社での教え、社員教育、社憲、信条の徹底、この度合でそれぞれ、十人十色の人間が作り上げられていることは事実である。と言う事で有れば、今、このような時に「何をしなければいけないか。」ヒントが有るような気がする。

2009年6月3日水曜日

「革命」か「維新」か

今朝の大朝は曇り時々雨、気温18度。昨日は月初めの各工場での全体昼礼を行った。いつものように8時30分から石見工場、10時から江津工場、11時45分から本社工場と回った。景気の底打ち感はあるものの、業況は相変わらず芳しくない。ついにGMも倒産。話のポイントとして、「景気回復をしたら、ではなく、今をどう生きるか。」「質の高いもの、適合したものを正確につくり込む必要性。」「時代対応」。この3点に絞り話をした。特に「時代対応」は、既に大きく変わっていることを認識しなくてはいけない。飲酒運転の事に関しても、今テレビ新聞で取り上げられている事件事故も大半は今まで良くない事とは分かっていたが黙認されていた部分もある。それが、「許せない。許してはいけない。」世の中に変わってきた。当たり前だと言えばその通りであるが、それを認めない、いや気がついていない人がまだ沢山いることも事実である。物が改まるには、大きく分けると「革命」と「維新」の二つが有る。「革命」は根本からやりかえること。「維新」はだんだん日々改めること。病気に例えると「維新」は内服療法で徐々に治していくやり方で、「革命」は外科手術、患部を全て取ってしまう為治りが早いけれど、必ず痛みや後遺症を伴う。私は欲張りなようであるが、今の現状は「革命」と「維新」両方が必要ではないかと思う。「維新革命」とでも言った方が良いのかそれほどの事をしないと「世直し」は果たせないと考える。実践するのみである。

雑記
7月5日に地域内のスポーツ大会が開催される。今回もソフトバレーボールに出場する為、昨晩から練習し始めた。バレーボールは昔とった・・・。得意としている種目であるし、日頃、ジョギング等続けているので体の衰えは隠せないものの、少しは自信が有ったが何と、練習を始めて分かった事はボールへの反応、体の切れ、感覚全てに思うように動かす事が出来ず。おかしい、もう一度もう一度と練習試合に臨んだが結局、終わるまで同じであった。ジャンプしたと思っても落ちる感覚がない。(飛んでない)・・・・・「このショックは実に大きかった。」そのことを妻に言うとコメントなし。何もかも、落ちるだけ落ちてしまった。

2009年6月1日月曜日

メヌード

今朝の大朝は快晴。今日から6月、日本は「衣替え」、通勤時いつも会う小学生の兄弟も半袖姿に変わっていた。30日は親戚の結婚式に出席した。慶びの宴はいつもながら良いものである。学友や幼なじみ、沢山の理解者に囲まれ正に晴れの舞台。いつも会社関係などの場合は、「主賓挨拶」が有るためまた、センターテーブルで緊張気味であるが、今回は、親戚と言う事で全体の和やかな雰囲気にすっかりしたり、良いひと時を過ごさせていただいた。2人のプローフィールで新郎への質問に「嫌いな食べ物」メヌードと書いてあった。私もなんだこれ。と疑問に思い数人に聞いてみたがよく分からない。誤字?
いよいよ披露宴が始まり、主賓挨拶で上司の役員が「お祝いのあいさつの前に質問させてください。」と変則的な言葉から入られた。○○君、「メヌード」何なのですか。すると、出席者全員大爆笑。きっと、全員疑問に思っていたのだろう。答えはメキシコ料理の臓物料理(牛の胃袋やホルモンスープ)と答えが返ってきた。新郎は10年近くアメリカで勤務していたから、余程嫌だったのであろう。しかし、全員「メヌード」の疑問が引っ掛かっており、主賓の役員の質問(サプライズ)で会場の雰囲気は大盛り上がりのスタートになった。きっと二人の生活もこの盛り上がりのように明るい家庭になっ行くことであろう。
先月は出張や色々と重なり、ブログの更新がうまくできませんでした。しかし、過去最高のアクセスを頂き、恐縮しています。引き続き、日常の出来事をアップして行きますのでよろしくお願いいたします。

追伸
盛り上がった披露宴から帰宅してみると一通のはがきが届いていた。今年の春まで地元の中学校へおられ、親しくさせていただいていた校長先生からだった。心こもった内容に感動。校長先生ありがとうございました。
5月も景気の方は厳しさ続行で有るが、多くの新しい出会いや、チャレンジデーの最高参加率、また、その縁で懐かしい方や大勢の方々からの連絡、また和やかな結婚式と素晴らしい月になった。その勢いを6月につないで行きたい。

