2009年10月30日金曜日

ドラフト会議

今朝の大朝は晴れ。昨日はプロ野球のドラフト会議が有り、各球団思いの候補選手獲得で明暗は有っただろうが、テレビ・新聞に出ている各選手の顔が実に新鮮で力強く感じた。バブル全盛時代は不足そうな顔の学生や涙の会見姿がしばしばあったがそれに比べ実に晴れ晴れとした気持ちの良いドラフト会議で有ったように思う。(私の感じ取り方だけかもしれませんが。)選考方法も変わったり、時代背景が有るのかとも詮索してしまう。政局の方も民主党に政権が渡り、手探り状態はやむを得ないが、物事に取り組む姿勢の真剣さは、国民は好感がもてているのではないだろうか。会社経営もそうであるが、「守りの姿勢」で将来を考えてしまうと夢も希望も描けない時代になっている。この事でも分かる事は何れにせよ主役は「人間」。新たな目標をたて新しいステージでの再出発で新時代を築いて行く時ではないかと痛切に感じる。しかし、この閉塞感の世の中で、主役のモチベーションアップが大きな課題であろう。
追記
第32回 おおあさふるさとまつり 「キラリおおあさ」をテーマに下記のとおり開催されます。是非おいで下さい。 
                            記
平成21年11月1日 日曜日  10時半~15時まで
大朝ふれあいの森 クローバードーム

各団体の発表、地元各団体の出店も多くあります。姉妹縁組の大崎上島町からも出店頂いています。

2009年10月28日水曜日

人道を尽くして天道に任(まか)すべし。

今朝の大朝は晴れ。今日は全国的に晴れ。テレビの天気予報が言っていた。最近珍しく霧が出ている。
晩秋になり、会社構内の桜の葉が毎日毎日降り積もる。暑い時期の草刈りもそうであるが「自然と人間」との葛藤である。しかし、考えてみるとこの葛藤がなかったらどうなるだろうか。実に絶妙な関係で有ることに気が付く。自然に任せ、落葉又草が生え放題になるとやがて野になり山になる。先人の二宮尊徳は自然に学び多くの事を後世に残されている。田の畦に穀物を植え、無駄のない農地利用をした事も有名な話である。また、野菜を食べて今年は冷夏になる事を察する鋭い感覚を持ちながら自然と共生する(生きる)事を伝えて来られている。その、尊徳翁が「人道を尽くして天道に任すべし。」と言う言葉を言われている。私はすぐ、仕事に結び付けてしまうのであるが自然との共生は言うまでもないが、やはりまず「人間」、しかし努力をしなくてはいけない。この事を述べられているのではないだろうか。(人が主役)
現在は見た目は変化無い日々であるが、余りにも多くの事が変わりすぎ、また変わりゆく中、一番の人間が「やる気をなくし」、システムや自然に流されているような気がしてならない。「人道を尽して天道に任すべし」各人の受け止め方は違うかもしれないが、今一番大切な事ではないかと思う。

2009年10月27日火曜日

八幡湿原ハイキング&りんご狩り

今日の大朝は晴れ、秋も深まり紅葉が綺麗な季節になってきた。24日の土曜日は総合型地域クラブ主催のハイキングを開催した。40名の参加で町内の八幡湿原へ行った。ボランティアガイドさんをお願いし、3班に分かれ、紅葉のはじまった山々を見ながら、草花の説明を受けリフレッシュさせて頂いた。
中でも「まゆみ(真弓)」の実が実にきれいな色になっており、感動した。万葉集にも出てくる「まゆみ」らしいが、恥ずかしい話、名前も姿も初めて知った。この木は、しなやかな材質をいかし、弓の材料にされたことからこの名前になったとか。そのほかにも、かつては和紙の材料だったほか、印鑑や将棋の駒の材料などとして用いられるらしい。湿原の観察が終わると壮大な千町原に出た。昔は演習場にもなっていたらしいが実に素晴らしい眺めであった。標高800mの八幡高原をのんびり探索できたハイキング、参加者も満足して頂いたのではないかと思う。帰りに槇原リンゴ園によりりんご狩りもさせて頂き、良いお土産にもなった。町内にも素晴らしいところが有る事の発見と、自然をまだまだ知る必要性を感じた実に充実した一日であった。皆さんも是非、八幡湿原へ行ってみてください。11月初旬が一番紅葉が綺麗ではないかと思います。

