2009年6月30日火曜日

ブリヂストン美術館

今日の大朝は曇り、時々雨。蒸し暑い。先週末は打ち合わせで東京へ出張。打合せが中央線沿線の為久しぶりに新宿へ宿をとった。普段の賑わいは知らないが、歌舞伎町周辺は大勢の人々が行きかっていた。翌朝、6時頃ジョギングをしようと外に出てみるとまだ多くの人々が行きかっている。不思議さと怖さが錯綜、やはり東京には不景気感は感じられない。仕事の打ち合わせの時、お客さんが「お帰りの時、時間が有ればブリヂストン美術館へ寄ってみてください。」とご案内を受けた。何分無知な為、名前すら知らず恥ずかしい思いをした。東京駅八重洲口から近いので、行ってみることにした。歩いて行く途中、制服や私服の警察官が沢山立っている。だれか要人でも来られるのかと思いながら美術館を目指した。
到着し、入口をはいると「何と」美術館の中にも沢山の警察。思わず受付で「何が有ったのですか。」と尋ねると、皇后陛下が来られています。と言う事で有った。・・・それで今までの謎が解決。
入ってもいいのですか。と問うと、どうぞと案内された。余りにも近くにおられるので何か緊張し、絵を見るどころか皇后陛下の方が気になった。30分でお帰りになったので、やっと、絵に集中、実に素晴らしい絵が沢山あり、感動の連続であった。マティス・ルオー・ルノワール・モネ・セザンヌ・ヒカソと素人の私にも十分納得できる作品が多くあった。特にカミーユ・コローの作品の前ではひと時足が止まってしまった。
気が付くと新幹線の時間間じかになり、後ろ髪をひかれる思いで帰途についた。美術館と言う柄の私ではないが「本物を見る」優越感、絵から飛び出してくる作者の熱い思い。その感覚が忘れられないため美術館は大好きである。ご案内頂いたお客様へ感謝感謝。

追記
お節介のようですが東京へ行かれた折には是非、寄ってみてくださいお薦めします。
東京駅八重洲口を出て、駅を背にして進み、3つ目の信号機の所へあります。

2009年6月23日火曜日

大切なもの

今朝の大朝は晴れ、昨日の荒れた天気が嘘のような穏やかな日である。しかし、蒸し暑い。
さて、昨晩は「チャレンジデー2009」の関係者で反省会を開催した。本部スタッフ、各地域や部署で責任者として携わって頂いた方々である。70歳代の方もおられれば80歳の方も参加いただいた。チャレンジデー当日の地域内各所の様子をビデオ撮影しており、参加者で観た。今年の参加率、111.2%。結果として第一位、また全国一位、そして2年連続全国一位と素晴らしいことになったが、ビデオで各地域、また職場でと、真剣に取り組んで頂いている様子を観て熱いものが込み上げてきた。「素晴らしい地域で有ると再認識をした。」たかが運動・スポーツととらえればいくらリードしても付いてくる人などいない。それが、今年で6回の挑戦になるが全て高参加率、この原動力は何なのであろうか。昨晩も年配の方が「地域を何とかして盛り上げたい。」「何とかしたい。」と連呼される。この熱い思い(情熱)こそが原動力そのものであると思う。改めて見回すと、集まっている全ての方々も共通な思いの方々ばかりである。
この思いこそ大切にしたい宝であろう。このチャレンジデーは当日のイベント以上の大きな宝を私達に与えて頂いた。

2009年6月20日土曜日

お先へどうぞ

今朝の大朝は晴れ、今週も全く雨が降らない。会話の中に「水不足」の話題が出始めている。本日は会社は休み。年間360日稼働していた弊社も様変わりし閑散としている。今週も出張や来客が多く全く仕事が手につかず、今日は一人整理をしている。2日前、市内でエレベーターに乗ろうとした時、年配の女性の方が「お先へどうぞ」と声をかけられた。「すみません。」と恐縮しながら先に乗った。「やばいな、レディーファーストでこちらが言わなきゃいけないセリフだ。」と瞬間頭をよぎったが、それ以上に実に「良い言葉だな」と思い、又いい気分になった。優しく美しい日本語である。他人の事などそっちのけ、自分さえよければ・・我先我先の世の中、大不況といえども餓死した人等いなく、反対に生活習慣病の方が多く、結局、物は一杯有り余りながら、殺伐として満たされない心の涸れきった世の中になっている。
「お先へどうぞ・・」という、潤いのある美しい日本語が飛び交うようになれば、おそらく世の中も変化するのではないだろうか。「思いやり」大切な事だと思う。