2009年5月29日金曜日

2年連続日本一

本部スタッフ
今日の大朝は曇り、27日水曜日、恒例の「チャレンジデー」に参加した。大朝地域は今年で6回目の挑戦となった。本部スタッフを中心に綿密な事前準備をし、当日は各支部(行政区)でまた、団体、企業、学校、病院、施設等などそれぞれの場所で15分以上の運動、スポーツと実施された。各スポーツ大会も「チャレンジデー杯」と冠をつけて頂き、陰陽から多くの選手が参加されていた。高齢化率の高い地域であるが、余りにも多くのイベントが同時に実施されるため、一番多いはずの老人クラブの人員を集めるのが難しいと、笑い話で話されていた。(元気な証拠)。回を重ねて行くと、地域内のそれぞれの場所で地域の方が主役で活動をされだした。一番好ましいことでもあるし、まさに大きな宝だと思う。
今年は全国102か所の市、町、地域で開催された「チャレンジデー2009」。参加者は過去最高の総勢1,259,719人。大朝の集計スタッフも参加者の重複やモレがないか綿密にチェックし、午後9時に最終集計となり、その結果何と昨年の104.8%を上回る111.2%の好結果が出た。正直なところ、「勝敗や参加率は気にしないで楽しんでベストを尽くしましょう。」とスタッフや地域民には言い続けたが、やはり昨年、「全国1位」はプレッシャーとして圧し掛かっていた事は事実で有る。スタッフや地域の方々の郷土愛が一つになってのこの結果、素晴らしい地域だと思う。本当にご苦労様でした。
午後10時過ぎに、チャレンジデー本部から全国の集計結果の発表が有り、「全国1位」を確認した。
夜遅くなり、帰られた本部スタッフもおられたが、喜びの集合写真をパチリ。
私はこのチャレンジデーを続ける中で本当に確信した事は「地域民、一人ひとりが皆主役」である。この結束が家庭で、地域で、職場でと幅を広げて行くこと期待してならない。「みんな健康・おおあさ元気」また新たなスタートを切った。
今年から始まったチャレンジデーアワード。
昨日連絡が入り、「チャレンジデー大賞」が決定。

2009年5月25日月曜日

芝貼り

今朝の大朝は晴れ、昨日の日曜日はは突然、雨風また、晴れと不安定な天気であった。しかし、私にとっては願ってもない良い天気であった。その訳は「一年前からの念願であった裏庭へ芝を貼りたい。」土曜日に実施したのである。「管理が難しいとかティフトン芝が良い、高麗芝が良い」等などと参考意見を色々と検討し、最後はゴルフ場の芝を管理している友人からのアドバイスを受け「高麗芝」にきめ、鳥取県芝生産組合」の芝を貼ることにした。100㎡注文し、金曜日にとても綺麗な芝が届いた。土曜日は今まで小石を拾ったり草抜きした土壌に有機肥料、消石灰、化学肥料を入れ十分散水したのち一枚一枚と貼って行った。約半日で完成した。しかし、計算違いで芝が足らなくなった。ガクッ・・・残念。
しかし、素人にしてはなかなかの出来に満足。当分間の十分な散水が必要だ。と言う事で昨日は雨が降ったりやんだり、最高の日であった。日頃から運動はしているつもりであったが、昨日から「足腰の筋肉痛」今朝がピークである。反応の遅さに年齢を感じる。

2009年5月22日金曜日

先憂後楽(せんゆうこうらく)

今朝の大朝は曇り、今週は会議や打ち合わせでバタバタとしている。ブログの更新がないので「どうかしたのか」と心配して連絡が有った。19日は上京し、国分寺、小平市、神田と飛び回った。豚インフルエンザの予防でマスクをつけ移動したが息苦しいのなんの。驚いたことは以外にマスクを着用している人が少ない。飛行機機内は30%程度、山手線以外になると10%程度で有った。都内の薬局数店に入ってマスクを買おうとしたが無いのも事実である。外国人観光客にも沢山出会ったが全くマスクなどしていない。空港では各地から修学旅行団が何組も来ていた。全員マスクをして、気の毒のようであるが楽しそうに振舞っていた。学校によれば中止するところもあろう。どちらが良いのか決断の難しさが有るだろう。
高校生も沢山海外に出入りしていることに驚いた。校長先生の判断は並大抵のものではないだろうと推察する。「教育者としての気持ち、組織のトップとしての判断」実に英断になるだろう。今回も不幸な事に渡米の高校生が感染した報道が流れていた。他事ではあるが、心が痛み複雑な気持ちになった。
しかし、校長先生はトップとして判断されたのであるから私はその判断を尊重したい。
組織のリーダーは、いついかなる事態になっても、常に万全の対策を用意し、いやがうえにも慎重な態度で舵取りに当たる事が求められる。そのことが分かるだけに尊重したい。
「先憂後楽」心配ごとは一般の人よりも先に心配し、楽しみごとは一般の人より遅れて楽しむというもので、上に立つ者の心構えを語った言葉であるが、今の世の中すべてにその実践が求められる時に来ているような気がする。国全体の免疫力を強化し、不況もインフルエンザも克服したいものである。

東京は不夜城、至る所で物も人も湧き出ているパワーを感じる。羽田空港も国際線ビルの建設が急ピッチで進められていた。地方ではそのような光景の想像すらわかない。・・・思わずモノレールの車内から「パチリ」

2009年5月15日金曜日

チャレンジデー2009

今朝の大朝は気温9度肌寒い。車のエアコンから暖かい風が吹き出した。町内の各所で赤い「チャレンジデー」の旗が掲げられている。5月の最終水曜日、今年は5月27日になるが、恒例のチャレンジデーが世界同時に開催される。大朝地域は今年で6回目になるが、今年も挑戦する。既に用意万端と言った状態である。昨年は全国一位と言う参加率で有った。今年の対戦相手は「愛媛県西条市氷見地区(人口4,374人)」である。運動習慣をつけ、健康な生活を送る目的の全世界同時に開催されるスポーツイベントで有るが、大朝地域は合併で大きな町になっても「みんな健康・おおあさ元気」を合言葉に力を合わせ、住みよい地域になる事を願いチャレンジデーに挑戦することにした。確かに挑戦し始め、スポーツ習慣や地域連合等の必要性を地域の方々も認識され大きく変わってきたことは事実である。1回参加したからと言って結果として大きく表れるものではないが、年を重ねて行くにつれ、このイベントは「大きな宝」としての存在を表わし、因果関係で様々に部分で貢献している。「コミュニケーションの重要性」を痛感する。実施本部のスタッフも入念に準備を進めて頂いており、5月22日最終スタッフ会議を実施し、本番となる。当日は大朝地域各所で色々なイベントをしていますので、是非参加いただき体を動かしてください。
「チャレンジデー」
カナダ生まれのユニークな市民スポーツイベント。毎年5月の最終水曜日に世界中で実施され、当日の午前0時から午後9時までの間に、地域で15分以上の運動やスポーツを実施した人の「参加率%」を人口規模がほぼ同じ地域と競い合う。

