2010年12月31日金曜日

有難うございました。

今日の大朝は雪、大雪である。積雪50センチ、近年珍しい寒い越年となる。今年もあと数時間、世の中は大きく変貌中で今年も大きな変化を起こした年であった。この閉塞感はいつまで続くのであろうか。しかし、悲観的な話ばかりではなく、文化、スポーツ、科学と明るい話も沢山あった。勢いだけで「一番でなくてはいけないのですか。」と仕分け作業で幼稚な発言をした国会議員の先生もいたが。「はやぶさ」の軌跡も日本を誇れる明るい話題ではなかったかと思う。随所でまだまだ素晴らしい事も沢山あった一年だ。弊社も青天霹靂で時代対応を余儀なくされ、今年一年「糸の切れた凧」の状態で迷走したように思う。しかし、弊社は社員あっての会社である。「苦楽はともにする」これが原点である。小さな事を確実に遂行してもらい、新たな対応の準備が確実にできていることは事実である。その中でも、自社プランド「EGRETTA」(エグレッタ)の誕生は大きな目標ができた明るい話題の一つである。考え方をどうもつかで希望がどんどん増してくる。「叶うまで、諦めないから、夢がかなう」良い言葉である。オリンピック代表選手の一人が言われた言葉である。経営の神様松下幸之助氏も同じことの意味を言われている。明日からは2011年、語呂も良く、1からのスタートである。弊社の協力関係にある台湾も来年は民国100年、実に新たな時代のスタートにふさわしい気がしてならない。今年一年多くの方々との新たな素晴らしい出会があった、また、長年お付き合いしていただいている方々のご支援、本当にありがとうございました。
このプログ、一人のなんでもないつぶやきを「楽しみにしているよ」と各方面で言ってくださいました。驚いたのは台湾の関係者も随分見て頂いていたということでした。目先を追うばかりで、更新が今年はほとんどできませんでした。来年もどうかわかりませんが少しでも近況の雑報を掲載させていただきます。
来年も大きな大きな目標を持っています。「叶うまで、諦めないから、夢がかなう」をしっかり刻みこみ頑張りたいと思います。皆様方よいお年をお迎えください。本当にありがとうございました。 多謝。

追記
中国:王さん、グリーティングカードありがとう。来年こそは再会しましょう。
台湾:頼さん、今年もありがとうございました。
Hsiaoさん、今年も色々有難う。年始にお見積もり待っています。
張社長、無理ばかり言いすみません。必ず成功させましょう。よろしくお願いします。
林さん、いつもありがとう。来年もよろしくお願いします。
Ted社長、夢を形にしたいですね。
葉さん、色々とお世話になりました。来年もよろしく。

インドネシア:オオアサグループの皆さん元気ですか。頑張りましょうね。

2010年12月30日木曜日

一円融合

今日の大朝は雪、年末にかけて降り続くと言うことである。後2日で今年も終了する。世の中全体が大変化の中、迷走し続けた一年であったように思う。しかしながら、身の回りを見ても「この変化」にあまり気にしていない。いや、関係ない人も沢山いることは確かである。こんなものだろう。いやこれではいけない。相反する人々が同じ生活スタイルをしているのであるから、迷走するのも無理はない話である。昨日、友人の陶芸作家、江田島窯の沖山さんから来年の干支、卯の置物を恵贈頂いた。心のこもった作品にとても感動した。私は芸術家の方とは多くの仲間がいるが、作品で自らの主張、発信ができるので素晴らしいと常々思っている。石彫家にしても沖山さんのような陶芸家にしても画家にしても心の表現が作品に表れる。江田島窯の沖山さんとも長いお付き合いである。一つ一つの作品に愛情をこめて作りこまれている事がよくわかる。その情熱にひかれている。沖山さん「招福」の卯の置物大切な飾らせていただきます。有難うございました。「一円融合」この言葉は二宮金次郎の言葉で精神である。理解者もいれば、反対組織もある。どうしても反対意見には非難したくなるものであるが、しかし自らの思い上がりからくるものであると、いかなる反対者に対しても憎まず、恨まず、許し包容し、一切自己責任とする高い悟りの境地。それを一円融合という言葉で表しております。国の中枢の方々に是非もっていただきたい精神です。しかし、このような精神は現実、我が勝ちいっぺんには難しいが必要なことであると思う。
私は我流であるが常々「原因自分論」という言葉で小さな実践をしているつもりである。社員はよく聞く言葉である。

江田島窯 沖山 努さん
電話 0823-42-4309
江田島の工房にも沢山の作品が有ります。是非、寄ってあげてください。

2010年12月27日月曜日

半斤9両?

今日の大朝は雪、先週後半から寒波が到来していたが、昨日から積もりだした。地域によって積雪は違うが、50cm位降っているような気がする。しかし、除雪体制が整っているため、大きな支障なしに社員は出勤してきている。先週末は急遽、台中へ出張した。と言うのも、日本は年末であるが、海外は違う。と言うことは、私たちは正月休みで休んでいても海外は動いているということである。反対に中国・台湾は2/2旧正月に入ると完全に動きが止まってしまう。その事を考慮して、生産計画を逆算するとこの時期しかないということで年末出張になった。冬と言っても亜熱帯の台湾は24度あり、汗ばむようであった。
台北、台中と数社工場を訪問したが、IT化は勿論、工場の5Sも徹底しており、フル操業状態である。ひと昔前の日本の姿そのものである。世の中の変化を改めて痛感した。「今後日本は何で稼ぎ、雇用の場を設けて行くのか。」重くのしかかってくる課題である。今回は急遽の訪台で有ったが、友人も時間をとってくれ、いつもの「半斤九両」で食事をした。観光客が行く店でなく地元客ばかりの店であるがあえてリクエストをして訪問した。面白い名前であるが、1斤=16両、半斤=8両であるが、この店は9両、すなわちサービスしますという意味である。何時も活気があり、地力を頂いた気がした。
しかし、この温度差は実に体にこたえる。

2010年12月15日水曜日

天地自然の法則

今日の大朝は曇り、冬型の天気になっている。予報では雪と出ている。師走も折り返しを迎える時期になっている。世の中も益々迷走を極めている。仕方ない事であるが迷走の政局も実に刹那的な判断でセパレートな制度を決めているが、私が言うことでもないが今後の危機感が募るばかりである。同時に時は確実に刻んでいくが、国民はそんな中、本末転倒し行き先を見失いつつあるのが現状ではないかと思う。「大げさ」と言われるかもしれないが、多くの方々は理解できると思う。先日、「闘戦経」という本と出会った。「本と出会った」言葉はおかしいが私は人と同じ縁で有ると思っている。今から千年前の平安期の日本最古の兵書である。目を通すにつれ、目は冴えてくるし、鳥肌が立ってきた。難しい本であるし、兵書として、戦法は書いてあるが戦術は列記してない。当たり前に読めば、ちんぷんかんぷんか、昔の時代の話で終わるが、現実の社会や、会社経営にあてはめると全く新鮮そのものである。面白いのは兵法でも「眼はよく見えて便利だが、三つはいらない。指はよく仕事をするが六つはいらない。これと同じ理屈で、戦いに勝つのもほどほどにするのが奥義」とある。正に何事にも当てはまる。そのほか「天地 自然の循環、有り様を基本原則に考えること」等その他「総合力」「人を重視する事」「諦めてはいけない」等など・・。私は知識も経験も浅いが、小さな会社経営で日々社員に語りかけていた内容ばかりである。この「闘戦経」という本との出会いも恐らく一分一秒狂いなしに出会ったことを考えると、宝として生かさなくてはいけないと思い。深夜、突如パソコンの前に立ち、会社の「社心」(従業員の背骨として)10カ条に纏めた。2011年1月1日制定で会社の社心として社員として人間として「幸せな生活を送るため」の指針として生かしていきたいと思う。

追記
写真は安来市の造り酒屋の木組みである。その所々で生活の知恵を活かして工夫してある。

2010年12月10日金曜日

百年に一度のチャンス

今日の大朝は穏やかな朝だ。昨日は初雪が降り寒い日であった。路肩には残雪はあるが道路の積雪はない。昨日は久しぶりに会社にいることができた。お客様との話の中で、混迷の世の中ではあるが考え方次第で「百年に一度のチャンス」と頑張っている人の話を伺った。私も同感である。振り返って見れば、普通では会えない人にも会えているし、行けない会社にも訪問している。このことだけでも大きなチャンスである。先日、山口の300人の町にある造り酒屋「旭酒造」を訪問する機会があった。「獺祭」(だっさい)で有名な酒蔵である。桜井社長に蔵を案内いただき、お話も伺った。正にピンチがチャンスを生んだお話であった。この小さな町の酒蔵が、日本でまた世界で堂々と君臨して、味われている。素晴らしいの一言である。社長の言葉に精神論はない、美味しい酒、買っていただける酒、を技術を積み上げて結果を出したお酒である。「純米で大吟醸しか造りません。」きっぱりと桜井社長の口から発せられた。
何とニューヨークでも獺祭は大フィーバーだとか。業界こそ違うが、経営という面からは共通点がある。
「百年に一度のチャンス」決して、棚から牡丹餅ではなく、日々の努力の積み重ね、課題の解決、その積み重ねあってのチャンスであることがよくわかった気がした。「努力と継続」この言葉の重みを感じた。
先月末、今年も年末ジャンボの売出日に丁度東京へ出張していた。新橋から歩いて東京駅へ行く途中の西銀座のチャンスセンター、一番窓口は2時間半待ちの大行列ができていた。異様な光景の為、思わずパチリ。一髪千鈞を願うことも良いかもしれないが、私は「積小為大」の方を選びたい。いずれにしてもこのチャンスは確実に得たいものである。
一髪千鈞
ひとすじの髪の毛で千鈞の重さのものを引っ張ること。非常に危険なことをするたとえ。

2010年11月25日木曜日

久しぶり

今日の東京は晴れ。昨日より東京にいる。今朝は久しぶりに軽いジョギングをした。半年ぶりである。
坐骨神経痛ではないが、気になり始め、出張のたびには、ランニングの用意だけはして行くが、この半年は鞄からシューズが出ることがなかった。先日から、広島市内の整体の先生から進められ、施術ではなく、左右のバランスの調整をしていただいたら、「走ってみよう」という気が起こり始めた。自分の体であるはずなのに、不思議な体験である。今朝はいつものように、新橋から内幸町そして皇居といつものコースへ久しぶりにくりだした。桜田門から右手を見ると、国会議事堂の周りの銀杏並木の黄金色が実にきれいに朝日に映っていた。いつもの道を変更し、六本木道路へまわって黄金の歩道を歩かせていただいた。「早起きは」何とかというが、朝の運動は体力気力の源のような気がする。体を労り、徐々にペースを取り戻したい。今日もいざ出陣。

2010年11月15日月曜日

日本力

今日の大朝は雨、日は射しているが冷たい雨が降っている。さて、昨晩の世界バレー女子、三位決定戦、国民の多くの人に感動と大きなヒントを与えてくれたと思う。小さな会社を経営している関係で、全てを結び付け、課題解決や発想に結びつける癖があるため、少し誇大表現になるかもしれないが、多くの方が大切なもの、忘れかけてものをあの試合から感じ取られたことは間違いないと思う。写真のブラジル戦敗退後の写真。正直、私はアメリカ戦はストレート負けを予測していた。○○ジャパンとマスコミは色々と騒ぐが、真鍋監督は余りそのような表現がされていない。荒木キャプテンも実力は言うまでもないが、スターではない。しかし、最強の日本チームが出来上がった。私が一番素晴らしいと思ったのは、名実、「全員バーレー」である。この監督の考えは「スタッフ、選手、ファン」これが一つになっている。近年、代表選手に選ばれても、出番のない選手がたくさんいた。それは監督の考えなので何も言うことはないが、結果はどうか。?私は真鍋監督の全員バーレーが今の日本の組織にも必要であると痛感した。スター選手は必要ない。いや、「随所に主たり」、全員がスター選手である。全員がその力を発揮できた。素晴らしいことだと思う。詳細は理解できていないが、あれだけ個人パワー、テクニックの違う、チームに勝った。大きな力をもらった。今の日本自体の実情から、脱皮するためにも、いや克服するためにも大きな参考になるのではないかと思う。小生は会社運営、組織運営に参考にしたい。
技術は勿論であるが、「念ずること、力を合わせること、信頼すること」この実践を私たちに教えてくれた。真鍋監督をはじめ、スタッフ選手の皆さん、お疲れ様でした。そして、有難うございました。