2009年6月17日水曜日

30年ぶりの再開。

今朝の大朝は晴れ。気温も上がり昨日同様いい天気た。昨日、「元○○建設にいた○○ですが」と一本の電話が有った。名前ですぐ分かった。電話口から懐かしい声が聞こえ、珍しく頭の中が即切り替わった。今から30年前、大朝に下水道が施工された時の大手ゼネコンの現場監督である。実は、数か月間、助手をつとめ測量や施工を教わった。今でもその時の「Level Book」は大切に持っている。現在は退職され、中堅建設会社の広島支店におられ、顧客のホームページのリンクから私の名前に出会い。懐かしのあまり電話を頂いたという事である。早速今朝、会社に訪ねてこられ、ひと時思い出話しに花が咲いた。まったく測量など異分野で有ったが、まさに、手とり足とり教えて頂き、浅知恵ではあるが何がしのものが身につき、後の建築士、管工事施工管理技士取得となった。その後はまったく違った現在の道に進んでしまったが、自分にとって大きな意味のある時であったことは事実である。昨日も大切にしていた30年前の「Level Book」を捲りながら、当時の新鮮でかつ未知の分野の不安、初心の気持ちを思い出した。いつもながら思う事であるが、「人の出会い」は偶然ではなく、必然であることの不思議さをまた実感することになった。「初心を忘れるな。思い出せ。」気付きを与えていただいたのかも知れない。

2009年6月15日月曜日

恐縮しました。

今朝の大朝は晴れ、穏やかな日差しが差している。さて、昨日は小生の誕生日。特別の事はないが珍しく日曜日。昼前に親戚のお見舞いを済ませ、天気も良いしドライブに出かけたい気分で有ったが、半日では行くところがない。ふと、思いつき音戸の「華鳩」(榎酒造)へ行こうと言う事になった。http://hanahato.ocnk.net/今の事、お酒はどこでも売っているのだが、以前、醸造元の榎酒造を訪問し、ファンになった。高速道路の1000円効果もあり、ドライブを兼ね出発、途中、「ちょっと待てよ」造り酒屋だから日曜日は休みではないかと気がつき、連絡してみるとやはり休み。しかし、返答は「何時頃来られますか。チャイムを鳴らしてください。待ってますから。」温かい言葉に又感激。訪ねてみると、お店は開けて頂いており、中では老夫婦が待っておられた。「電話の方ですか。」と尋ねられ、「そうです。」「よくいらっしゃいました。お待ちしていましたよ。」と温かい言葉で迎えられた。「若いものは今日はおりませんので」ほのぼのとした出迎えに、ただただ恐縮。既に息子さん、娘さんに代替わりしており、第一線は引いておられるようであるが、そこは昔取った○○。丁寧に対応頂いた。試飲を勧められ、「車です。」と返答するが補聴器の調整が上手くいかず、分かってもらえず、代表で家内がゴクリ。「華鳩」名前も味も素晴らしいが、榎家の人柄のファンになっている一人である。業種は違っても「仕事に対する情熱、顧客に対する姿勢」は共通、毎回学ばせてもらう。愛飲家のみなさん、是非、「華鳩」一献お薦めします。昨日は数時間の楽しいドライブとなった。
帰宅してみると青森県八戸から荷物が付いていた。見てみると、私の友人の友人からで有った。ご主人の転勤で青森へ、自分たちで作ったお米を使った「大吟醸酒」と旬の「生うに」偶然とは言い、誕生日の背景とすれば最高。お礼の電話をしてみると、「住めば都」冬の寒さを除くと、青森最高とのこと。懐かしい話をした。昨日は充実した一日になった。本日からの糧にして行きたい。