大朝地域(人口3,210人、2008年度参加率全国1位、過去参加回数5回、5年連続金メダル)

2009年5月13日水曜日

自由と責任

今日の大朝は晴れ。昨日までの気温とは違い肌寒さを感じる。今朝の新聞に大きく地元銀行の行員が逮捕の記事が載っている。内容を見ると想像を絶する。「考えられない。」先程まで会議をしていたが、その一人の方が逮捕された行員と仕事をし、よく知っているとの事、「とても考えられない。」と言っておられた。事実関係はよく分からないが「何がどうなって」いるのだろうか。この不況と言い、この件を含む色々な事件事故、全て究極は「人」が引き起こしたこと。今、不況だと感じている国々は全て飽食で有る。自由なのである。しかし、自由で有る事は問題ないが両輪の如く、「責任」(人として社会人として)は必ず無くてはならないものである。日本の中も欧米の如く、マニュアル化が当たり前になり、社内統制、遵法性と決めごとだけは徹底しているが、事件事故が再発する度、どんどん厳しくなる。厳しくすればするほど「人間性」が失われていくことにとても危機感がつのる。自由と責任=自治、自由な世の中なので何をしても良い。これでは野生の大国である。人間としての自覚が必要な気がしてならない。
一人ひとりもう一度身近で考えてみる必要が有るのではないだろうか。悪いことをすれば「お天道さんがみている。」子供の頃、いつも親から言われていた。自戒の必要性を感じる。
「人間性復活」がない限り、景気回復は望めない気がしてならない。(ひとりごと)

2009年5月11日月曜日

能力開発

今日の大朝は快晴。気温14度。昨日も日中は30度近くまで気温が上がった。さて、急激な不況も深刻さは増すが長期化の様相でまた、新たな動きが様々なところで表れている。弊社も昨年の10月から「青天の霹靂」急激な減産に苦慮して出来る限りの緊急策を講じて今日まで来た。既に7ヶ月経過、「慣れ」と言うものは恐ろしいものである。危機感が失せているわけではないが、慣れが生じ当たり前のサイクルで回りだしている。そのことに危機感を感じ始めた。さて、大手企業の「ワークシェアリング」ではないが当然弊社も積極的に実施している。特に若手20代、30代を中心に行っているが完全に明暗が分かれる。実施前の面談では全ての従業員は前向きである。新たな仕事をはじめて3日目、ばらつきが出始める。「僕は手先が不器用です。」「実は家庭の事情が有り。」「どうもこの仕事は適性が有ってないようで」
等など必ず出てくる。早く伝えた方が会社に迷惑がかからないと思って・・・・。さてさて、ここからが問題である。既存の仕事と比較するものが有るがゆえに出る言葉で有る事は承知の上で有る。仕事で有るため「甘えは絶対に許すつもりはない」しかし、人間の無限の力、持って生まれた徳性を引き出す最高の場面である。暖かく意見を受け止め、最後は私から大きな世界(社会の原理原則)の話をし、「あなたの考えは間違えではない。しかし、1ヶ月勉強するつもりで頑張れ」と激励し、面談を終える。中には、退社して行く者もいるが、日々、顔の表情を見ても変化してくる。「頑張っとるか。」と声をかけると「はい」と帰ってきはじめる。「これからの人生、全てこの繰り返し。自分を大切にして頑張れよ。」と言うと、何ともいえない安堵の笑顔を返してくれる。何人もが人間とすれば当たり前の道程とは思うがこの繰り返しで「能力開発」し小さな自信をつけてくれ始めた。気のせいか何か一回り大きくなって見えるのが不思議である。また、最高の喜びでもある。
不況真っただ中ではあるがそんな喜怒哀楽の日々を送っている。

2009年5月8日金曜日

有縁

今朝の大朝は晴れ、気温16度、夜明けとともに小鳥の囀りで目が覚めた朝5時過ぎである。外に出てみると、スズメ、燕が実に澄み切った声で囀りながら、飛び回っている。良い季節になり、鳥たちも嬉しいのであろう。30分散歩してみると、鳥たちだけではない庭の草花も同じように一斉に芽吹き、特にシャクナゲの花はとても綺麗な花をつけていた。早起きは良いことが有る。
さて、昨日転任の挨拶状が二通届いていた。一通は取引会社でお世話になっていた方がアメリカから帰国したという知らせであった。日本を代表する大手企業の研究者である。10年前に3年程度、親しくさせて頂きいた。しかし、それからずっと気にかけて頂いている。もったいないことである。もう一通は3月まで地元の小学校におられた校長先生からだった。同じ年齢で有ったという事もあり、これまた親しくさせていただいていた。まだまだ色々と交流したかったのであるが校長と言う重職となれば自由が利くようで中々拘束され、十分に時間がとれなかった。異動はつきものであるが今年度は信頼していた小学校、中学校の校長先生共に異動になり寂しい限りである。しかし、実に不思議なものであるとつくづく感じる。
人との出会いは沢山あるが「縁」が有る、無いがはっきり分かるような気がする。台湾では「有縁」と呼ぶようであるが、この縁は宝として大切にして行きたいと考えている。
今日は朝日もしっかり浴び、散歩もし良いスタートだ。この難局をどうにか打破するよう頑張りたい。