2010年11月13日土曜日

思考の三原則

今日の大朝は曇り、昨日から季節外れの黄砂が飛んできている。テレビ報道は海上保安庁のニュースで大騒ぎのようであるが、根本から整理しない限り、解決しないような気がする。人間同士が話をして真実が見えないのであれば、この世も終わりではないだろうか。ふと本を読んでいたらこの言葉が目に入った。「思考の三原則」安岡正篤の教えにある。第一、目先にとらわれず長い目で見る。第二、物事を多面的全面的に観察する。第三、根本的に考察する。一人ひとり、立ち位置は違うと思いますが、自問自答してみれば、整理整頓はできると思う。先程、友人のヒロ君と恵子さん夫婦が来てくれた。久しぶりである積もる話をひと時したが、やはり「生き方」「目標」「時代対応」話の主はそこになる。我社もまさに今、時代対応しているところであるが、私は一分一秒狂いなしで世の中が成るように成るべくして進んでいると信じている。進化論を唱えたダーウィンが「最も強い者や最も賢い者が生き残るのではない。生き残るものは、ただ変化に対応できる者だけだ」と言いました。思考の三原則を実践して活路を見出す。それが今。人間が中心の世の中に成ってほしいものである。

2010年11月6日土曜日

あのパワーは何だろう。

今日の大阪は晴れ。今始発で大阪を出た。昨晩はフラットディスプレーフォーラムが京都で行われ、小職もお誘いを受け初めて参加させていただいた。既に10年以上続いている会だそうであるが、テレビや専門誌に名の載る方々、また会社の方々ばかりであった。まさに全国、いや昨日まで海外にいた方も多くおられ、この業界の国際化を実感した。有機ELの最新状況、液晶の現状と今後の動向等、講演があり、次々と技術発表があり、何というパワーなのかと・・・・驚きの連続であった。私も初参加ということで、皆さんの前で時間を頂き、「中山間地で頑張りたい、人が主役そんな会社を築きたい。」と、我々の業界の動向とは全く逆なことを発表させていただいた。そうすると、会場から大きな拍手が湧きあがった。みんな願って海外戦力をしているのではないということが確認できたような気がする。世界的に有名な液晶材料の会社の社長も来られていた。創業136年、京都ならではの技術を時代対応され、今日までこられている。駆け寄ってこられ、弊社の課題があるので御相談したいことがある。こんな問いかけがあった。
また、桁違いの世界企業がなぜ弊社に??また、この旺盛なパワーに驚いた。一体、結集している方々のパワーは何だろうかと、驚きの連続であった。この姿勢こそ、日本力そのもののような気がした。
頂いたこのパワーを無駄なく、今後の糧として生かしていきたいと思う。

2010年11月4日木曜日

全て断念

今日の大朝は快晴。大霜が降っており、一面真っ白になっていた。つい先日まで、暑い暑いと言っていたのが嘘のようである。異常気象は確かであるが、自然界の力には驚いてしまう。さて、先週は不順な天候であったが、11/3昨日は快晴になった。恒例のひろしま国際平和マラソンがまた、参加人数を更新し開催された。誠に残念ですが、今年は体調不良で不参加とした。というのは2つ理由がある。一つは、この夏にバレーボールの大会で張り切りすぎて、筋を違え、いまだに治らず練習どころか、走る意欲がわかない。もう一つは、何を間違ったか今年の申し込みで「車いすの部」へエントリーしていた。・・情けない。こんなことが重なり、一週間前に「走るな」ということかな?と勝手な解釈をして不参加を決めた。今年は結局、恒例の錦帯橋、聖湖、平和マラソン全て断念したことになる。完走した達成感、体感こそ味わうことができなかったが、自己管理の大切さ、継続の大切さ、また難しさを勉強させてもらった。今朝の新聞に、大会でよく会うお爺さんが載っていた。皆勤賞らしい・・・あっぱれである。
まず、体を整えることに専念したい。

追記
今年も余すところ2か月になりました。先月もプログの更新ができず反省しています。色々な理由で今年は練習も出来ず大会も参加できませんでした。楽と言えば楽でした。
しかし、リズムということの大切さを痛感します。走る事だけでは無く、全てに影響してきます。
「狼少年」にならないようにしたいと思います。それにしても、元気が源です。皆さんもどうぞご自愛ください。

2010年10月27日水曜日

求められいてること?

今日の大朝は晴れ。朝の気温8度、昨日から行き成り冬になった。我が家は慌てて昨晩ストーブを出した。さて、世の中はめまぐるしく変化を続けている。どこに、どのような着地点になるのだろうか。一向に失業者は減ることはなく。経済も安定的な動向ではない。あらゆる場面、私の活動している範囲であるため、本当に狭い範囲ではあるが、この閉塞感、不況感は大きな変化がもたらしているものである事はわかるが、「今、何が求められているか。」もし、そう問われると私は「バランス感覚」この言葉が浮かんでくる。自分の事だけではなく、相手を気遣う気配りもそうであろうし、男と女、また家庭では父親、母親もそうであろう。全てのバランスが取れれば何一つ問題は起きないのではないかと思う。ほんの一例であるが会社でも社員と経営者、等など考えていくときりがないが、バランスが取れていればどうだろうか。
今、全てにそのバランスが崩れているのではないかと感じる。森信三先生の言葉に「男の子は素質的には母親似が多く、娘は父親似が多い。そして後天的には、息子は父親に学びそして娘は母親に学ぶ。・・生命における相互交錯、先天、後天の微妙なる天理と言われている。」このことからもバランスの大切さがうかがえる。そんな見方をすれば、思考も行動も変化するのではないだろうか。

2010年10月21日木曜日

地平天成

今日の大朝は曇り。今月も後半になった。早いもので今年もあと数カ月になった。日々、目先を追い続けているが、今後どうなることだろうかと不安と期待が交錯する。しかし、「人事を尽くして天命を待つ」これしかないと思う。平成になっても既に22年が経つ。当時の小渕首相が「平成」の元号を国民に披露されたのがつい先日のような気がする。中国古典の「書経」からの引用であることは知られたところであるが、「平成」のもとは「地平天成」地平らかに天成り、で、そうなるためには「六府三事允におさまり」と記してある。六府(りくふ)とは、火、水、金、木、土、穀の蔵だと。火は燃料、水は飲料、金は金融、木は木材、土は土木、穀は食糧。国を司るものは、これらを納める蔵を適正に運営しなくてはならない。その為には、三事(さんじ)その為には三つの事業をやりなさい。その三つは、「正徳」「利用」「厚生」だと。「厚生」とは、命を尊び人々がつつがなく暮らせるような政治をやること。「利用」とは、限りある資源を適切に用いること。それから「正徳」徳を正しく行いなさい。自己の最善を他者に尽くしきる事だと書いてあります。「平成」にはそんな思いが込められてスタートしたが、何でこんなことになったのであろうか。
国民は勿論であるが、国を司る方々も自己の利権争いではなく、人間にしか持ちえていない「意識とか精神とか志」を高めていただきたいものである。四千年以上も前の本(古典)ではあるが、現在の私たちが忘れてしまっていることがズバリ書いてある。自分にできることは、自らの生き方、弊社の運営に再度、自問自答していきたいと思う。・・・いずれにしても、人が主役。人間をいかに磨いていくかであろう。

2010年10月17日日曜日

求められいてること?

今日の大朝は晴れ。朝の気温8度、昨日から行き成り冬になった。我が家は慌てて昨晩ストーブを出した。さて、世の中はめまぐるしく変化を続けている。どこに、どのような着地点になるのだろうか。一向に失業者は減ることはなく。経済も安定的な動向ではない。あらゆる場面、私の活動している範囲であるため、本当に狭い範囲ではあるが、この閉塞感、不況感は大きな変化がもたらしているものである事はわかるが、「今、何が求められているか。」もし、そう問われると私は「バランス感覚」この言葉が浮かんでくる。自分の事だけではなく、相手を気遣う気配りもそうであろうし、男と女、また家庭では父親、母親もそうであろう。全てのバランスが取れれば何一つ問題は起きないのではないかと思う。ほんの一例であるが会社でも社員と経営者、等など考えていくときりがないが、バランスが取れていればどうだろうか。
今、全てにそのバランスが崩れているのではないかと感じる。森信三先生の言葉に「男の子は素質的には母親似が多く、娘は父親似が多い。そして後天的には、息子は父親に学びそして娘は母親に学ぶ。・・生命における相互交錯、先天、後天の微妙なる天理と言われている。」このことからもバランスの大切さがうかがえる。そんな見方をすれば、思考も行動も変化するのではないだろうか。

2010年10月15日金曜日

元気です。

今日の大朝は晴れ。猛暑が懐かしく思える季節となりました。人間というものは身勝手なものだと、自らの思考で反省する。「のど元過ぎれば。・・」これが自然体のようである。しかし、人間である限り、何か違えねばいけないと危機感を感じる。世の中は自分中心に動いている訳ではありません。奢った言い方に聞こえるかもしれませんが、「体調が悪いんか。」「更新が無いので寂しい」「忙しそうだね」多くの言葉を頂き、申し訳ないと日々思っております。しかし、本当に更新する余裕がないということは事実です。
しかし、元気です。安心ください。色々と声をかけて頂き、東奔西走をしています。田舎の町工場ですが、「人が主役」であると設立以来言い続けてきました。まさに今こそその真価が問われる時だと思います。
ある人が言った。オーケストラも指揮者によって、音が違う。製造業も同じく、一億円の新鋭の機械を使っても、オペレーターによって出来栄えが違う。・・・・・?改めて多く語ることはないと思う。人間の存在感をアピールする時代だと痛切に感じる。昨日もある社員に伝えた。「自らの熱い思い。」念ずれば花開くではないが、その気持ち、熱い心が無い所に「結果」は無いと。幸せを念じ、努力するのみである。
本日は我社にとって記念すべき日になる。社員をはじめ関係者の努力の賜物であるが、はじめての私募債を発行させていただいた。この地域でも初めてらしい。有難い事である。良質の資金として明日へつなげていきたい。

2010年10月2日土曜日

大阪支店

今日の大朝は晴れ。しかし、天気予報は正確で、午後三時過ぎから雲行きが悪くなり、予報通り、明日の雨を待っているような様相である。弊社も大きな時代対応を余儀なくされている。時代対応だけに波乗りのごとく、タイムリーに行きたいところであるが、現実は五里霧中。しかし、日々の営みが途絶えてしまえば言うまでもない。縁あって、大阪に支店を開設することになった。社員はもとより、多くの方々のお力添えを頂き為せる事と感謝感謝である。御堂筋線に隣接した大阪駅前第三ビル6階に支店を開設することが出来た。昨日は会議が有り、大阪に入ったが、隣に「お初天神」の露天神社が有った。挨拶方がらお参りをした。「縁あって大阪に参りました。よろしくお願いいたします。」心をこめてご挨拶させていただいた。考えてみれば、予期もしない事があたかも自然に現実する。やはり「人の縁」、ここが一番ポイントではないだろうか。全く先の読めない世の中、心中穏やかではない。しかし、人を信じ協力し合わない限り何もできないのは事実である。お初天神の境内に「至誠にして動かざるものは、未だこれ有らざる也」と吉田松陰の言葉が掲示してあった。・・「真心を尽くせば人の心は必ず動く」。今まで同様、人を大切に又信頼し今後も努力することを誓った。
追記
写真は御堂筋線から弊社大阪支店を写した写真です。

2010年9月28日火曜日

300円の節約

今日の東京は雨、やっと涼しくなり、中止していたジョギングを開始しようと決意し出張に出たものの、何と朝起きてみると大雨。昨日に続き今日も一日中雨のようだ。広島を出るときは良い天気で有ったため、傘の用意はしていなかった。デフレ時代で300円台で傘はある。しかし、出張のたびに傘を買っており、反対に販売したいぐらいたまっている。今回は東京と言う事もあり、幕張ではさすがタクシーは使ったが何とか地下を通り用を済ますことが出来た。実に便利な街東京である。朝のジョギングこそ出来なかったが、重い荷物を肩に掛け、階段を登り良い運動になった。

2010年9月19日日曜日

「鎧滝」見つからず。

今日の大朝は晴れ。大朝は秋の刈り入れ真っただ中だ。大阪出張から帰り、久々にゆっくりできた。先日、友人が北広島町に有る「鎧滝」を知っているかと尋ねてきた。丁度その夜、地域の会合があり、調べてもらうと芸北に有ることが判明した。友人は何とか探して行ったと連絡が有ったため、本日、興味半分で行くことにした。芸北の友人に大体の位置は聞いたものの、全く分からない。看板もないし、尋ねる人もいない。松原の方から「奥滝山峡」ののぼりが有ったので入ってみることにした。しかし、道は砂利道、道幅は車一台、片側は渓谷、進めど進めど同じ山道、進むこと30分、後ろに車がついていた。「安堵の気持ちでいっぱいになった。」少し、道幅が広いところでその車に追い越して頂いた。その後も3台、追い越しや対向車があった。生活道にもなっているのか?全くの獣道だ。と言う事で50分余り、スリルある渓谷道をすすみ、国道へ出る事が出来た。・・・とんだ鎧滝探しになった。又リベンジしたい。