2009年10月23日金曜日

権威とは

今日の大朝は晴れ、秋晴れの一日になりそうである。今週は出張が続き、ブログの更新ができませんでした。「どうしたん。」各方面から心配いただき恐縮をしております。ただ、バタバタしているだけで元気にしております。ブログを読んで頂き、古典が好きであると言う事で本の紹介を頂いたりしており有難うございます。さて、広島県知事選挙もスタートしていますが、どうも盛り上がりに欠けているように思えます。そう思うのは私だけでしょうか。それはそれとして、今の社会、何か「権威」のある方が全くいないような気がしてなりません。「権威の私物化」をされる方は大勢おられますが、目的達成のための「権威ある人」が必要ではないかと思う。昔、徳川家康は藤原惺窩(せいか)と言う偉い学者を師として「論語」の勉強をはじめた。ところが、講義を受けている時につい、居眠りをしてしまい、師である惺窩が怒り、こんな弟子は教えんと去って行ったという。この話は有名であるが、今の学校の先生も特に戦後、自ら「我らは労働者だ」といって権威を落としているように思う。難しい背景は有るのかも知れないし、全てがそうだと言っているわけではない。しかし、学校の先生だけの問題ではなく、会社でも色々な組織でも上に立つ者の本当の意味での「権威」が必要ではないかと思う。
偉そうなことを言える立場ではないが自らの小さな範囲で出来る限りの実践はして行きたい。さて、先日長崎に行く機会が有ったが造船所はとても忙しそうであった。車を運ぶ船も完成間近であった。聞くところによると6000台運べるらしい。昨年からのショックで既存の車載船は開店休業と聞いているが、本当に活躍する日が有るのだろうかと要らぬ心配をしてしまった。思わず・・・・パチリ。

2009年10月17日土曜日

何故シルバーシートを設けたか?

今日の大朝は曇り、時々晴れ間は有るが穏やかな日である。今朝はお寺のお掃除からスタートした。報報恩講・供養法要を19日に行うため門徒が集まり一斉掃除、残念な事に住職不在のお寺である。今朝も年配の方が「おい、今後どうするか考えないとこのままでは続かんぞ」と開口一番。この問題も何とかしなくては。先祖代々受け継いでいる各家々、そのお陰で今日が有る。その代、その代の心の支えが仏の教えである。お寺の重要性は計り知れないものが有るように思う。しかし、目先の損得だけで生活している現代では「不必要なもの」の筆頭がお寺である。罰当たりな事である。先日、社会教育学者のお話を聞いており、「なぜシルバーシートが設けられたか?」と質問された。そうだ。その時はじめておかしい事に気がついた。お年寄りを敬う事は当たり前、体が不自由な方をサポートするのは当たり前と思っていたが、現実は違うという事に気がついた。世の中がおかしいと思っている人は多くおられると思うが、身の回りを見ると自然に恐ろしい行動をとったり、習慣になっている事が有るはずである。人の事ではないので自分自身、自問自答しながら物事を再考しなければいけないとつくづく思う。私は日常の色々な課題解決の為、古典を学ぶ事がとても重要だと思う。やはり「人」が中心だと言う事であろう。まったく、時代は関係ない事がよく分かる。論語の中にも「礼譲」とか譲るという言葉がよく使われている。「譲を以て国を納めればそう難しいことではない。」とか譲る事が人間社会でいかに大切であるかと言う事を何百年前にも最重要としている。また、私の好きな言葉で「礼楽」(れいがく)がある。「楽」(がく)調和と言う意味であるが非常に大切だけれど、それだけではいけない。そこに「礼」(れい)けじめがなければいけないという事。評論ではなく、実践したい。望むことより自らを慎むことから始めなくてはいけないと思う。

2009年10月13日火曜日

食欲の秋、芸術の秋、スポーツの秋

今日の大朝は晴れ、うす曇りであるが予報では晴れになる。さて、3連休も終わり、社員もリフレッシュしたようで軽やかな声が交わっている。秋と言えば「食欲・芸術・スポーツ」と一年間で一番欲張りな季節に思える。小さな事になるが私の秋は「食欲」何と言っても新米。そして長男の嫁の里は「丹波の黒豆」の産地でもある。毎年頂く、枝豆、最高である。・・・ビールで!これで満足。「芸術」柄でもないが一応蘊蓄を言わせて頂く。・・今年、ブリヂストン美術館で見た「マリー・ローランサン」の絵、oil on canvasの絵であるが実に淡い色調でしっかりしたフォルム脳裏から離れない。明治16年生まれのフランスの女性画家であるがとても今興味を持っている。美術館では(女と犬)が展示してあったが(接吻)等素晴らしい作品だと思う。もし機会が有れば、蓼科のマリー・ローランサン美術館へ行き満喫してみたい。・・希望。
「スポーツ」良い季節ゴルフも最高である。後は11/3のひろしま国際平和マラソンで楽しく走りたい。
私の小さな秋である。「人も人生も一期一会」現実の悶々気分も必要なところもあると考えるが悔いだけは残したくない。・・(日々全力投球 )