「菜根譚」の中で次のようなアドバイスを見出す事が出来た。
「長い間うずくまって力をたくわえていた鳥は、いったん飛び立てば、必ず高く舞い上がる。他に先がけて開いた花は、散るのもまた早い」特に不遇の時には、じっくりと実力を養いながら、次のチャンスを待ちたい。・・・・大切なアドバイスのような気がする。

2009年5月7日木曜日

新庄学園創立100周年記念式典

今日の大朝は晴れ。さわやかな日であるが風が肌寒い。大型連休も本日で最後である。会社を始めて27年、様々な事に遭遇したが昨年末からの大不況、初体験の連続である。正月もゴールデンウィークも完全休暇をとるなど考えもしなかったが現実となっている。一般には当たり前のことで有るが、中小企業は働いてこそ生きつなげる組織である。全ての固定概念を捨て、また新たなスタートに立っているような気がしてならない。さて、先日5月3日、母校、新庄学園の創立100周年記念式典が行われた。来賓の祝辞の中に「教育界の奇跡」と言った言葉が続いた。1909年5月3日、広島県山県郡新庄村に「農村的教養」と「土地の繁栄」を求め、35人の村人の力で、28人の生徒と教師2人の小さな私立女学校が設立された。新庄女学校は、大正時代には中学校を開校し、更に諸施設を増設して総合学園への道を進んで行った。戦後、広島新庄中学・高等学校となった新庄学園は、今、百年の時を越え、山村で一世紀を越えて私学が存続・発展するという、日本教育史に例を見ない足跡を刻んだのである。幾多の経営危機も克服し、継続し続けた事への「驚きと不思議」率直に多くの方々から「奇跡」と言う言葉で発せられておりました。大朝地域の人口は3000余人程度で中山間地、どう、誰が考えても私学が成り立つとは思いません。当日は関係者300人が集まり、一世紀の偉業を改めて再認識した。在校生も大きな力になったに違いない。理事長の宮庄良行先生が100年の歴史を淡々とまた、熱く語って頂き、私も卒業生として、また、末端ではあるが学園関係者としてとても感銘を受けた。「農村、山村」響きは悪いが考えてみれば日本を代表する人物「二宮尊徳や安岡正篤」の原点は農業である。「歴史を知らないと人間は生きて行かれない。」こう断言されている先人もいる。理事長から語られた「学園の歴史」、時代は大きく変わっても、教職員をはじめとする学校関係者、生徒へと確実に受け継がれていくことであろう。また、1日、2日と一歩一歩、道が出来ている母校の繁栄を期待したい。
昨日、投稿していませんでした。(5/6発信)

2009年5月3日日曜日

連休真っただ中

今朝の大朝は晴れ、気温10度。連休に入って連日快晴。大朝は田仕事真っ盛りである。各家、帰省され賑やかそうである。先日4/29の大朝春祭り「わさまち」も好天に恵まれ、多くの方が参加され大盛会で有った。私達は午前中は5/27に開催の「チャレンジデー」のPR、午後からは映画上映の準備と充実した一日であった。映画会は「おくりびと」を上映、限定200名で行い全て前売り件である。映画会社の人が言っておられたが、まだこの映画は都市圏で上映しており、県下でも地方上映は2番目である様であった。楽しみにされていた方々が開場待ち切れず、列をなしておられ予定していた席は即満席になった。
第81回アカデミー賞外国語映画賞受賞、世界が絶賛した作品だけに素晴らしい、映画で有った。
観られた方も主催者も大満足であった。この連休、「おくりびと」のロケ地は大フィーバーらしいが日本もその地の習慣や素晴らしいものが受け継がれていることにも感動した。河原の小石にあれだけの願いをこめ交換し合う。川を中心の文化なのでしょうか?ほっとし、大切なものであると記憶に残ったシーンの一つで有った。この習慣は今も続いているのでしょうかね。

2009年4月28日火曜日

「わさまち」 明日は大朝へ!!

今日の大朝は晴れ。また、春らしさが蘇ってきた。本日は月末だというのに本社工場は「社員教育」を行っている。力強い回復は期待していないがそれにしても状態は深刻である。各大手企業が軒並み発表する業績予測は散々足るもの。一体どうなる事か不安が募る。・・・口癖になったが「今できることを真剣にするしかない。」さて、明日4月29日(祝)は大朝の春祭り「わさまち」である。ショッピングセンターわさーる周辺(役場大朝支所周辺)で9時~15時で開催される。主なイベントは*川遊び、ヤマメのつかみ取り*菜の花畑・ふれあい動物園・写真撮影会*平成のエジソン「政宗茂先生の科学実験」*昔のおもちゃ大集合*神楽上演「大塚神楽団」等など。特別ゲストで奥野勝利コンサートやフランクさな寅ものまねショー等で各所でにぎわう事であろう。天候にも恵まれそうである。高速料金1000円で是非遊びにおいで下さい。お待ちしています。地元のバザーも沢山出ています。