2009年6月12日金曜日

川の流れ

今朝の大朝は晴れ、5月23日に我家の庭に貼った芝がとても綺麗な色になっている。どうやら上手く根を張ってくれたのだろう。さて、京都の取引会社へ行く時いつも時間をかけ歩いて行くことにしている。JR西大路から西京極まで約30分かかる。色々な小さな発見が有る。家の玄関で京野菜を販売していたり、京都だから洒落て見える光景ではないかと思う。途中何本もの川が有る。流れの速い川、流れが少ない川、全てコンクリートにしてありセンターに溝が有る川、色々ある。眺めているうちに流れの弱い川の瀬には葦やごみが沢山溜まっている。流れの速い川になると葦も少なく瀬にゴミなど無い。川という字は良くできているなと感心する。川の三本線のセンターがリーダーである。会社で有れば社長、家で有ればお父さん(そうでない場合もあるかも?)センターの流れが強ければ瀬にゴミは溜まらない。
何か眺めていると組織のヒントになるのではないかと思った。リーダーシップで引っ張って行けば川の流れのように整然とし同じ方向へ進む、反対に弱ければ右に左にとバラバラになる。「自然界も一緒だな。」そんな馬鹿げたこじ付けを楽しみながら汗をふきふき歩く。

2009年6月10日水曜日

極端な一日。

今朝の大朝は雨、夜からかなりまとまった雨が降っている。大朝の方は「恵みの雨」である。広島市内は結構、雨が降っていたようであるが大朝の方は5月から、まとまった雨が降っていない。さて雨と言えば、先週の土曜日、6/6、友人からプロ野球の交流戦「ソフトバンク戦」のチケットをプレゼントしてもらい、家内と観戦に行った。新しく出来たマツダスタジアムも初めてであるし、水筒持参でまるで遠足気分。
SS席のベストポジションの席、天気も良好、ピッチャーは好調大竹、申し分ない条件がそろっている。(ここまでは最高)ところが試合が始まると、ソフトバンクの選手かフリーバッティングしているかのように連打連打。好調大竹、何とかしてくれるだろうと応援を続けたがスコアボードを見てみると11-1。何年振りかに訪れた野球観戦である。試合を見てても面白くないのでスタジアム見学をした。よく考えた球場だと感心するがお店の商品の高いこと、「雰囲気商売」だから成し遂げれるのであろう。ところが今度は球場上空の雲行きが悪くなったと思うや否や、ビー玉サイズの雨がまるで堰を切ったかのように降りだし、一瞬にしてグランドがスケート場のようになり、試合中断、・・・・結局、コールド試合になった。しかし、傘を持っていないため、球場で雨宿り、大朝にメールすると雨は降ってないとの事(なんてことだ)、1時間後、やっと小降りになり脱出。とんだ野球観戦となった。バスの待ち時間に軽い食事をして、バスに乗り、レシートを見てみると、2人で行ったはずが、4人分入っているではないか。何と、いったん躓くと、ここまでケチがつくかと、腹が立つどころか大笑い。と言うような、思い出に残る一日になった。家内と初めて野球観戦に行くことが出来たが最初で最後であろう。

追伸、チケットありがとうございました。たまたま運が悪かっただけでしたが、新しい球場も見させていただき、ソフトバンクもしっかり応援できました。(パリーグの中では好きなチーム)とてもいい体験をさせていただきました。

2009年6月5日金曜日

企業は人なり

今日の大朝は曇り、この2,3日は梅雨に入ったような天気である。さて、会社の方も生産数の底打ちは脱したがテレビ報道のような回復感はない。本日も一時帰休である。このような状態の長期化が予想される。会社自体も体力勝負で有るが、200名の社員も同じであろう。しかし、如何なることが有っても共存共栄を信条として真正面から行くしかないと思っている。会社にも社風と言うものが有るが、同じ人間で何でここまで考え方、生き方が違うのか、「そう言うものだ」と理解はしているが不思議に思う場面がしばしばある。先日、ある人が「人間は動物と神仏の中間に存在している者で、私達は動物的な面と神仏の面、両面を備えている。その人間と言うものが、動物の方か、神仏の方か、どちらの方向へ向いて努力するかによって、同じ人間でも全く逆の方向へ進んで行く。」そのような意味のお話をされた。(確かに・・・。)「教えありて類なし。」と言う言葉が有る。(小生この言葉に出会って勇気づけられた記憶が有る。)人間だれしも、正しい教えを授かれば誰でもが立派な人間になって行く者で、初めから特別な種類が有るわけではない。と言う意味であるが、生まれが良いとか悪いとかと言う特別なのものではないと言う事である。何れにせよ、家庭での教え、家庭教育、会社での教え、社員教育、社憲、信条の徹底、この度合でそれぞれ、十人十色の人間が作り上げられていることは事実である。と言う事で有れば、今、このような時に「何をしなければいけないか。」ヒントが有るような気がする。