2010年9月17日金曜日

ひろしまビジネスマッチングフェア2010

今日の大朝は晴れ。昨日は広島県立産業会館においてビジネスマッチンクフェア2010が開催され、弊社も初めての出店をさせて頂いた。LED平面照明、特殊光源装置、フィールドシーケンシャル駆動の液晶モジュール、自社ブランドEgrettaの無指向型タワースピーカーを出品した。多くの人にご来場いただき、激励やご指導を頂いた。わざわざ遠方から、「オオアサ電子の名前のっていたから」と尋ねて来てくれる人や初めてお会いする方でも、会社内容をよくご存じの方など人の温かさ又大切さを痛感した日になった。中でも、無指向型タワースピーカー「エグレッタ」はご来場いただいた方々に大きな反響を頂いた。中には、「灰皿」かと思ったとストレートなご意見も頂き、これも真摯に受け止め今後の参考にさせて頂きたいと思う。そのようなご意見も参考にさせて頂き近々中、販売を開始したい。
一番印象に残っているのは、スピーカーの音に聞き入り「こうして音楽を聞くことが無くなったな~。」と多くの方々が同じ言葉を発せられたことである。・・・現実を物語っている。
人間が中心、主役、再認識した一日であった。ご来場の方々、関係各位の方々本当に有難うございました。

2010年9月13日月曜日

共通点

今日の大朝は晴れ、日中はまだ残暑が残っているが、めっきり朝は涼しくなってきた。自然は予定通り、秋の様相になってきた。この土日は、大阪神戸と車で移動した。往復750Km、余談であるが、ETCで料金所を通過して1000円!!!、感動する。このような閉塞感の中で有るが、大阪へ営業、開発の拠点を設けることにした。多くの方々の尽力で大阪駅前ビルに事務所を構えることにした。身の丈は忘れてはいけないが、挑戦し続ける事はとても必要だと思う。相田みつをの言葉に「一生不悟(ふご)」・・人生悟ったと思った時には成長は止まる。人生は生涯修養を忘れてはいけないと言う事である。また、昨年、百歳を超え、大往生されている松原泰道師も常々「生涯修行、臨終定年」と言われていたがまさに有言実行、その通りの人生を全うされた。日本人のみならず、成功者、いや時代おこえて名の残っている先人の共通点は「常に挑戦し続けている。言葉は違っても一生修養、修業」である。自らの目標設定で自らを高めて行く、とても大切なことであろう。他人事ではなく、一歩一歩挑戦し続けて行きたい。

追記
①Egetta、いよいよ、3日後にデビューする。来社いただいたり、メールではがきでと多くの方々からの激 励を頂きました。誠にありがとうございました。頑張ります。
②昨日、大阪からの帰りに、学生時代良く利用していた明石駅、又魚の棚商店街に寄ってみた。30年  という時の経過は景観を大きく変えていたが、「魚の棚」の活気の有る様子は本当にうれしかった。正  に挑戦し続けている結果であろう。またゆっくりと行ってみたい。

2010年9月9日木曜日

Egretta(エグレッタ)

今日の大朝は晴れ。台風一過、昨晩はとても涼しかった。しかし、また日中は猛暑。今年はちょっと違う。さて、弊社も28年目を迎え、世の中の変化について行くための対応しなくてはいけない局面を迎えている。とはいえ、全く新しいものの展開など出来るわけはない。やはり、今まで培ってきた技術を生かし、世の中のニーズに合った製品の創出が必須である。その中の一つで、15年前から、全国数社のハイエンドオーディオ業界の製品をOEM供給していたが、この度、自社製品の無指向型タワースピーカー&アンプを発表する。来週、9月16日10時~17時、広島県広島産業会館(西展示館)で開催のひろしまビジネスマッチングフェア2010でデビューする。内容はデビュー後に述べるにしてブランド名として「Egretta」(エグレッタ)イタリア語で白鷺を意味する。Made in Japanを強調し、家の壁に使用する「漆喰」を用い、その白をイメージした製品に仕上げたため、まさに白鷺の白と言う事で命名した。白鷺のイメージの「優雅・伸びやか」を強調して行きたい。また、多くの皆さんへご愛顧頂けるブランドにしていきたいものである。このような事で、今の閉塞感を何とかして脱却して行きたい。人は皆豊かな暮らしを願っている。本当の豊かさとは・・・。一口に語れるものでない、金・物の豊かさは前提条件に過ぎず、人間の心を本当に豊かにできるもの、そのひとつが文化ではないだろうか。ある人が「文化とは」・・人の心に有る常識すなわちルール、良識というモラルやマナー、更に美意識というホスピタリティーこれらが全て表現され文化である。と言われている。何故こんなことを言うかと言うと、「本物の音」人によって評価は違うが、今回つくづく分かった事はいくら良いスピーカーを使っても、高価な部品を使っても心には伝わってくるものはできない。絵もそうであるが、目に見えない情熱、苦しみ、挫折、喜び等など、このような魂がどれだけ多くその生まれた製品につぎ込まれているか。また、不思議なことを言うが人間に聞こえない音が多く存在し、味の素のごとく音を調整してくれている。この調和と言う事が良く分かった。その事に気が付き、何故こんな時に「スピーカーなのかアンプなのか」????反対に今だからこそ、本質の豊かさや人間として大切にしなくてはいけない事を何かによって、蘇らせる時ではないかと思う。芸術の秋、このタイミングにEgrettaが発表できる事はとても光栄です。
是非、一度音を聞いて、また姿を見てください。いよいよ白鷺が飛び立ちます。
秘話
「Egretta」命名の日、会社の庭に一羽の白鷺が挨拶に来てくれました。・・・嘘のような話ですが本当の話です。

2010年9月1日水曜日

さすが東京

今日の東京は晴れ。今日も暑い、しかし、台風の影響か気になる黒い雲があちこちにある。
さて、昨日、有楽町駅から宿へ向かっていると、東京メトロ、銀座一丁目駅から長蛇の列が続いている。
野次馬人間としては見逃すことはできないので検証してみることにした。黒のビルに温度計で-2度と表示してある。アサヒビールが初めての試みで銀座からスタートと題うって、アサヒスーパードライを氷下点(-2度~0度)で味わう新しい飲み方を提案し、「アサヒスーパードライエクストラコールドBAR」を銀座にオープンし、そのお客さんの列で有った。当たり前のことをしててはこの世は渡れないと言う事はよくわかるが、よくぞ考えるものだと感心。好物のビールだけに味わいたいところであるが、猛暑の中、並ぶ意欲は無い。近くのコンビニで発泡酒を買い喉をうるをすことにした。
エクストラコールドBAR
徹底した温度管理により、凍結した専用のドラフトタワーから-2度~0度のスーパードライを提供するBAR
提供中の温度表示もリアルタイムに確認できる。女性の人気のお奨めメニューも有り、店の中は涼しいが、その涼しげに、またおいしそうな光景を見ながら猛暑の中で並んでいる人々の心境は察することはできない。・・・さすが東京。

2010年8月30日月曜日

見えない力

今日の大朝は晴れ。気がついてみると周囲の田んぼの色が黄金色になり始めた。刈り取りの季節に入って行く。大朝は盆を過ぎると、一変し秋を感じるようになるが、今年は違う。猛暑は続いている。しかし、いつも感心することであるが、「自然界は着実に時を刻む」。さて、昨日は今年の3月、惜しみながら休校になってしまった大塚小学校の周辺やグランド、屋内運動場の環境整備を行った。地域に呼びかけた結果、100名の方々が集まって頂き、綺麗にして頂いた。色々と行事や家庭の事も沢山あるのであるが、郷土愛とでも言うのであろうか、見えない力、地域を大切にする気持ちの表れだと思う。これから、跡地利用の検討や維持の方法も考えて行かなくてはいけないが、一番大事なことは「地域を愛する気持ち」これだと思う。学校が無くなった事は本当にさみしい事であるが、この事でこれまで以上に地域が一致団結できれば素晴らしいことである。相田みつをの詩で「花を支える枝、枝を支える幹、幹を支える根、根は見えないんだな」・・見えない力の大きさを感じる。

2010年8月28日土曜日

比較しない

今日の大阪、大朝は晴れ。この暑さは異常である。かつて、沖縄や台湾で体験した「ミラクル太陽光」大朝でも正にその記憶がも戻るくらい強い太陽光である。さて、大阪へ技術開発・営業の事務所を設けることになった。昨日もその関係で出張していた。技術者との話の中で期待を込め、過去の高学歴や高職歴は立派なものであるし、努力の結果である事も評価するが、本当の幸せをつかむには「人間力」が不可欠である。そんな内容の話になった。私が偉そうに言ってもインパクトには欠けるが、「社員は宝」である期待を込め話にも力が入った。どうすればいいのですか。その問いに、先人に学ぶ必要性、古典から学ぶことを進めた。「論語・孟子・大学・中庸」と四書もあるが「菜根譚」を薦めた。今から約四百年前、日本でいえば江戸時代の初めころ、中国・明代の洪自誠によって書かれた処世訓で有る。全く自然の当たり前のこと、原点がうまくまとめられている本である。私も25年ぐらい前に何度も読んだ本である。早速、人に言うだけではなく、原点回帰の意味も兼ね、駅の本屋で菜根譚を買い、道中夢中で目を通した。全く風化しておらず、今の時代にもとても大切なことばかりが書かれている。実に新鮮である。
全集45条「比較しない」偉い人であろうとそうでない人であろうと、誰もが心の奥には仏様のような優しい心を持っている。また、どんな御殿に住もうと、粗末な家に住もうと、住めば都と言うように、それぞれの味わいがある。にもかかわらず、その違いに不満を言うのは、世俗の欲望や見栄えにとらわれて、何事も他人と比較して幸せを求めているからである。本当の幸せと言うのは「自分の心」が決めるものである。・・・「自分の心」正にそうだ。実践に心掛けたい。

追記
菜根譚を読んでいたら、先日、日帰りで行った高知の桂浜の絶景を思い出した。・・実に不思議な本である。

2010年8月18日水曜日

根さえしっかりしていれば

今日の大朝は晴れ、猛暑。盆休みも終わり、スタートを切ったがこの暑さは異常である。この盆連休、多くの人々が故郷へ帰り、それぞれの思い出を残されたことであろう。我家は昨年末他界した父の初盆で、法要や、お墓参りに来て頂く方々の対応をさせて頂いた。例年なら、地域の盆踊りの準備で我家の事はなかなかできなかったが今年はしっかり先祖・先人への思いを起こすことができた。時を同時にテレビ報道では存在しない老人の数、行方の分からない老人の数が発表されていたが、膨大な人数である。インタビューに答えた子供曰く「親とは20年以上ご無沙汰で知らない」等の発言が飛び交う。実際だろうが、このような報道こそ教育上、報道規制し放映すべきではないと思う。まさに現代の世相に現れている姿そのものである。話は急変するが、2年前に約200㎡庭に芝を貼った。はじめは簡単に思っていたが、生き物である大変管理が難しい。友人の芝のスペシャリストの指導を得ながら管理を進めているが、植え付けの段階で土壌をしっかり整備していなかったことが全て原因のようだ。今日のような天気になれば、すぐ赤くなったり枯れたようになる。上から目砂を入れ、根が張れるように今年度は何度も目砂を入れた。その関係で現在は大きく変化してきた。スポーツにしても勉強、いや仕事にしても基礎が大事なように、今の社会も「人間」が基本を取り戻し、人間として生き始めないと、少し変化があると対応できない事になる。全て「自然界のルール」のような気がしてならない。「何をいっとるか。世の中、金や。」と信じている方もおられるが、そういう人は行きつくとこまで行かないと分からないだろう。「人間が主役」新時代へのキーワードだと思う。相田みつをは(根さえしっかりしていれば、枝葉はどんなに揺れたっていいじゃないか、風に任せておけばいい) 自分も会社もそんなふうになりたいなぁ。
                             お知らせ
 「いのちと平和」 講演会
私も師と仰いでいる石川 洋先生の講演会と福山出身のオペラ歌手村上彩子さんのコンサートがある。
異質のお二人で有るが「平和」を接点に今回の開催になった。日時は下記のとおりです。
是非、参加してください。素晴らしい内容の話と感動を得られると思います。こうした時代だからこそ必見です。前売り券は2500円です。私の所へご連絡ください。nagata@oasa-elec.co.jp
                           記
日時 2010年9月20日(敬老の日) 13時30分~16時30分
場所 エソール広島 2階 多目的ホール