2009年4月27日月曜日

墨の機嫌の良いうちに書く

今朝の大朝は晴れ。昨日は雨、風大変な日であった。地域の缶拾いや、29日に開催する「わさまち」の準備も予定されていたがすべて中止。一日中、天候の機嫌が悪かった。我家は丁度一年前に完成した長男夫婦が住んでいる部屋の壁から雨漏りがし始め大騒動。建設会社にも来て頂いたが、はしごをかければ飛んで行くし、気温7度兎に角寒い。「強風、横雨、寒さ」悪戦苦闘で何とか養生をし応急処置をした。いくらストーブでも太陽の熱にはかなわない。自然の力の強さを改めて体感した。作業しながら、何でこんなに機嫌が悪いのか(強風、雨、寒さ)「お願いだから機嫌を直してくれ。」とお願いしながら作業をした。ふと、先日書道家の先生が「墨の機嫌が良いうちに書く」と言われていた事を思い出した。腕前だけではないのですか。と質問すると「驕ると良い作品にならない。全て協力してもらい一つの作品になる。自分中心では何もできない。」と言われた。私達は「何が良くない」「何が悪い」と自らを中心に考え、当たり前、当たり前と毎日過ごしているが自己中心では何事もうまくいかない事は事実であろう。改めて昨日は自然の偉大さを感じた一日であった。

しかし、「雨の日は雨の日のように」と言う言葉が有るが、雨の日しかできない用事が全て出来、予定は大きく変わったが満足の一日であった。

2009年4月25日土曜日

社会的責任

今朝の大朝は雨、7時過ぎに家を出て、夜帰る。そんな生活を続けていると自然の変化に驚くことがしばしばあるが、今朝ふと庭を見てみると先日まで綺麗に花を咲かせていた枝垂れ桜も新緑の葉に変身していた。昨夜は山県警察署管内少年補導協助員連絡協議会の総会が有った。その席上での話題は「草なぎさん」の話。確かに私も残念であった。しかし「警察も報道も少しやりすぎではないか。」その意見が強かった。詳しい内容が分からないだけに何ともいえないが私もそう思った。今回も「有名人」と言う事でここまでなったのだと思うがただただ残念で仕方ない。CSR(会社の社会的責任)どんな会社にも該当する。社会全体がこのような風潮になってきた。当然一人の人間としての社会的責任もある。
私がもし、草なぎさんと同じ行動をとったとしたら、おそらく「お叱りと注意」ぐらいではないだろうか。(推測)だとしたら草なぎさんは割が合わない。割が合わないと言えば中小企業の社長だ「普通に経営できればただの人、苦しくなると全責任が覆いかぶさり、再起不能になると夜逃げか自殺」シナリオが出来ている。だからこそ経営努力をして維持に努めているのであるが「失敗が許されない」この言葉が全てを物語っているのではないかと思う。今回の草薙さんの件も今後どのようになるかは分からないが、また同情も擁護の声も多いと思うが、多くの人々に多大な迷惑がかかってしまった事は取り返しがつかない事になった。私も改めて自らの立っている位置を再認識し、自覚を持った行動にして行かなければと思った。
この件でもまたよく出る大臣が問題発言、言葉撤回。それで済むのであるから、これまた割の合わない話である。・・・怒りより、不安が募る。本当に日本は大丈夫なのだろうかと。

2009年4月21日火曜日

BRICs

今朝の大朝は小雨。日々のニュース(経済)を見ていると身近の景気回復期待や企業業績の話題が中心であるが、グローバル社会とは言え日本の報道は完全アメリカ中心である。報道協定もあるのだと推測する。しかし、BRICsと呼ばれる国々の動向は今後、主役交代をも感じさせる勢いが有る。BRICsとは「Bブラジル、Rロシア、Iインド、C中国」である。ブラジルは既に世界第一の牛肉の輸出国になっている。資源も豊富。ロシアもご存じのようにふんだんな資源、天然ガス、原油、銅等、豊富。インドは資源こそ乏しいが、人口がどんどん増えている、ITを中心に全世界で活躍している「印橋」と呼ばれている人が多額の外貨を送金している。中国は言うまでもなく、昨日もモーターショーで日本メーカーも中国市場の魅力を明確にした。この4カ国の共通している事は「政治が安定している。外貨導入が大きい。購買力が旺盛」である。日本は現在世界第二位の経済大国と誇示しているが2011年には中国に逆転。2025年にはインド、ロシアにと統計的には抜かれて行く。静かに、不気味に大きなものが変わっていることがよく分かる。しかしながらロシアと中国は共通の問題もある。中国は一人っ子政策、ロシアは男性の平均寿命が58歳、今後時間が経過するに従いマイナス要因になるとされている。
栄枯盛衰は世の常であるが、「人がいないと栄えない」この言葉に尽きるのではないだろうか。
旺盛な購買力、消費力が必要と言う事になるが、歴史が物語っているように、自然現象として
生活に余裕ができれば、贅沢になり、わがままになり、個の世界になり、金だけ信用するようになり、最後は金で滅びる。主役交代は必ずやってくると言う事である。
まだ、我々日本国民は「BRICs」と言われてもピンとこないが、確実に変化していることは事実である。

2009年4月20日月曜日

ダイワハウチュ  誤字訂正

(昨日参加の大朝人くらぶのスタッフ)
誤字訂正させていただきます。大朝人(わちんちゅ)になっていました。「わち→わさ」

総合型地域クラブ 大朝人くらぶ (わさんちゅくらぶ)   