2009年10月11日日曜日

大切なもの

Y150会場「横浜にとってふさわしい生命体」
今日の大朝は晴れ、気持ちの良い秋晴れだ。しかし、涼しさを通り過ぎ朝晩は「寒い」。しばらく更新ができませんでした。3日前から、高齢の父親の容態が悪くなりバタバタしました。予断は許せない状態は続いていますが今は落ち着き頑張ってくれています。そう言う事で多くの皆さんへご迷惑をおかけし申し訳ありません。親として、いまだに多くの事を教え続けてくれています。この3日間はとても沢山の事を経験し、学ぶ事ができたように思う。現実に追い回されている日々。当然の事ではあるが、ともすれば「本末転倒」大切なものを見失う事がしばしばである。時代は国内外大きく様変わりし続けている。「変わること、変わってはいけないこと」この事の明確さは必要だと思う。今日は前述の理由で仕事がたまっており、一人会社で整理中だが、「人と時代は一期一会」この言葉を思い出した。しかし、私の大切にしている安岡正篤先生は何十年前にこんな事を言っておられる。「組織と大衆と機会に制せられて、人間は段々自主性を失い、人間味を無くしている。恐ろしい滅亡への道である。俗悪な時流に動かされず、真実の意義ある生活を営もう。」と現代信條として述べられている。まったく錆びてなく、現在への忠告としても十分当てはまる。常に「大切なものは何か」考えなくてはいけないと自分自身に言い聞かせた。
追記
写真はこの夏、友人と横浜開港150年の会場へ行く機会が有った。「クモロボット」で感動した。何故クモ?「横浜にとってふさわしい生命体」と題し、そしてこのように書かれていた。(蜘蛛は糸で巣を作る動物であり、極めて創造的な生命体です。また、「Web=クモの巣」型ネットワーク社会のシンボルとも言えます。150年前、異文化の種を受け取り育んだ横浜だからこそ、異なるクモを受け入れた。・・・・・。)と書いてあった。いずれにしても「大切なもの」を忘れてはいけないという事であろう。

2009年10月6日火曜日

明確な目標の必要性

今日の大朝は曇り、先日話の中で会社で会議をしても「やらないという事が正しい」何故かそんな風潮が有る。とその方が言われた。確かに、しかしこれは人間の本能では無いかと思う。我社でも「できない」理由は、堰を切ったように話すが、行う方法になると「しーん」と静まりかえる。社員だけではない。考えてみるとリーマンショックの大不況に突入してから早1年。必至で1年、生きつないで来たが「守り」に入っている自分自身を痛切に感じる。「やらない事が正しい」「できない理由を羅列する」全て保身、本能的に出る「守り」ではないかと思う。机の横のカレンダー10月の言葉は「人生綱渡り」と書かれている。余りにも時代背景に合っていると感心する。・・・綱渡りの名人は目標を定めて迷わない。下を見てふらつくから落ちるのだと補足されている・・・その通りだと思う。明確な目標を設定し胆力を決めて望む必要性を感じる。何時も東京出張の折、宿泊するホテルのそばに「銀座の母」の店が有るが覗いてみるといつも満員。ここだけは不景気知らずで大忙しだ。世相の関係もあるのだろう。しかし、何でも良いから繁盛していることは良いことだ。

2009年10月5日月曜日

第4回 北広島町大運動会 in 芸北

今日の大朝は曇り、10/3土曜日の午後からめっきり涼しくなった。昨日は第4回 北広島町大運動会が芸北地域で行われた。合併を機に始められた大運動会。合併前の旧町対抗で行われる。豊平地域、大朝地域、千代田地域、今回の芸北地域の会場と持ち回りで開催され一巡したことになる。
昨日は一日中、雲一つ無い秋晴れの下、各地域から選出された選手が健脚を競った。交流は勿論であるが各地域の郷土愛で熱い戦いが繰り広げられた。大朝地域からも500人近い選手が参加され、各種目でベストを尽くしていただいた。最終種目の男女連年リレーまでは大朝地域は4地域で第3位、一発逆転、リレーに願いを込めた。まず、女子、半ばから先頭に立ち、2位を大きく離し優勝した。続いて男子、各地域とも選りすぐりの選手を集めている。小学生から良いスタートで先頭をキープ、これまた素晴らしい健脚揃えでブッチギリの優勝を飾った。昨年まではもう一馬力足らず涙をのんでいたが、今年は男女アベック優勝に輝いた。総合ではもうひとつ及ばず2位に終わった。結果はともあれ、「やるからにはベストを尽くす。」大朝地域のモットーである。正に実行されたことが嬉しい。大会のテーマ「心ひとつに」にふさわしいさわやかな一日であった。引き受けの芸北地域の運営委員のみなさん、また、大朝地域の本部スタッフ、実行委員会のみなさん長期間の準備本当にお疲れ様でした。この偉大な力添えが有るからこそ、これだけの大きな大会が為されるのだと思います。有難うございました。
結果:総合1位芸北地域、2位大朝地域、3位豊平地域、4位千代田地域、リレーの部男女とも大朝地域