2010年8月13日金曜日

暑気払い

今日の大朝は晴れ、先程、一時間夕立があった。今日から17日までお盆休みである。昨晩、互助会主催のビアパーティーを8/1オープンした町内の「広島北ホテル」で開催した。会社も大きな転換期を迎えている中ではあるが、社員の中からも「このような時であるからこそやろう。」と言う声もあり開催した。70名が集まり盛大に行う事が出来た。現在は設備関係の出し入れもあり、一時帰休もあれば、出向者もあり、まちまちではあるが「全ての経験は身になる。今が一番大切な時期」とあいさつで言わせていただいた。「火事場の馬鹿力」ではないが、組織が危機化に置かれた時こそ一番力がでる時である。まさに、常に外を向いて顧客の信頼を得るべく、最大限の努力を傾けている時である。ところが、順調の時は、慣れも加わり、内面を向き始め、自我が出始め、顧客が遠のき守りの力が回転し始める、そうなると破たんが速い。そんなものではないかと思う。今が一番会社として充実している時かもしれない。
今まで無かった業務で「営業、技術開発」が必数になった。ワークシェアリングはもちろんであるが、新規補強も必要になっている。実に難しい。一般に景気は上向きと報道しているが、リーマンショックの影響での離職者はそのまま休職中である。沢山の中から選べる事は事実である。高学歴、高職歴の方も沢山おられる。確かに人材としてのレベルは高いが、問題は何か?「現在は歴史の転換期であることの自覚をしているか。」そして「歴史の転換期、それは人々がそれぞれ生きる覚悟を決める時である。」この自覚が無い人間を採用しても、まず力は発揮できないだろうと確信している。昨夜も、ある社員が「社長が飛び回り体が心配だ、現実は困るがこのような時は給与も下げても良いのではないか、僕に何か出来る事はないか。」と真剣に話をしてくれた。そこまで心配をかけて申し訳ない。その思いを仕事に出してほしい。今はトップとして私にしかできない事を全力で行っているだけである。方針決定したら今の気持ちを糧に頑張ってほしいと気持ちを伝えた。
心のスイッチをON.・・・・ポイントであろう。完全に時代は変わっている。まさに生きる覚悟を決める時である。

2010年8月9日月曜日

大野石油広島オイラーズ

今日の大朝は晴れ。朝晩は涼しくなり、過ごしやすくなってきた。しかし、日中は連日猛暑が続いている。昨日の日曜日、大野石油広島オイラーズに来て頂き、バレーボール教室を開催した。地元大朝中学、千代田中学、新庄高校、スポーツ少年団と幅広い層に参加して頂き、有意義な時間を過ごすことができた。大朝地域は体育協会が総合型地域スポーツクラブ、青少年育成協議会と総括している。スポーツを通じて、青少年の健全育成も図れる活動を色々と考えながら取り入れるようにしている。今回の教室もその一環で「子供たちに一流選手と交流することで技術の習得はもちろんであるが、大きな夢を抱いて頂きたい。」そのような大きな願いを込め実施したものである。最初はなかなか、緊張していたが時間がたつにつれ選手との疎通も取れ始め、質問などもする光景が増えた来た。オイラーズの紅白戦も観戦させていただき、一流選手の迫力とテクニックの高さに参加者も感動されていた。私は何といっても、オイラーズの三ヶ島総監督、豆田監督や選手のアットホームな関係、雰囲気は、日々忘れかけている大切な物(信頼)を思い起こさせてくださった様な気がして、子供たちばかりではなく大きな収穫のある一日になった。オイラーズの選手の昼食を総合型地域スポーツクラブ「大朝人くらぶ」の有志で担当いただきました。いつものことながら、選手たちは美味しさに感動されていました。関係者の皆さん、本当に有難うございました。

2010年8月4日水曜日

自然の怖さ

今日の東京は晴れ、猛暑である。プラスで車からの発熱、室外機からの発熱で都内にいると日干しになりそうである。さて、場所を問わず、自然の怖さを感じる事件や出来事が多い。先日の救助ヘリの墜落、またその取材の方の謎の死・・。また、熱中症での死亡。先日は近所の方も亡くなった。自然界の中で人間は生かさせて頂いているが、何か一連を通し感じるところがある。「人間の過信、傲慢」適切な表現が浮かばないが、そのような現れが全て起因しているのではないかと感じる。一方、自然界と同じレベルで世の中も大きく変化し続けている。大半の方々も感じてはおられるが「まだ我慢しておけばまた景気良くなる」と考えている方が殆どだろう。いやいや、絶対に我々人間の発想、行動を変えなくては前述の「自然災害」に必ず遭遇する。そんな気がしてならない。・・・時代対応の必要性を痛感する。さて、本日も出発。(暑い)

2010年7月31日土曜日

貴重な体験。

今日の大朝は曇り、先日28日、友人に頼まれライオンズクラブのYEで来日しているフィンランドのヤン君と一日過ごすことになった。まず、フィンランドはどの辺にあるのかもわからず、地球儀を取り出し調べてみる。言葉もフィンランド語。日本語も少しできるが、英語が得意のようである。急な話であるし、事前準備もできずまた、北欧などの知識は全くない。全て珍道中の一日であったが、公民館や中学校へも行き片言の日本語と英語で何とか役割を果たすことができた。話を聞くにつれ、国の教育の違いに関心をもった。日本の詰め込み方式ではなく、自らが考える学習に力を入れられているようだ。その関係もあるのか18歳にすれば実にしっかりした考え方を持っているように感じた。どうも、飛び級で高校を卒業しているようで、今後は徴兵制があるため入隊し、その後は大学へ行き、地理の勉強をしたいという目標を持っていた。今回の来日も、自らがフィンランドのライオンズクラブキャビネットへ電話し、応募したと言う事である。実に日本の小学校からスタートして連続で大学まで卒業するスタイルとは大きく違う。細かな事は、文化も習慣も分からないので判断できないし、言葉の問題もありしっかりしたコミュニケーションもとれていないが、「教育の重要性」は感じる。弊社も現在苦肉の策で「社員教育」に力を入れているが、この事が決して間違いで無かったと言う事は、現実でしか現れないが間違っていないことを信じたい。とても貴重な体験をした一日でした。

2010年7月27日火曜日

ありがとう、ありがとう。

今日の大朝は晴れ。昨日は3時前から、激しい雷雨があり、大変でした。今までに聞いたことの無い大きな雷音。大雨、雹。異常気象そのものです。今日も台湾の取引先と話をする中、「暑いね」と言うと返事がありません。余り天気が良くない。涼しいです。やはり異常気象としか言いようがない。
さて、先日から懐かしい再会や心配り、忘れかけたこと等などと我にかえることがしばしばある。先日は炎天下の中ではあったが工場周辺の草が伸びていたので草刈りをしていた。それを見た社員が、冷たいスイカを持参してくれた。そして、手伝ってくれ出した。「暑いからいいよ。」と断ったがせっせと手伝ってくれる。じゃ、一休み。持ってきてくれたスイカを頂いた。「社長さんとこうして話をするのは何年ぶりでしょうかね。」石段に腰をおろし、スイカを食べながらそんな会話になった。「そうだね、良く社員と膝を交え、語り合ったな。」そんな記憶が次々と浮かんできた。「申し訳ないね。」その返答しかできなかった。しかし、その社員以外にも全てそんな思いになっているのだろうな。と改めて気がついたような気がする。また、本日は東京にいる元社員の親子が訪ねて来てくれた。11年ぶりの再開であった。大朝から東京へ行くときは子供は6歳であった。私が命名しているのでよく覚えている。東京でラーメン店を経営し、繁盛店としても有名になっている。「にゃがにゃが亭行徳店」http://www.geocities.jp/rockygiants/nyagatei.html、子供も立派な好成年になっていた。一時であったが懐かしい思い出話や、子供も命名して頂いた意味も親から聞いています。と言ってくれた。嬉しい限りである。弊社に勤めている弟からもお店の話を聞いており、出張中時間があったらお店に寄る。と言っていたため、「私が出張の度に東京にいる兄弟家族が来てくれるのではないかと待っていたと聞かされ、本当に申し訳ない事を繰り返していたと、また反省。私ごときをそこまで待ってくれていたと言う。人の気持ちを裏切ったような罪悪感をも感じた。このようなよき理解者、家族、社員に恵まれ初めて自分がいる事を再認識した最近の出来事でした。20年ぶりにお会いした人も私のブログの内容を実によく覚えてくださっていたことにも驚きました。有難うございます。

2010年7月22日木曜日

元気です。

今日の大朝は晴れ。久しぶりに一日会社で仕事をした。現在弊社は時代対応中。世の中の動きに乗り遅れないように大きな変化をしている。「変わること変わらぬこと」このポイントだけはぶれないように気をつけている。変わらぬこと「モノづくりへの姿勢、情熱」「人間が主役」等など明確にしている。しかし、慌ただしく、出張し大海に出てみると、理想と現実の大きな差に驚くばかりである。その面に危機感と恐怖感が湧く。さて、小人の私にとっては有り難いことであるが、ブログの更新が途絶え始め至るところからの、声を頂く。本日も台湾から「友達が心配している。」と連絡があった。ご心配かけて申し訳ありません。しかし、元気にしております。他愛もないボヤキブログがここまでの影響力があるとは思いませんでした。しかし、人間は本当に正直な物で、心に余裕が無かったら、例え時間があっても脳も体も動きません。人間はどんな機械よりも、コンピューターよりも優れていますが心のスイッチがONにならない限り動きません。本当に不思議でなりません。小さな出来事、思いしか綴れませんが、近況報告できるようにいたします。台湾の頼さん、元気にしていますからご安心ください。

2010年7月21日水曜日

豊かさの弊害

今日の大朝は晴れ。昨日に続き猛暑である。朝4時ごろから夜が明けてくるが、田舎の特権だろう、実に涼しくまた爽やかである。幸福感に親しめる一時である。世の中は大きく変化し、大きく変わっている。都会も田舎も、人の営みは変わりなく思えるが、個々の心情の変化は随所に表れているように感じる。
「余裕が無い。」変化に対応する人間の本能だろう。先日も中学校のバレーボールの大会があり、ベテランの監督と話をしたが、昔とは子供(生徒)がまったく違う。と発言されていた。子供のみならず、我々、親やその親も貧困の時代を味わった人は本当に少なくなった。大先輩は先程の監督と同じ発言を国の政局に例え言われていた。「貧しさを知らない豊かさの中で育った人たちばかり、戦後の日本の成功の秘訣は集団主義、現場主義、完璧主義である。これらは全て貧しさによって支えられていた。」と言われていた。・・・私は豊かさの世代であるが納得する。「奪い合えばたらぬ、わけ合えば余る、奪い合えば憎しみ、わけ合えば安らぎ」相田みつをさんの言葉であるが日本人の本質でなくてはならないものであろう。
「決められたシステムで動き、金のためだけで働く」これでは本当の豊かさにはならないだろう。
きっと、貧しさを知りもう一度、日本精神の本質が発揮できるように時代は変わって行っているのであろう。

追記
先日、東京出張中、「コーヒーを飲みましょう。」と言われ喫茶店を探した。新宿駅であった。しばらく歩いていると「ルノアール」と言う店があり入った。落ち着いたお店で頼んだコーヒーの味、香り。こんなお店があるのだと感激した。JR大崎駅の近くに宿をとっていたが、その下にも「ルノアール大崎店」があり、思わずモーニングコーヒー。ファンになりました。

2010年7月16日金曜日

反省

今日の東京は快晴。出張中である。大雨洪水警報の真っ最中、高速道路も閉鎖、一般道も決壊の中、ナビを頼りに広島空港へたどり着いた。冷静に考えると、恐ろしい場面の連続で無謀を反省している。
タイトルの「反省」はその事ではなく、7月になりブログを数回更新したがエントリーされてない事に気がついた。確認もしなく、その気になっていた。従業員へは「確認しよう」と指導しながら、自らへの過信か、冷静さを失っているかどちらかである。今回は品川・大崎のホテルに滞在しているが、近くに建っている石碑に目がとまった。近代硝子工場発祥の地である事の説明がなされてある。明治六年、英国製の最新設備を導入し外人の指導で建ちあげたが、経営困難になり、明治9年政府が買い上げ、官営品川硝子製作所として再開した。再び、明治17年には民営になった。また経営難になり明治26年に解散したとある。しかし現在の基礎を築いた貢献や発祥の地である証として、建立されたものである。
正に新しいものを始める難しさを改めて痛感する。広大な土地を提供された人、技術指導された指導者、携わっていた人の感謝がつづられており。暖かいものを感じる記念碑である。当たり前、当たり前の時代で、不平不満ばかり、感謝等感じられない世の中、もう一度身の周りから、一つ一つ見つめ直すことの必要性を感じた。

2010年6月18日金曜日

履物をそろえる

今日の大朝は雨。新緑際立ちとても綺麗である。そんな事を言っている場合ではない、ニョキノョキと草が伸びてきている。見て見ぬふりをしたいがそうはいかない。ハキモノをそろえる。家庭教育の基本である。と教育界の師、森信三先生は言われる。「一つの学校の教育程度を一番手っ取り早く、かつ端的に知るには、子供たちのくつ箱の前に立ってみるがよい。」とも言われている。私も会社でも以外でも沢山そういう場面がある。高学歴の方でも大会社の社長でも「くつを揃えない人が沢山いる。」自慢する事ではないが、私は子供の頃から母親からしつこく注意された事で「履物を揃える」習慣が付いている。家庭教育の大切さを感じる。しかし、である。いったん外出すれば、人様の履物まで気になり、自らは当然と実施できるが、家に帰ると・・・分かっていながら、そのままで家に上がってしまう。勝手な解釈で「神主さんは履物を揃えずそのままで上がる。」と頭で考えながらの行動である。全くふざけたものである。自らの甘さを感じるところである。しかし、朝、出社する時はいつもきちっと履物は揃っている。家の気がついた者がそろえてくれるのだろう。人前では偉そうなことを言っているが、実態はこんなものである。今日から完璧にしたい。あいさつにしても心遣い(気配り)にしても全て家庭からである。この気づきが広まって行けば世の中変わるだろうな。