2009年6月3日水曜日

「革命」か「維新」か

今朝の大朝は曇り時々雨、気温18度。昨日は月初めの各工場での全体昼礼を行った。いつものように8時30分から石見工場、10時から江津工場、11時45分から本社工場と回った。景気の底打ち感はあるものの、業況は相変わらず芳しくない。ついにGMも倒産。話のポイントとして、「景気回復をしたら、ではなく、今をどう生きるか。」「質の高いもの、適合したものを正確につくり込む必要性。」「時代対応」。この3点に絞り話をした。特に「時代対応」は、既に大きく変わっていることを認識しなくてはいけない。飲酒運転の事に関しても、今テレビ新聞で取り上げられている事件事故も大半は今まで良くない事とは分かっていたが黙認されていた部分もある。それが、「許せない。許してはいけない。」世の中に変わってきた。当たり前だと言えばその通りであるが、それを認めない、いや気がついていない人がまだ沢山いることも事実である。物が改まるには、大きく分けると「革命」と「維新」の二つが有る。「革命」は根本からやりかえること。「維新」はだんだん日々改めること。病気に例えると「維新」は内服療法で徐々に治していくやり方で、「革命」は外科手術、患部を全て取ってしまう為治りが早いけれど、必ず痛みや後遺症を伴う。私は欲張りなようであるが、今の現状は「革命」と「維新」両方が必要ではないかと思う。「維新革命」とでも言った方が良いのかそれほどの事をしないと「世直し」は果たせないと考える。実践するのみである。

雑記
7月5日に地域内のスポーツ大会が開催される。今回もソフトバレーボールに出場する為、昨晩から練習し始めた。バレーボールは昔とった・・・。得意としている種目であるし、日頃、ジョギング等続けているので体の衰えは隠せないものの、少しは自信が有ったが何と、練習を始めて分かった事はボールへの反応、体の切れ、感覚全てに思うように動かす事が出来ず。おかしい、もう一度もう一度と練習試合に臨んだが結局、終わるまで同じであった。ジャンプしたと思っても落ちる感覚がない。(飛んでない)・・・・・「このショックは実に大きかった。」そのことを妻に言うとコメントなし。何もかも、落ちるだけ落ちてしまった。

2009年6月1日月曜日

メヌード

今朝の大朝は快晴。今日から6月、日本は「衣替え」、通勤時いつも会う小学生の兄弟も半袖姿に変わっていた。30日は親戚の結婚式に出席した。慶びの宴はいつもながら良いものである。学友や幼なじみ、沢山の理解者に囲まれ正に晴れの舞台。いつも会社関係などの場合は、「主賓挨拶」が有るためまた、センターテーブルで緊張気味であるが、今回は、親戚と言う事で全体の和やかな雰囲気にすっかりしたり、良いひと時を過ごさせていただいた。2人のプローフィールで新郎への質問に「嫌いな食べ物」メヌードと書いてあった。私もなんだこれ。と疑問に思い数人に聞いてみたがよく分からない。誤字?
いよいよ披露宴が始まり、主賓挨拶で上司の役員が「お祝いのあいさつの前に質問させてください。」と変則的な言葉から入られた。○○君、「メヌード」何なのですか。すると、出席者全員大爆笑。きっと、全員疑問に思っていたのだろう。答えはメキシコ料理の臓物料理(牛の胃袋やホルモンスープ)と答えが返ってきた。新郎は10年近くアメリカで勤務していたから、余程嫌だったのであろう。しかし、全員「メヌード」の疑問が引っ掛かっており、主賓の役員の質問(サプライズ)で会場の雰囲気は大盛り上がりのスタートになった。きっと二人の生活もこの盛り上がりのように明るい家庭になっ行くことであろう。
先月は出張や色々と重なり、ブログの更新がうまくできませんでした。しかし、過去最高のアクセスを頂き、恐縮しています。引き続き、日常の出来事をアップして行きますのでよろしくお願いいたします。

追伸
盛り上がった披露宴から帰宅してみると一通のはがきが届いていた。今年の春まで地元の中学校へおられ、親しくさせていただいていた校長先生からだった。心こもった内容に感動。校長先生ありがとうございました。
5月も景気の方は厳しさ続行で有るが、多くの新しい出会いや、チャレンジデーの最高参加率、また、その縁で懐かしい方や大勢の方々からの連絡、また和やかな結婚式と素晴らしい月になった。その勢いを6月につないで行きたい。