以後気をつけます。
わさ・・・・大朝の人は大朝の事を「わさ」と言います。語源は良く分かりませんが私達にとっては愛着のある呼び方です。

4月29日(祝日)は春の祭り「わさまち」が開催されます。
9時~15時  http://wasalog.exblog.jp/参照してみてください。
「大朝人くらぶ」もこの祭りに協力し、15時30分から「おくりびと」の映画上映をします。(既にチケットは完売です。)

おおあさソフトバレーボール交流会

今日の大朝は曇り、昨日、一昨日と晴天に恵まれ、恒例の‘96広島国体記念おおあさソフトバレーボール交流会を開催した。18日土曜日は前夜祭で80名の選手の方が参加いただき、総勢100人を超す盛大な会になった。昨日は選手登録337名、57チームが参加いただき熱戦が繰り広げられた。今年で13回目になるが参加者は過去最高の方に集まって頂き、主催者とすれば嬉しいことである。13年前、ソフトバレーボールの会場となる事で多くのスタッフの育成、また運営指導、環境整備と広島県ソフトバレーボール連盟の理事長をはじめ、役員の方々に手とり足とりの指導を頂いた。その甲斐あり、大盛会に終了することができた。100人を超える審判員の免許取得や今考えれば大変な事である。大きな宝となるノウハウを頂き、感謝の意味を込めた大会を創め今日に至っている。前夜祭も地元の旬の野菜や山菜を使った料理、神楽の上演、温泉と大朝を堪能いただき、当日は炊き込みご飯と豚汁を選手全員に振舞っている。昨日も400人分の食事を用意し味わって頂いた。このような大会は日本全国探してもどこにもないのではないかと自負している。また、会場入り口では地元の特産品や旬の品などの販売も行っている。
総合型地域クラブ「大朝人くらぶ」(わちんちゅくらぶ)のスタッフが一手に行って頂いた。今年は好天にも恵まれ、前夜祭、本大会、料理に特産品全てに大変喜んでいただき、無事大会を終了することができた。この大会を主管するソフトバレーボール部の女性スタッフ、「チームプレー」が出来なければこのような大きな事は不可能である。私も準備から最後まで確認したが実に素晴らしい「連携、リーダーシップ、郷土愛」その1つでも欠けていれば成し遂げられない事である。この総合力こそ「地域の宝」だと思う。
大朝は地域の特徴で「県境にある町」。昨日も島根県からのチームも多く参加いただいた。今後、「陰陽の交流の大会」として歴史を作って行きたいものである。体協ソフトバレーボール部、大朝人クラブ、それぞれのスタッフのみなさん本当にお疲れ様でした。また、お見事でした。

追記
「たかがスポーツ、されどスポーツ」捉え方は人それぞれですが、スポーツを続けることは「若さの秘訣」又、チームプレーができないと結果につながらない。あらためて実感しました。

2009年4月18日土曜日

鯉のぼり

今日の大朝は快晴。気温もグンと上昇。「屋根より高い鯉のぼり・・・・」我家も先日から泳ぎ始めた。13mの竹を立てているのでダイナミックな泳ぎをしている。眺めていると、家族の生活のように仲良く泳ぐ姿は私達に忘れかけたものを教えてくれているようにも感じる。さて、わが社は今日も「一時帰休」を取っている。江津工場は「社員教育」をしている。この底なしのような大不況。辛いことばかりであるが考えてみれば「感謝しなければいけない事もある。」教育の機会が取れるという事である。大手と違い、中小企業は日暮らしの連続で、とても教育の時間など「とる時間も余裕」もない。これが実態である。それが、教育の時間が取れるのであるから、このときばかりこのチャンスを生かしたいものだと考えている。何事も前向きに考えれば無駄や損など全くない。昨日は上京していたが、東京は不景気の様相など全く感じられない。ビジネスホテルの近くに「使い回しで信用を失った老舗割烹が有った。」勝手口には各国の旗を立ててた高級車がずらりお迎えに来ていた。その数はかなりの台数で有った。田舎者にとっては、この格差を補えるだけの度量はない「驚くだけ」。会社に帰ればまた現実、比べる、比較するより、「一歩前進」と自分に言い聞かせ今日も仕事をしている。いい季節になり、若葉そして新芽が一斉に出始めた。鯉のぼりの背景に見える山々を見、ふと「木の芽がのびるのは柔らかいから」相田みつをの詩を思い出した。

2009年4月15日水曜日

方向の検証

今日の大朝は晴れ。昨日と一転し、暖かい。大朝は先週から桜花爛漫とお伝えしているが、会社の前の桜はつぼみの半分が一斉に開花し、開花と同時に散り始めた。残り半分のつぼみは一向に咲く気配がない。きっと、開花直前の雪で「桜のインフルエンザ」にでも罹ってしまったのだろう。例年、華やかで名物の桜だけに今年の様子は痛々しく、可哀そうである。さて、昨日から2日間、TS/ISO16949の定期監査があり、先程終了した。細かな指摘は有ったものの、サマリー・ミーティングで総括の中、不況の中「自分たちで出来ることを一生懸命やろう。」と推進してきたことを評価いただいた。「品質のマネージメントシステム、工場美化、6S3Tの習慣づけ、数々の社員教育等」である。まだまだ精度を上げる必要はあるが、この急激な世界不況に遭遇し、五里霧中の中、「出来ない事を悩むより、出来ることをしよう」と進めて来たが今回検証でき、まだまだ楽観する時期ではないが光明が差したような気がした。間違っていないのなら、まだまだ掘り下げ本物に仕上げて行きたいと思う。何よりも社員個々が力をつけてくれていることが嬉しい。驕ることなく、一日も早く実践できる仕事量の回復を望みたい。来月から少しづつではあるが生産数字が上向き始めた。確実なものにして行きたい。