追記
久々のお店紹介。
大手町5-4-1 四川麻婆専家 「辣辣」(らら)である。TEL082-500-9039
夫婦でやられている小さな店であるが、コクのある辛さと山椒のしびれが何とも言えない。
是非、食べて汗かいてください。

2010年6月15日火曜日

違和感

今日の大朝は雨。一日よく降った。先週末から来客や出張が続き、また今月もブログの更新が滞っている。いやいや、今、会社も大きな時代対応を行っているため心の余裕がない事が大きな要因かもしれない。人間は万能であるが、変化は苦手である。しかし、改めて人の重要性や人間力を感じ、人間主体の世の中に早く戻らないと。と、危機感が募る。世の中は大きく変貌を続けている。日本の立ち位置も、国民の大半がイメージしているようなものではなく、国際社会の中でかなり急降下している。既に大手企業は市場と低賃金を求め、海外に拠点をシフトしている。極端な話、中小零細企業だけが日本に取り残された形になっているのは事実である。しかし、それに気が付いている人が少ない。
経済産業省で「今後、日本は、何で稼ぎ、雇用して行くのか」を検討する部会を設置し、既に会議を重ねておられる。表面には出ないが、危機的なところに来ている事は国の中枢は熟知しているということである。特に地方は幾らバラマキ予算をしてもらっても何もならない、やはり雇用を創出、維持してこの継続が図れない限り、生活ができないのである。人が主役である事は事実である。今このようなとき、人間として大切な物を再認識し、人を大切にしていかなくてはならないと思う。弊社も仕事の海外シフトで大変な時期に来ている。迷いに迷ったが、賞与とはいかないが本日、寸志を分配させてもらった。自らが考え、悩み「人が中心の世の中」に他力ではなく、各人も真剣に取り組まなくてはならないと思う。

追記
昨日、54歳の誕生日であった。意外な人からおめでとうと、メールが来た。童心に帰り、喜びはするが、はや、各処が衰え始めている。先日、遂に「老眼」を買った。ヨンさんのお店に連れて行ってもらい購入した。社員も不思議そうに見るし、違和感があり、どうもなじめない。しかし、「今後ずっと付き合っていくのだろう。」そう考えると、メガネをかけている時間が長くなったような気がする。

2010年6月5日土曜日

随所に主たれ

今日の大朝は晴れ。快晴だ。混迷を極めている政局もまた、新たなスタートである。菅首相に期待するところが大であるが、一枚岩で国の再構築をお願いしたい。さて、5月の最終水曜日、今年も大朝地域として「チャレンジデー」に挑戦した。今年で7回目の挑戦。2年連続、参加率日本一に輝いている。今年は朝から雨風、結局一日中雨の悪天候であった。外でのイベントを計画して頂いていたが、全て中止。今年は結果として97%の参加率で終了した。「この悪天候の中で」100%に近い参加率、本当に素晴らしい事であると誇りに思う。感謝感謝で胸が熱くなる。後日、各地域、職場、学校等の当日の写真が届き見させて頂くと、このイベントのために本当に真剣に確実に取り組んでおられる姿があった。また、喜びを超え、感謝の気持ちで一杯になった。正に「随所に主たれ」で成し遂げれる事であると思う。大朝地域は本当に素晴らしい地域であることを再認識した。そして、忘れてはいけないのが縁の下の力持ち、事務局スタッフである。いつも優しい言葉をかけてあげられないが、確実な周到な準備があってこそこの偉業が成し遂げれる事は事実である。この力も宝である。本当にいつもありがとうございます。これからも宜しくお願いします。

追記
感謝ついでにもう一つ感謝。先月も忙しいを理由にブログの更新があまり出来ていないのにもかかわらず、沢山のアクセス有難うございました。心中穏やかではないのですが、今月は頑張りたいと思います。
さて、先日、台北出張の折、朝のジョギングコースが通行止めになっていました。今年の秋から台北で開催される「花の万国博覧会」の施設があちらこちらで建っていました。このような、建設風景を地元ではしばらく見ていませんので思わず・・・パチリ。

七転八倒

メジャーリーグで完全試合の投手が一塁塁審の誤審で達成されなかった。しかし、その投手は「完全な人間はいない」と塁審に対し戒める事はなかった。・・・・・このニュースをみて、自分だったらどうするだろうか。とまず最初に考えた。それと同時に師と仰ぐ方から以前、「許す心」を忘れてはいかんぞ。言われた事も思い出した。
中国のお坊さんの話で、人生は転びっぱなし、倒れっぱなし。つまり失敗の連続。それが真実の道だ。人間は努力している限り、これでいい、これで満点、なんてことはありません。いつでも未完成、不完全です。と言われている。
「人間だもの」・・・偉大な心を持っている大投手は全世界に大きな感動を与えてくれた。

相田みつをの詩である。
七転八倒、つまづいたり転んだりするほうが、自然なんだな、にんげんだもの。

2010年5月31日月曜日

確実な時代対応。

今日の大朝はうす曇り、肌寒い。昨日の日曜日も天気は良かったが、風と肌寒さ、明日から6月とは体感的には考えられない状態である。さて、先週の月曜日、急遽、台中へ出張した。急遽でしかも、火曜日には帰国と言うハードスケジュールで、飛行機が取れず、帰りは福岡空港になった。台湾も3カ月ぶりになるが、確実に時代対応がなされている。やはり日本と同じ、中国大陸を中心に、いや、大市場として大きく変わっている。聞くところによると、リーマンショックの影響こそ日本とは少し違い、大きな影響こそなかったと聞くが、大きな流れは全く一緒である。タクシーが日本とは安いため、国民の足として利用していたが、最近はバス、MRT等の利用に変わっている。ちなみに値段は1/10である。節約志向に随所で変わっている。国が違うので、是非をつけるわけではないが、日本より、スピードが速い事には気がつく。これは大切なことだと痛感する。過去の栄光ではないが、まだ心の片隅に、「このままで時がたてば何とかなるのではないか。」等とあまい考えを持っているのは私だけではないだろう。しかし、台湾で肌で感じてわかるのは、危機感がまったく違い、確実にスイッチが切り替わって「未来」に標準を向けている。短期間の出張であったが、自らの甘さを感じ大きな収穫を得た。
台湾新幹線で台中へ移動した。ご存じのように日本の新幹線だ。日本の「700型のぞみ」が採用されている。中は写真のように全く日本と一緒であるし、快適である。各駅は日本とは違いスケールが違う大きさである。ただ利用者はまだ少ない。値段の事だと思う。唯一残念なことは、ボディーを掃除しないのだろう。兎に角汚い。・・台湾人に何で掃除しないのかと聞くと。「こんなものですよ。」それしか返ってこない。???日本半導体の敗戦エピソードの中の「過剰技術で過剰品質、過剰性能かつ高価格」その言葉も頭をよぎったが、この新幹線のボディーの汚れの件は、慣習かな、とも思う。何れにせよ、今こそ、日本の良いところは大切にして、なおかつグローバルな視点でニーズを探って行く時に来ている事だけは事実であろう。

2010年5月20日木曜日

まほろばとは。

今日の大朝は晴れ。雨上がりの朝だ。先日、新幹線で出張していると、内部の情報モニターで奈良の遷都記念の案内が流れていた。「まほろばの里」・・まほろば、何と良い響きだろうと心地よく心に入ってきた。「大和」にかかる枕詞で、「美しいところ、素晴らしいところ」と言う意味だ。ふと、その環境を作り出すのは人間なのだから、人間の心が「まほろば」でないと実現しない話ではないかと思った。何か、先入観で地域の代名詞のように感じていたが、やはり人間次第だと痛感した。その事から考えてみると、政治が悪い、相手が悪いと非難しても、変化することはない。これもまた、自分次第なのかとも考える。難題、課題を抱え帰宅すると、孫の靴が玄関の片隅にあった。一瞬にして、心の霧が晴れたようになる。・・やはり、自分次第だなと。と一人で苦笑いする。
曹洞宗管長を務められた板橋興宗禅師が「人間は動物である事を忘れてしまってはダメ」と言われている・・奥の深い言葉であると思う。そうなんですよね。

2010年5月19日水曜日

この先はどうなる。

今日の大朝は雨、一日中降り続いた。先日、東京の友人から参考までに、とメールが届いた。添付資料を見てみると、今年の2月、経済産業省から出ている「日本の産業を巡る現状と課題」と題した、50ページの資料であった。冒頭に「産業競争力部会の設置」とある。今日の日本の産業の行き詰まりや深刻さを踏まえ、「今後、日本は、何で稼ぎ、雇用して行くのか」を検討していく部会である。正に弊社も直面している課題で、ページをくって行った。田舎企業ではあるが、現在の情報化時代、ある程度は端くれでも現役で経営している者として、日本の立ち位置を理解していると自負してたが、一ページ、一ページ衝撃的な統計が出ている。このままで行くとは思わないが、再起不能状態に来ているのは事実である。いや、新たな時代に変革しない限り既に進んで行かないところまで来ている。弊社は既に影響を受け正にその時点にいるが、大企業は既に拠点を中国を中心とした市場に生産拠点を移している。ドメスティック企業(中小企業)だけ取り残されてしまった形になっている。近々、仕事がなくなる事は明白である。更に今まで、生き抜くため、中小企業は血のにじむ努力でここまで来ている。一人当たりの付加価値も大手企業と余りにも極端にかい離している。この先はどうなるのか。・・いくら考えても結論が出ない。2010年は歴史に刻まれる年になる事は確実だろう。最後に愚痴を言いたい。・・国会の先生方、現実を直視してください。今やらなくてはいけない事があるでしょう。

追記
統計が主ですが、関心のある方は資料を送信します。連絡ください。同じ気持ちになるはずです。

2010年5月11日火曜日

大切なこと

今日の大朝は小雨、新緑も濃くなり、勢いを体感する季節になった。しかし、肌寒い。この連休は、穏やかな日に恵まれ、それぞれ目的が達成できたことだろう。我家も連休最後の日、孫たちが中心の「こどもの日バーベキュー」をした。我家の白内障の老犬マックもこの時ばかりと、存在感をアピール。すまし顔でまるで子供たちが見えているみたいに眺めていた。弊社も28期に入り早2ヶ月、大きな方向転換の時を迎えている。時代背景上仕方ない事であるが、政治経済共々、混乱を極めいてることは間違いない。
ふと、先日の孫たちの動きや、愛犬の行動などを見ながら、私たち大人が忘れかけている物があるような気がしてならない。これだと明言はできないが、原点とでも言おうか、大切なもの…。
「外国(とつくに)の風招きつつ国柱(くにばしら)太しくあれと守り給ひき」美智子妃殿下の御歌である。
明治の草創期、押し寄せる外国の文化に日本の国柄を失いかける危機があったらしい。その時に明治天皇は「教育勅語」を発布し、日本人が護持すべき精神的基盤を明示し、危機を救ったということだ。
その事を歌われたものだと言う。時代は違うが、なぜか心に残る。正に大小問わず、あらゆる場面でその歌が当てはまるような気がする。

2010年5月4日火曜日

第101回設立記念式典

今日の大朝は晴れ。今日も暖かい一日だ。大朝は農作業の真っただ中である。各家には沢山の車が止まっている。農作業を手伝いに都会から帰ってこられているのだ。大朝はこの時期が一番人口が多いのではないだろうか。さて、昨日、5月3日は母校の広島県新庄学園の設立記念日だった。昨年100周年を終え、また新たな一世紀のスタートを切った。式典に続き、宮庄良行理事長の「新庄学園のこころ」と題し講演があった。1900年前後、東京で津田塾、実践女子、東京女子医大等、女性のための教育が始まった矢先であるが、時を違えず、1906年地元、日野山城主吉川元春公の贈位を記念して、地域の有志が集まり、生きた記念碑として、新庄女学校を設立された。明治42年まだその当時は「小人、女人」は完全に差別されていた。何と崇高な志が芽吹いたものであろうか。「人間として、女性として、国民として」立派に育て上げたいという強い思いがあったらしい。鹿児島ご出身の豊留アサ先生(東京女子大卒)との出会いもあり、校長として基礎を気づかれている。・・(追記参照)よくぞ、この中山間地のこの地に。・・いくら考えても私のレベルでは想像を絶し、映像すら出てこない。しかし、一世紀、立派に歴史を刻み、更に続けている。私が凄いというのは恥ずかしい気がするが余りにも崇高すぎる。講演を聞きながら、今の現実に戻してみても、この2010年は「100年前に新庄に女学校を造ろう。」と発起されたと同じぐらいの発想で物事に取り組む時期のような気がした。政局、経済、教育と全てが再度、歴史に学び、先人に学び、新たな社会に動き出す。そんな年になるのではないかと、零細企業の経営者のはしくれではあるが、ビビッと直感がはしった。「正にいまだ」と。わが社も同様、新たなる時代の「夢」=(目標)に向かってスタートだ。