6S3Tとは
6S「整理・整頓・清掃・清潔・躾・習慣」 3T「定位置・定量・定品」

2009年4月14日火曜日

疾風に勁草を知る。

今日の大朝は雨、昨夜からまとまった雨が降り続いている。大地は私がビールを頂くがごとく、吸水したことだろう。「恵みの雨だ。」本日、明日とISO/TS16949/2002の定期監査を受けている。私も「Management Process」を午前中実施し、近年、色々と確立したシステムや取り組みが、決して間違っていなかったと確信をもった。精度は上げて行かなくてはいけないが、とても嬉しかった。
昨日もお客様がISOを継続しない。と言われました。最近、多くの会社でそのような話を聞く。どの会社もそれぞれのトップの判断で経営をされているのだから、みな同じにしなければならない事はないと私は思う。しかし、弊社のみならず多くの会社が窮地に追い込まれて来ていることは事実であろう。
「疾風に勁草を知る」先日、ある会社を訪問したときその会社の今年度の経営方針に掲げられていた言葉であるが私は、初めて聞く言葉であった。会社も人間も何もない時は「一緒で有り、また、一緒に見える」が、この時代のような激変や一人の人であれば窮地に立たされた時にその差が出る。それこそ「底力」である。それを例えた言葉である。つくづく、日々をおろそかに過ごしてはいけないか、身を以て今実践しているような気がする。とても重要な時期だと痛感する。

追記
疾風に勁草を知る・・・(しっぷうにけいそうをしる。)
「風の無い日は、強い草も弱い草も区別がつかない。しかし、ひとたび疾風(強い風)が吹き荒れると、強い草はそれに耐え立っているが、弱い草はとたんに伏せてしまう。疾風を受けて初めて強い草の真価が発揮される。会社や人間も同じ事、経済・市場変化や危険・困難に出会い、逆境に陥ったとき、初めてその会社、人間の真価が発揮されるものだという。」例えに使われる言葉。

日本の皆さんは「知ったかぶりして説明している」と思われるかと思いますが追記は海外で見て頂いている方への説明文です。

2009年4月13日月曜日

ライトアップ

今朝の大朝は晴れ、少しうす曇りになりはじめた。11日土曜日、昨日と晴天に恵まれ、大朝は桜満開で各場所で花見の宴が開かれていた。土曜日は東京から来られていたお客さんを見送り、昼からは新庄学園の同窓会総会・その後、支部対抗のグランドゴルフ大会に参加した。雲一つない快晴の中で同窓の交流が行われた。例年は5月3日の創立記念日に開催されていたが、今年は100周年の記念式典が有るため少し早く開催された。所用が有り、大会後中座させていただいたが、個人の部の3位だったらしい。(ラッキー)その夜は、その弾みもあり急遽、友人たちと花見、(その夜から我家の枝垂れ桜のライトアップを始めたが、少し見ただけで花見→鼻見、家に入り宴会)、桜の木が枯れてきたので心配したが今年も綺麗な花をつけてくれた。昨日からは「鯉のぼり」も掲揚し、暗く、寒かった季節から一転、華やかな季節になり、何もかもが動き始めた感じがする。何か体の方もパワーが湧いてきたような感じがする。
「雰囲気、気の持ちよう。」は計り知れない、大きな力をもっています。

2009年4月11日土曜日

基本の大切さ

今朝の大朝は快晴。桜花爛漫、最高の花見日和である。本日は監督者の教育を行っている。隔週で3か月実施し、本日が最後である。「教育とは川面に字を書くようなもの」と教育学者、森信三先生は言っておられるが、私も同感である。それを執念で粘り強く行う事で少しづつ結果となって表れてくるものだと思う。私は縁が有って我社に入社してくれた社員に恩返しの意味で教育の機会を与えている。仕事に生かしていただければ目的でもあるので大変喜ばしいことであるが、人間として「知らない事を知る」この事は決して無駄にはならないと思う。人材=会社。立派な社員がいないと立派な会社にもならない。このように考える。
さて、昨日、会社のパソコン使用者を対象に「社内パソコン教室」を開催した。講師は理研産業株式会社の宮川良子さんにお願いした。パソコンは業務には欠かせないツールである。各自レベル差は有るが「それなりに使用している。」昨日はワード・エクセルの基本と応用を指導いただいたが、私は目から鱗、「なるほど」、「これゃいい」、の連発で有った。かなり高いレベルのものもいるが基本を教わることの大切さを痛感した。受講者21名満足したに違いない。
そして、講師をして頂いた理研産業の宮川さん、分かり易く実に素晴らしい指導を頂き本当にありがとうございました。(受講者全員、分かりやすくテンポの良い指導に喜び、また満足していました。)
不況でこのような窮地に追い込まれなければ、あらゆる教育の機会は設けることが出来なかった。「天無偽」天に偽りなし、もう、この不況での迷いはない、時間を無駄にせず、出来ることを一生懸命に行いたい。全てに感謝感謝である。
追記:アシスタントをして頂いた理研産業の中村和葉さん、忘れているわけではありませんよ、ありがとうございました。