【コラム】新庄学園女子寮の“お主婦さん”物語
新庄学園女子寮には創立1909年以来の主婦制度があります。これは当時日本女子大学を卒業され校長として赴任された鹿児島県加治木出身の豊留アサ先生が日本女子大学女子寮の「主婦制度」をそっくり新庄女学校(当時)の女子寮にもってこられたものといわれています。

家庭の主婦は家庭の切り盛りをするように、寮にあっては舎監の指導のもと寮の切り盛りをするというところから、寮の“お主婦さん”という自治制度が設けられました。現在でも最上級生が交代でお主婦さんになり、親身になって下級生の学習・生活指導をしたり、相談にのったり、注意をしたりしています。お主婦さんの仕事は大変苦労も多いのですが、この経験こそ上級学校に進学したり、社会に出たとき威力を発揮します。

新庄学園では寮の方針として個室を設けていません。一部屋に必ず1,2,3年がいるようにしています。(ただし3年生は後期日程から3年生だけの部屋となります。)こうして一緒に生活することにより上級になるのに従って下級生の指導ができるようになり、また、それが人間関係をつくっていくためのよい練習になっています。 このようなねらいがあるため、男子寮、女子寮とも原則として2,3年からの入寮は認めていません。

以前(40年くらい前?)はお主婦さんの部屋に入る時は、膝をついて両手で戸を持って「ごめんあそばせ」と言って入ったそうです。また、昔の女子寮は階段が狭く、下級生が階段を途中まであがっていた時でも上級生が上にいたら、いったん下まで降りてその上級生が降りてくるのを待ったそうです。

ある女子寮出身の方が就職して研修に参加したときの話。その方の布団のたたみ方を見て、そこの指導教官が「あなたはひょっとして新庄学園女子寮の出身ではありませんか?」と聞かれたそうです。驚くその方に「そのような布団の折りたたみ方は新庄の女子寮のやり方です。それですぐわかりました。」と言われたそうです。

現在「ごめんあそばせ」という言葉は残っていませんが、夜の点呼の時、お主婦さんからの伝達は「…してもよろしゅうございますが…」という言い回しがわずかに残っています。これは1909年開寮当時からの由緒ある(?)言葉です。

数年前、NHKの連続ドラマ「春よ来い」というのが放送されましたが、その主人公は日本女子大学の寮生で、そこでの生活ぶりが描かれていました。脚本は「渡る世間は鬼ばかり」の橋田壽賀子さんです。橋田さん自身が日本女子大学の女子寮におられたそうです(私の記憶違いでなければ)。

このドラマを見て、かつての女子寮と同じであることに驚かされたことをよく覚えています。ドラマにはお主婦さんも確かにおられました。部屋の雰囲気、寮生の着物など昔の新庄女学校女子寮とそっくりでした。

日本女子大学に電話して新庄学園女子寮のお主婦さんのことを話したところ、応対された方も日本女子大学女子寮の出身の方で「わたしがいたころは確かに主婦制度がありましたが、今はもうなくなったようです。」との返事でした。

日本全国で本校の女子寮以外に日本女子大の主婦制度が残っているところはあるのでしょうか。日本女子大学女子寮出身の方、もし「お主婦さん」の現役姿をご覧になり「お主婦さん」とお話ししたいという方がいらっしゃれば、ぜひ新庄に来てみてください。できれば橋田壽賀子先生にも来ていただきたいものです。「お主婦さん」の伝統は今もなお広島の田舎で力強く息づいていますよ! 

豊留校長先生の時代に女子寮にいらっしゃった方がまだご健在であればぜひ一堂に会して、いろいろお話を聞かせていただくような会がもてたらと思っています。当時の資料、思い出などありましたら、ぜひお知らせ下さい。

昭和54年からの主婦日誌が女子寮に残っているそうです。どのような思いで歴代のお主婦さんが主婦としての任務を果たしていたかぜひ拝見したいものです。

 ( 文責 山田隆介 )

2010年5月2日日曜日

おかげさん

今朝の大朝は快晴。朝は少し肌寒いが一日良い天気のようだ。丁度一週間になるが、体調不良でしんどい一週間であった。何とか仕事は続けられたが、後は気力なし。丁度一週間前、25日、国体記念のおおあさソフトバレー交流会が行われ、50チーム300人の選手に参加してもらい盛大に大会を行う事ができた。この大会恒例の前夜祭にも100名を超える参加者で正に一大イベントである。大会当日、朝起きると声がでなくなっていた。風邪である事は確かだが、「声が出ない」。慌てて、のど飴や色々と対応しても効き目なし。開会式の挨拶だけは、聞き辛さはあっただろうが何とかクリア。その後時間がたつにつれ、全く声が出なくなり、途中帰らせてもらった。その後、丸一週間、昨日まで仕事こそ、通常に続けたのではあるが、体がしんどく、風邪の症状が回復しなかった。28日から30日までは東京出張であったが、移動の電車で休んでは何とか仕事になった。と言う事で、前口上が長くなりましたが、ブログの更新が止まっていました。申し訳ありません。直接は言いにくいのだと思いますが、間接的にブログが止まっているが出張中とか。拝見しています。とか言葉をいただいているようです。有り難いことです。
出張中、何とか元気を出さないといけないと、宿は新橋ですが、東京駅から歩いて帰る事にした。ふと目に付いたポスター「おかげさん」と書いてある。心にスッと気持ちよく入ってきた。相田みつを美術館で開催と書いてあるので寄ってみることにした。仕事面では心身ともにくたくたになる。私のみならず何れも一緒だと思う。それぞれの言葉を見ながら、「反省反省」の連続である。「おかげさん」・・。役者冥利に尽きる。よく聞く言葉ですが、身に余る恩恵を受けて感謝する意味です。冥利の「冥」は暗いという意味です。
暗いから目に見えない。自分のわからないところで受けている恩恵とでも言うのでしょうか。
その事を「おかげさま」と言うんです。おかげのかげは暗い陰の事です。自分では見えないから陰なんです。私たちが今ここに生きている、いや生かされているためには、自分の気のつかないところでどの位、冥利を受けているのか分かりません。何もかもが「おかげさん」です。お表さまとは言いませんよね。
「おかげさん」の書の前で、釘つけになり、その間、色々な思いが走馬灯のようによぎった。
ふと引き込まれた相田みつを美術館。何か自らの整理整頓ができた。「人間が主役」決して判断は誤っていないと確信した。

2010年4月19日月曜日

普賢象桜

今日の大朝は曇り、肌寒く、散り始めの桜もどうしようか迷っているように見える。17日の土曜日は久しぶりの快晴であった。総合型地域クラブ「大朝人くらぶ」の会員対象に岩国・錦帯橋を歩こうと題して、ウォーキングを楽しんだ。参加した36名も1歳8か月の子供から87歳の先輩と幅広い、晴天の下、午前中の2時間は大朝に縁のある「洞泉時」などボランティアガイドの説明を聞きながら、史跡巡りをしウォーキングを楽しんだ。昼からは各自、山に登ったり、花見をしたり、それぞれ好天の下、リフレッシュされていた。桜はほぼ、散っていたが道のそばに大輪の桜が咲いていた。ガイドさんに尋ねると「普賢象桜」と言う事。珍しい花を見る事ができた。私は昼からは人の花(鼻)を見て地酒の利き酒をして一時を過ごした。夕方五時前には無事大朝に到着。参加された方々も満足そうに家路に着かれた。

「普賢象桜」
室町時代から知られている最も古い里桜。普賢菩薩の乗っている象の鼻に似ていることからこの名前が付けられたとのこと。花は大型八重咲き。枝が長く大輪の花が垂れている。

2010年4月11日日曜日

ライトアップ

今日の大朝は雨、昨晩から雷や激しい雨が降った。折角の日曜日だったが、一日中小雨の日であった。
先週の日曜日は東京にいたが寒い雨の中、桜が満開であった。日が経つのは早い、もう一週間。我家の老木のしだれ桜も今年の厳しい冬を乗り越えてくれ、立派な花をつけてくれてた。例年より、花の色が濃い気がする。夜、雨がやんだので恒例のライトアップを開始した。田舎の一軒家ではあるが、一週間程度ライトアップを続け、春を歓迎したい。

2010年4月10日土曜日

術後は順調?

今日の大朝は晴れ、会社の前の桜は七分咲き、今年は沢山の花をつけている。寒暖の差も激しく、雨雪も厳しい中であったが、綺麗な花をつけている。今年は我家のしだれ桜も色鮮やかな気がする。
さて、昨年末から我家で不思議なことが起きている。玄関に置いている「タヌキ」の置物である。縁があり3年前に我家の玄関へ来た。それが昨年12月ごろから、気がつくと、転倒している。新聞配達の方か郵便配達の方が当たったのではないかと、気にしていなかったが、今度は庭に大きな石があると拾ってみると、何とタヌキが持っている徳利ではないか。家族も「不思議」に気がつき始め、食事の時の話題になり始めた。その後、事件勃発、昨年末の事であるが転倒し、縦にまっ二つに割れ、タヌキが破裂してしまった。大きな丸い足跡?形跡はあるが何か不明。拾い集め、廃却しようとしばらく保管していたが、家族が「やはりさみしい」その意見が強いため、強力接着剤で手術、修復できた。また、玄関に置いていた。
その後も傾いたり、転倒したりを繰り返していた。・・何かがそうしている。今年の2月、遂に極めつけ、この度は横にまっ二つになっているではないか、ぐちゃぐちゃ・・・以前とは多くのパーツを拾い集め、今度こそは廃却しようと保管していた。数日経ち、やはりどうも玄関がさみしい。強力接着剤も買ったことだし、大手術に挑戦することを決意した。完全にはいかなく、パーツも少し残ったが。葛藤の結果、何とか手術は成功した。→現在に至る。(この2ヶ月間は、変化なし。)・・・いったい何者だったのだろうか。野生のタヌキか?犬か、猫か???????

2010年4月9日金曜日

まっとうな道を歩む

今日の大朝はうす曇り、昼からは雨の予報だ。今週前半は東京へ出張していたが、時雨に近い雨の中、満開の桜が散りもせず我慢していた。帰ってみると、大朝も開花し始めていた。この日曜日頃は八分咲きぐらいだろうか。異常気象とは言え、季節は着実に進んでいく。東京と地方の格差は常々感じるところであるが、各社訪問して打ち合わせをしてみると、実に難しく、不透明な世の中で「停滞」した話が多い、アジア価格。まず値段、デフレ社会を物語っている。いや、正に大きな変革が起きていることを痛切に感じる。安岡教学の一節で、格調高い人間の生き方を示した言葉で「不遇を嘆かず、人間としてまっとうな道を歩めれば、それで十分ではないか。・・・たとえ地下百尺に埋もれ、誰にも認められなくてもかまわない。」それだけの覚悟がなければ何もできない。「人間としてまっとうな道を歩む」失ってはいけない心構えだと思う。今日もいざ出陣・・。

2010年4月6日火曜日

元気で何より。

今朝の東京は曇り、出張中だ。昨日も一日中雨、肌寒かった。今日は暖かそうだ。満開の桜も寒さのせいで満開を固く保っている。何時ものように早朝ジョギングをし、最近見かけない、愛宕山神社の掃除をしているおじいさんに会いに寄ってみた。今日もいない。しばらく86段の急な石段を見上げていると、ガタガタと音がするので振り返ってみると、何とおじいさんが来ているではないか。半年振りだ、87歳の高齢なので、勝手な想像で亡くなったのかな?等と失礼なことも考えていた。ひとしきり、話をしてお元気でますます聡明、素晴らしいことである。銀座から自転車で来られ、午前午後石段の掃除をされているようだ。何故、ここに毎日来られ、お掃除をされるのか、辛い過去のお礼ということである。人それぞれではあるが、「私にはこれしかできない。」重い言葉であった。しかしその信念こそとても重要なことで、おじいさんから感じ取れるオーラが何故か勇気を与えてくれる。またね。と愛宕山神社を後にした。
今日は何か良いことがありそうだ。・・・いざ出発!

2010年3月27日土曜日

協力の賜物

今朝の大朝は晴れ、気温-3度。昨日より冬に逆戻り、さすがに雪は少し降ったが、早、春の力が勝っているようだ。さて、一昨日、広島県庁で平成21年度広島県体力つくり優良団体表彰式があった。大朝地域体育協会が受賞の栄誉に与った。考えもしていなかったが、チャレンジデーなどにも積極的に参加し、2年連続日本一に輝いたり、各支部体育協会の活性化、スポーツ少年団の活躍、各競技部の充実と大きな役割をしていることを改めて感じさせていただいた。しかし、何といっても、大朝地域の方々の「理解と協力」その賜に尽きると考える。感謝、感謝だ。この受賞を一つの確認地点と位置付け、更に充実し「みんな健康、おおあさ元気」をモットーに住民各位が主役の地域づくりの一助になって行きたい。
体育協会を支えてくれている事務局、スタッフ、役員の方々、これからもよろしくお願いします。

講演会の案内。
体育協会も共同主催で行います。
「第34代 木村庄之助さん講演会」を本日(3/27)、土曜日、13時30分より大朝保健センターで開催します。とても面白い話しで有名なお方です。是非おいでください。(入場無料)
問い合わせ 大朝公民館 電話0826-82-2211

2010年3月25日木曜日

休校を惜しむ会

今日も大朝は雨だ。平成22年3月24日は大きな起点の日になった。母校の小学校が少子化の問題で休校と決定し、休校式が行われた。昨日は9時30分から最後の卒業式、10時30分から休校式、11時30分からは地元主催で「休校を惜しむ会」が行われ、総勢200名が集まり、惜しみながら思い出にふけった。
136年の歴史に幕を閉じ、1380余名の卒業生がこの学び舎から巣立っていった。集まった卒業生は、10代から80代、時代背景は違うがそれぞれ、「感謝」の気持ちで参加頂いていたように思う。みんな寂しさは隠せないが、この団結心はこれからのスタートとして心強く感じた。感謝・・・とても重要でまた必要なものである。この気持ちが持てさえすれば、助け合いの精神が持て、強調できる。大塚地域は小さな地域ではあるが、実に団結があるところである。昨日もそれぞれ3つの式が連続で行われたが、それぞれの担当者が確実に連携をとり、実にスムーズに運営することができた。素晴らしいことだと思う。協調力の賜物である。世の中には、自らの言いたいことだけ言い続ける人もいるが、この事からしても1人で出来ることは限られているし、一人だけで生きていくことはできないということがよくわかる。
先日、聖徳太子の十七条憲法を浅読する機会があった。深い意味は分からないが、実に現代に欠けている崇高な文言が目に付いた。「自分が聖人で相手がおろかということはない。・・・」「相手が憤っていたら、自分が間違えでないかと恐れなさい。・・・」「人それぞれ価値観が違う。相手が良いと思っても、自分は良くないこともあるし、またその反対もある。…」等など、「協心協力の精神」とでも言うのでしょうか、現代に大きく欠けていることが強調して書いてあった。デザインには流行はあるが、精神だけは不動のものでなくてはならないのではないかと思う。先人に学ぶ必要性を更に深めた。

2010年3月22日月曜日

巣箱

今日の大朝は晴れ。少し寒いが穏やかな一日だ。昨日は台風並みの突風と朝は黄色一色、黄砂が降っていた。10時頃は通過したのだろう気にならなくなった。毎日日替わり天気で今日は一転、良い天気。
先日、知人に巣箱をいただいた。とても器用な方で端材で作られたとのこと。天気がいいので、部屋から見える、築山の木に取り付けた。さて、鳥が入居してくれるだろうか。楽しみだ。

2010年3月13日土曜日

感謝

今日の大朝は晴れ。暖かい日だ。なごり大雪もまだ残っているが春を感じる。先日、中国新聞に地元北広島町立大塚小学校休校に伴う新聞記事に私が載っていたと、多くの級友や知り合いから連絡をいただく、十数年前、私がPTA会長の時、学校存続運動で地域一丸で臨んだ時の印象があまりにも強く残っているらしく、今回も広島市内のPTAからもその当時のお話を聞かせてくださいと連絡がある。私はたまたま、その当時PTA会長をしていただけで、地域力で動いただけなので生意気にご指導などできる人間ではない。しかし、「うれしい」何十年も会っていない人から記事見たよ。と連絡があり、何時も会っているような話題で話ができる。このような友達や理解者で私は存在しているのだと改めて感じる。
学校統合は地域により色々と違う。しっかり議論し、進む選択をするべきだと思う。教育の必要性は人間死ぬまで必要である。私の尊敬している国民教育の師父、森信三先生は「教育の根幹である人間形成は、学校にあまり多くを期待できないこと。我が子を人間としての軌道に乗せる八割以上の責任は、結局産んだ者の責任として親自身で背負うほかない」と説かれている。また、家庭は「心の安息所」であると同時に「人間形成の道場」であると喝破されている。家庭において人間としての土台をしっかりと築いていなければ、その上にいくら学力を積んでも、それが花開くことはありません。政治経済の混迷は深まり我が国の行くへを憂慮する声が高まっている。しかし、政治も経済も、その基盤となる教育を立て直さなければ解決できないのではないかとも感じることがある。私が偉そうにボヤいてもはじまらない話だが、家庭を見直すことは私のみならず誰でもできるのではないだろうか。・・皆さんどうお考えですか。
学校の再編も大きな問題かもしれませんが、前述からすれば優先順序としてまず「家庭」の確立のような気がします。
「家庭教育の心得21」知致出版社 定価1,365円
今回、40年来、森信三先生に師事されていた、寺田一清氏により復刻版が出版されました。

2010年3月10日水曜日

極めてシンプル

今日の大朝は雪、昨日季節外れの雪がどっさり、今日も降り続いている。季節的に寒中の雪とは全く違う水分も多く分んでおり、厄介な雪だ。昨日はお客様を広島空港へ送ったが、道中大変であった。会社を午前9時に出発し、帰社したのが15時。各路線が通行止めになっていた。
さて、わが国のリーダーもバトンリレーのように次々と変わり、ついに政権交代したもののまた、様相がおかしい。企業も大手航空会社ではないが、同じことのようである。しかし、本物、人間力を蓄積された方が登板すると変化し始め、瀕死の状態から蘇った会社も数多くあるのも事実である。トップの席がいかに重責であるかということを表していると思う。そのような力をお持ちのある社長曰く、自分を育てる3つのポイント「1.笑顔2.ハイと肯定的な返事ができること。3.人の話を肯きながら聞くこと。」徹底的に社員に得心させたと言うことだ。なるほど、やはり主役は人なんだ。そして3つのポイント、言う方も言われる方も両方前向きな気持ちになる。極めてシンプルである。・・・そのような社会の実現を目標に頑張らなくては。

2010年3月8日月曜日

日本基準

今日の大朝は曇り、寒い。明日から冬型気候になり雪の予報だ。トヨタ自動車が品質問題でアメリカを中心に大きな問題になっている。「品質のトヨタ」がどうしたのであろうか。弊社の経営にも大きく影響するところだけに気になる問題である。「日本品質の中国価格」我々製造業の中では当たり前の話である。
そのリーダーであったトヨタが何故。一番驚いているのは日本人ではないだろうか。私自身、信じられなかった。中小零細企業までも品質の国際基準ISOの取得はされている。この大不況に陥り、ISOの認定更新をされないところが増えているらしい。今朝もULの担当者が来られていたが、広島県も随分UL認定工場が減ったとのこと。考えてみれば、本来ISOは必要ないのではないかと思われる会社でも全て認定を取られていた。品質は会社の根幹なので否定することはないが、本末転倒していたことは確かにあるのではないかと思う。弊社もISO/TS16949/2002今年も更新時期が来ている。膨大な資料、労費を費やしている。本当に必要だから取得していることは事実であるが、やはりマニュアルやシステムだけでは品質も結果として現れないということではないだろうか。やはり、人間が主役で人間が判断できる社会でないといけないという警告ではないかとも感じるところがある。私の小さな考えの中での呟きであり、本当は違うのかもしれないが、何かそんな気がしてならない。
台湾で歩行していると思わず。大きな柱。「そうだ、よけて通ればいいんだ。」良い悪いではなく、ほのぼのとしたものを感じる。人間主役の時代は必ず帰ってくるはず。修身から始まるが、名実ともに「日本基準」と言える時代にしていきたいものである。日本人特有の感性こそ、品質の原点なような気がする。
弊社も「品質」について再度原点に返り考えなおしてみたい。

2010年3月5日金曜日

駅弁

今日の大朝は曇り少し小雨が降っている。気温8度。テレビでは広島市内は晴れていたが大朝は小雨である。最近、急な出張が多く新幹線を利用する事がよくある。先日は台湾新幹線にも乗った。車体は700形「のぞみ」と一緒であるが、国が違えば微妙に雰囲気も違った。少し揺れが多いような気がしたが気のせいかもしれない。利用者はまだまだ少ない。さて、日本国内はいつも満席に近い、広島ー東京間約4時間、貴重な時間だ。利用すればとても良い時間になる。読書や調べ物、考え事・・絶好の時だ。その一つに昼食(駅弁タイム)が有る。どう考えても移動時間は時間的に昼前後になってしまう。気に入っているのが、広島駅は「しゃもじ型をしたかき飯」東京駅は「貝づくし」だ。ご存知かもしれないが、なかなかの味である。妻にその話をすると「なんで買ってきてくれないの」という。「新幹線の中で食べるから、おいしいんだ」家では妻が作る手作り料理が一番と切り返す。
駅弁一つにしても実に質が高くなった。この点からも時代の変化がうかがえる。
皆さんも機会が有れば是非食べてみてください。私も今度は2個買います。

2010年3月2日火曜日

冬季オリンピック閉幕

今日の大朝は曇り。毎日、日替わり天気だ。冬季オリンピックも日々熱戦と感動を全世界に発信していたが閉幕した。経済背景の関係か私は盛り下がってこのオリンピックを見ていた。時代背景と言えばそうかもしれないが、何と言っても「日本選手の服装問題」まだ本人は自分流、と豪語しているがそんな問題ではないと言いたい。個人の話は別として、組織の話になるが国家プロジェクトの組織で今回のオリンピックでも団長をはじめ何人の役員が居たのだろうか。何をされて何をしにカナダに行かれているのか全く分からない。その人たちの責任が大きいのではないか。「服装問題」しかり、組織内で統制できていればこんな事は起きなかったはず。誰もが気持よく晴れ舞台で活躍できたように思う。この辺も、今まではこのスタイルで来ていたのかもしれないが今の世の中は通用しない。想定だけで、真意は分からないが、そう思われても仕方ないのではないだろうか。しかし、選手は個々にベストを尽くし、立派にチャレンジされていたと思う。感動を有難う。そう感じながら、又我にかえる。弊社のような小さな組織でもそのような事が有ってはいけない。と身の回りのチェックを入れた。この不景気も不景気慣れしてはいけない。季節同様、経済の端々にも「新芽」が芽吹き始めているのは事実である。後は個々のモチベーションをそのタイミングに合わされるかがカギを握っている。あくまで人、人間が主役の時代にして行かなくてはいけないと思う。「自由」と「統制」、今流のシステムだけでは絶対に動かない事だけは事実た。今こそ、トップの
出番である。非力を痛切に感じる今日この頃である。「人事を尽くして天命を待つ」と言う言葉が有るが、私は「天命を得ながら人事を尽くす」自然体でベストを尽くしたい。

2010年2月24日水曜日

ようこそ先輩

今日の大朝は快晴。小春日和の良い天気である。今朝、8時10分より、地元の母校でもある大塚小学校で「ようこそ先輩」として朝礼で話をさせていただいた。児童数が減り、今年3月末で休校になり、大朝小学校へと統合になる。思い出作りの一環で計画されているものである。明治・大正・昭和・平成と136年の歴史に幕を閉じることになる。休校を惜しむ気持は万感なものがある。今朝は15分間の短い時間で有ったが、大塚地域が諸先輩方から確実にバトンタッチしながら、伝統が守り続けている事や、「挨拶、感謝の言葉」の大切さ、その言葉で「自らの人生も変わる」と言った内容の話をさせてもらった。
私の生き方も少し入れさせていただいた。
今はまだ実感がないが、大朝小学校へ行き始めると大塚の良さが分かってくるはず、しかし、後戻りはできない。大塚小で学んだ事をしっかり確信し、又誇りにして今後頑張ってほしいものである。
1年から6年生まで、正座をして真剣に聞き入れてくれる姿を見て熱いモノが込み上げてきた。
貴重な体験をさせていただきました。有難うございました。

北広島町立大塚小学校「休校式」平成22年3月24日水曜日午前10時30分より、その後、地元実行委員会主催で「休校を惜しむ会」が開催される。

2010年2月19日金曜日

言葉の大切さ

今日の大朝は小雪、道路の積雪は無い。(ご安心を)一昨日、大朝福祉センターにおいて、元RCC中国放送のアナウンサー山野秀子さんを講師としてお招きし、講演会を開催した。北広島町青少年育成推進協議会大朝支部の主催で開催した講演会で、地元の大朝中学校の生徒、並びに関係者地域の方と150名程度集まって聞いて頂いた。21世紀は「心の時代」「ことばの時代」と言われています。言葉の発生も基本が大切、終始具体的な例を出され、生徒たちも楽しい時間になった事と思う。青少協としては子供達に「本物、プロ」と実際に会い直接見る、聞く、体験する。我々大人としてできる一番良い切っ掛けづくりではないかと、色々と工夫をしながら活動をしている。「ことば」は、私たちの現実でも言葉一つで「楽しくも、悲しくも」と変わる。自己表現の一つとしてもとても重要と思う。外国語の必要性もあるとは思うが、まだまだ国語の掘り下げは日本の教育の中では大切ではないかと思う。
このオリンピックで汚点を残したスノーボードの国母選手、私もその様相に激怒した一人ではあるが、競技が始まりフィニッシュで転倒した時には、残念で目が潤むぐらい必死で応援していた。彼の個性かもしれないが、この事からしても「言葉の大切さ」「節度の必要性」を痛切に感じる。是非の評価ではなく、「ことば」は大切でなおかつ重要である事がよくわかる。
IT化がどんどん進み便利になり、話す事がどんどん少なくなる現実。理想と現実の矛盾を感じざるを得ない。