2009年4月10日金曜日

大朝は花盛り

北広島町大塚県道沿い
今朝の大朝は快晴。昨日に続き気温も上がりそうだ。政府は積極的に緊急経済対策を打って頂くが、本日から金利が上がる。企業を取り巻く環境は政府の対策に相反し苦しくなる。「なぜ今?」と言いたい。
弊社はその情報を入手しており、当面の準備はしているものの今後の不安は募るばかりだ。
本日はパソコン所有者を対象にパソコン教室を開催する。初めての試みではあるがこの不況時「人づくり」に徹し、あらゆる教育をしている。私の仕事は「資金繰りと人づくり」。26年間、このような時間はとれなかったが、ここぞとばかり色々な教育を入れることができた。経営の苦しさは有るがきっとこれからの糧になることと期待したい。さて、大朝は全ての花が一斉に咲き始めた。昨日も地元を走っていると「モクレンの花」が実にきれいに咲いていた。(思わずパチリ)桜も今週末、来週が見どころである。我家の老木の枝垂れ桜も、頑張って綺麗な花をつけている。枯れ木も多く、痛々しいが、皆さんに見ていただくとまた、元気を取り戻すのではないかと期待をする。明日から夜のライトアップをする予定だ。
本日は東京から以前お世話になった方々が大朝に来られる。大朝の花たち勢ぞろいで歓迎しているようだ。きっと喜んでいただけるであろう。

2009年4月8日水曜日

まず自ら

今日の大朝は快晴。大朝も随所で桜が咲き始めた。この週末は「桜花爛漫」と言ったところであろう。景気の方はいっこうに厳しいものが有る。国も更なる経済対策の検討を進められている。現実は深刻な状態になっているに違いない。我家も先日送られてきて「給付金」有り難く請求させていただいた。気前よく、使わせていただきたいと考えている。使わないと景気は低迷するばかりだと言う考えからだ。このような世になると、更に殺伐とした人間関係、特に我の強い「モンスター」、世の中を無視した人間が巻き起こす色々なトラブルが絶えない。「世の常」と言えばお仕舞いであるが、困ったものである。
昨日、来客と話をしていると、有る社長が会社の事で悩んでいるので「それなら長田社長に相談しなさいと言ったのですよ。」と言われました。私も課題山積そんな器ではありませんが、「どういう悩みですか。」と聞くと、開業して10年、「社員が長続きしない。」と言う事らしい。その場で背景が分からないので返答は避けた。言葉にはしなかったが「その社長が従業員の立場だったらどう思うか」と相手の立場で考えると原因が分かるのではないかと、ふと思った。
私は今、この時代は「先人に学び、時代にアレンジし、進む時だと考えている。」古典に「修身・斉家・治国」と言う言葉が有る。読んで字のごとくであるが天下泰平をもたらそうとした人々は、まず自らの国をしっかり治めた。自らの国をしっかり治めようとした人々は、その前に自らの家庭を和合することに努めた。
家庭を和合させようとした人々は、その前にまず自らの徳性を高める事に努めた。と言う意味である。
治国のみならず会社でも組織でもすべてに当てはまる事ではなかろうか。「私がやった。」「私が居なかったら」・・等など、話を聞くとその言葉の連唱。自己評価も大切かも知れないが、評価と言うものは「十目」「十手」大衆はお見通し、この事が解ってない人が余りにも多い。「まず自ら」磨きたいものである。
先の事は誰もが分からないが「今日を真剣に生きる。」事は誰でも出来る。他人事ではなく、自ら実践したい。
追記、昨日は地元の広島新庄中学校・高等学校の入学式に出席してきた。母校でもあるが学校法人の監事をしている関係で出席した。在校生の歓迎の言葉で「一期一会」と言う言葉をいれ、実に素晴らしい挨拶であった。先日の大学の卒業式、今回と、「新しい時代を担う、優秀な若者がどんどん育っている。」
私達もしっかりしないといけないと、「喝」を入れられたような気がする。

2009年4月6日月曜日

春の訪れ

(岡山・津山市・鶴山公園)
今朝の大朝は晴れ、朝は寒いが今日も昨日のように良い天気だ。昨日は朝8時から集落の農業用の水路の掃除、それが終わり帰宅し、鯉のぼりの支柱の準備、一斉に芽吹き始める草の対策で畑へマルチをかけた。暖かくなり、良い季節になるがまた、草との葛藤が始まると思うと気が悪くなる。今朝、社員の話によると昨日は近くの土師ダム湖畔の桜並木は花見客で満員だったという事だ。車で入れなく、断念した社員や、楽しかったけど花粉症になり大変、と言う社員もいた。私も恒例の津山の鶴山公園へ花見に行ってきた。今年も素晴らしい花をつけていた。今週一杯が見ごろであろう。長男の嫁の里が美作の為、恒例で花見をさせていただいている。この鶴山公園の桜は上から桜を眺めることができ、圧巻である。高速道路の料金1000円、感動した。「お花見に花を添えてくれた。」大朝もそろそろ咲き始めになりそうだ。今週末は花見が出来るところもあるだろう。我が家の老木の「枝垂れ桜」沢山のつぼみをつけているが少し天辺が枯れており、「アルシンド状態」になっている。昨日はライトアップの準備も完了した。
景気回復は停滞しているが自然は確実に流れ、春の訪れを感じる。今朝も張り切って出社したものの弊社は本日も「一時帰休日」。一部は帰休解除で稼働しているものの、寂しい限りである。今、しなくてはいけないこと、出来ることを確実にこなして行くしかない。先日、京都の清水寺の貫主、の書かれた「天無偽」の書を見せていただいた。「天に偽りなし」これを信じ、今日も精進したい。