2010年2月18日木曜日

破壊の後には建設

今日の大朝は小雪、朝は3センチ位積雪が有ったが今は消えている。しかし、寒い一日である。最近、頻繁に東京へ出張する事がある。建物も人も全て地方都市とは大きな違いが有ることは事実であるが、ふと気が付いた事がある。「東京のタクシーは新車が多い。」ご存知のように、地方のタクシーはまだこの車は動いているのかと、感心するくらい古い車が多い。東京でタクシーを利用することは殆どないが、改めて見てみると確かに地方より新しい車が多い。この点も地方との格差の表れである。さて、ここまで世の中が荒んで来ているにもかかわらず、TVで昨日も流れていたが党首討論の内容を聞くと「党幹部のお金の話だけである。」そんな事をやっている場合ではないだろう。とあの方たちに訴えたい。改革は必要、改革→破壊。次は建設の論議をしないといけない。今こそその時ではないだろうか。政治家の金の問題なんかも、リーダーがその身を正しくして、然る後に収まると言います。まずは、為政者の姿勢を正さなければならないのではないでしょうか。先日、論語に精通された方のお話で「人生には行き詰まりは無い、常に変化して止まないと言う事です。その中で私たちは生活をしている。大切なことは、その変化を拒否するのではなく、春は春らしく、夏が来れば夏らしく、冬が来れば相応にするような生き方をして行くというのが人生です。」と言われた。
孔子も文件によれば生涯随分苦労されているようであるが、それを素直に受入れ、望みを捨てずに生き続けられています。その話を聞き、すぐに自らの境地に入り、自問自答してみたが、その通りである事に納得する。もう一つ、付け加えて古典に「一陰一陽、之を道と言う」と言う言葉がある。陰陽はお互い相反し、対立しながら助け合う。交じり合いながら成長発展をして行く原理を学んでいたからこそ、日本も戦後の復興もあるし今日が有るのでは無いかと思う。
「人生に行き詰まりは無い、常に変化してやまない」あたりまえなことであるが説得力のある言葉である。自然体の生き方こそ、重要な事と言う事であろう。

2010年2月13日土曜日

恭賀新年

今日の大朝は昨日と違い良い天気だ。しかし、寒い。旧正月を迎えられている国の皆さん、新年明けましておめでとうございます。大半が9日間の休みと言う事でわくわくされているみたいですね。台湾の友人は多くが前半、ふる里。後半日本へ家族旅行と聞いています。しっかり楽しんでください。
また、ボヤキになるが、冬季オリンピック開幕に汚点の話題。スノーボードの選手の服装、何をいったい考えているのか。自覚が足らん。末端でスポーツ振興に携わっている者として全く遺憾である。昨晩もある会議が有り、大半がその話題で意見が飛び交った。ファッションとか屁理屈を言う人もいるが、物事には本と末が有るように、まず基本から考えればすぐ是非は分かると思う。子供を怒れない親のいる家庭のように、また、先日の朝青龍の話ではないが、組織が全く機能していない事に不気味さを感じる。自己中心人物に誰もが注意しない。出来ない。時代になってしまっている。のんきな事を言っている場合ではない。弊社も今年は大きなステップをしなくてはいけない。自己中心人物の放任や協調のできない組織と大小は別にして存在している。まず、自ら身を引き締め対応して行きたい。・・ポリポリ!!

2010年2月8日月曜日

忍終不悔(にんじゅうふげ)

今日の大朝は曇り、肌寒い。昨日は青天の良い日であった。しかし、何年ぶりかの体調不良で地域行事も欠席させて頂き休息させていただいた。体は正直なものである。今朝は万全ではないが確実に回復している。常々感じている事であるが経営だけではなく、全てそうだし、自分自身の事でもよくわかる。それは、何事も「結果」を臨むが実はプロセスが重要で、どれだけ本気で準備をするかで大きく変わるということである。ある名監督が「勝つ意欲」は大して重要ではない。そんなものは誰もが持ち合わせている。重要な事は、「勝つために準備する意欲」である。誰よりも厳しい猛練習に耐える意欲が求められるということだ。と言っておられる。仏典の「無量寿経」に出てくる言葉で「忍終不悔」(にんじゅうふげ)という言葉がある。仏教の修行者は悟りを開くために毎日厳しい修行をする。覚悟はしているものの生身の人間、時には気がくじけそうななる事が有る。そんな時、もう一度初心に帰って気持ちを奮い立たすために忍終不悔を思い出すとのことである。修行の目的は悟る事であるが、その為には、毎日の修行の瞬間瞬間に心が目覚めていなければ、その大切な一瞬を見失う。惰性で修行することなどできないのだ。1日と言えども無為に過ごす事は出来ないのである。言葉は難しいが・・納得。私も常々そう思っている。「積小為大」、日々の真剣な小さな積み重ねが立派な結果につながる。・・実践あるのみ。


追記
忍終不悔(にんじゅうふげ)、とても良い言葉に巡り合いました。しかし、日本語は実に奥深い意味を持っている。だらだらと説明するよりはもう少し国語の勉強をしないといけないとつくづく感じる。

2010年2月6日土曜日

家族愛

今日の大朝は曇り、少し小雪が舞っている。しかし、積雪は無い。気温-1度。今週前半は半年ぶりに台湾へ出張してきた。台湾も寒い時期ではあるがコートは必要ない。桃園国際空港から取引会社への移動中、結婚式の飾りをつけた車が列をなし私たちの車を追い越して行った。「月曜日なのに結婚式?」と尋ねると、台湾は曜日は関係ありません。暦で良い日を決めます。との事である。そう言えば、友人も今日引っ越しと言っていた事を思い出した。その友人と夜会食をした。聞くと、親戚が集まり引越祝いをしているとのこと、折角だから私も来ないかと誘われた。早めに夕食を切り上げ、友人宅へお邪魔した。父親や兄弟、日本へ留学中の娘さんや一同揃っておられた。常日頃、家族でお付き合い頂いているので、突然の事ではあったが思いがけない懐かしい再会になった。この友人家族の結束は素晴らしいモノが有ると思っている。日本ではなかなかこの光景は見られない。この友人との出会いで、台湾とのビジネスを開始した。考えてみると長い年月がたっている。ビジネスでの大きな違いはないが、生活慣習では日本と大きな違いがある。「家族愛、伝統しきたり、暦」実に大切にされている。私自身随分学ぶところがある。話は大きく変わるが「朝青龍引退」私にとってはとても残念である。詳しい事が分からないのでコメントはできないが、方法は無かったのか・・?引退会見で「両親の前で武蔵丸に勝った事が一番うれしかった」と涙ながらに語った心情に本当の朝青龍の姿を見たような気がした。我家も大人数で助け合っているが、台湾の友人家族の団欒を見ても「家族愛」は一番の原点である事を痛切に感じる。
頼さん大変ありがとうございました。あと一週間でお正月。良いお年をお迎えください。姉妹それぞれの家族のご多幸をお祈りします。「敬賀閤家」

2010年1月30日土曜日

どうしておられるのか?

今日の大朝は晴れ。と言っても先程出張から帰社したところである。新幹線から富士山が今日だけの姿を見せてくれていた。まさに日本一の山である。今回は宿を丸の内で取ったため、朝のジョギングは皇居の大手門から入り、久しぶりなので愛宕神社まで行き、毎日85段の急な階段を掃除しているおじいさんに会おうと行ってみた。しかし、階段にも境内にも姿が見えなかった。会う度に色々と蘊蓄のある良い話をしてくださる。「どうしたんだろう。」・・気になる。心配してもどうしようもないが、「陰徳陽報」きっと幸せにされている事だろう。会えなかった事は残念であったが1時間良い汗をかいた。
今まで気にならなかったが、鳥居に東京名物「出世の階段」と看板が立っていた。・・・肖りたいものである。

2010年1月25日月曜日

まさにその時。

今日の大朝は雨。昨日は快晴で穏やかな一日であった。我家は少し遅い初詣に出かけた。忌明けになったからである。ところが、考えもしなかったが、神社は大人数の参拝者である。会社関係こそ弊社のみであったが、厄払い、安産祈願、家内安全、交通安全と老若男女、数の多さには驚いた。
信仰心は人間にとってとても重要なものだと思う。時代背景も関係しているのかもしれないが、私には人の多さの驚きもあったが、尊い姿に映った。おみくじを引くと近年久しぶりの「大吉」幸先の良いスタートになった。先週末、知人の社長とゆっくりと歓談する時間が有った。30歳代前半の年齢ではあるが、ものを見る洞察力や感性、何と言っても挑戦心と行動力。素晴らしい人材である。話にも花が咲き、盛り上がっている時、ふと忘れていた言葉が浮かんできた。草莽崛起(そうもうくっき)、この難しい言葉を覚えていたのではなく。このような意味の熟語が有ったという事を覚えていた。「草莽崛起」吉田松蔭の言葉である。身分を問わず、一般の志あるもの達が、新しい時代を築くために立ち上がると言う事である。企業もより裕福に、より安定にと、大手企業についていれば何とかなると「守り続けて」今日が有るが、時代背景からして、まさに草莽崛起の時だと痛感する。今こそチャンス、脱皮の時だ。

「感謝ロール」に感謝

今の大朝は曇り、午前中は雨が降っていたが今は止んでいる。社員からプレゼントという事で荷物が届いた。理由を聞いてみると、私が常々「感謝」という言葉をよく使うので昨日、実家へ帰った時に買ってきてくれたということである。開いてみてみると、卵を十分に使用し丁寧に作り上げたロールケーキで、その名も「感謝ロール」。このロールケーキは「花馬饅頭」「いちじく羊羹」で有名な和菓子屋さんが作っている。感謝という字の焼き印が中央にある、実にシンプルであるが、それだけに説得力がある。
しかし、社員の心遣いに感謝感謝だ。ありがとう。
皆さんも9号線を走る事が有れば出雲市多伎町に「花馬饅頭」「いちじく羊羹」の看板のあるお店が有ると思います。奥さんに又、お世話になった方へのお土産としてどうですか。喜ばれると思います。
しかし「感謝」。必要なことであり、思う人、思われる人お互いに嬉しい事です。
追記
製造元  井山屋製菓 (0853)86-2246

2010年1月23日土曜日

プラナリア

今日の大朝は小雪が舞っている。今週は小春日和、大雨と気が付くとほとんど雪が溶けている。
「プラナリア」ご存知ですか。恥ずかしながら私は昨晩、知人との会話の中で初めて知りました。「人生二度無し」そんな話が弾み、トムとジェリーではないが、下敷きになり、煎餅のようになっても又蘇る。そんな世界は存在しないという内容の話の中、突如、「プラナリア」が登場した。ウズムシとも呼ばれているようであるが、著しい再生能力を持つことから、再生研究のモデル生物として用いられるとのことである。
つまり、この虫を前後に3つに切れば、頭部からは腹部以降が、尾部側からは頭部が、中央の断片からは前の切り口からは頭部、後ろの切り口からは尾部が再生される。この世の中には信じられないものがいる。ある学者が100を超える断片になるように滅多切りしたら、全て再生したという逸話もあるとのこと。
以上、紹介だけで何もコメントすることはありません。不思議な現実の話題でした。

2010年1月22日金曜日

諸行無常

今日の大朝は曇り、先日の雨ですっかり雪は少なくなったがまだ、野や山にはどっさり残雪がある。
純白なイメージでスタートした鳩山政権であるが、ここに来て灰色に染まってしまっている。鳩は白も灰色もいるので、こんなものかと思っておられる方は少なくないだろう。しかし、別世界の方々ばかりである事は事実である。平家物語にも出てくる「諸行無常」永遠なるものは一つもない、世の中は変化しているものだ。考えてみると、リーマンショックが有ったから、等と上手くいかない理由を述べているが、この世は常に移り変わると考えれば当たり前のことである。こんな事を述べているようでは一番意識改革ができていないのは私かもしれない。「無常を観(かん)ずべし」この世は常に移り変わる。肝に銘じて、今から出張してきます。

2010年1月19日火曜日

アロエの力

今朝の大朝は-4度、昨日の朝は-9度、信じられない。しかし、人の営みは何ら変わりなく進んで行く、これまたすごい事である。普段の冷蔵庫の中が5度以下。冷凍庫の中で生活しているようなものである。今日は暖かくなりそうだ。さて、皆さん日本の政局はどうなるのでしょうか。・・不安。
優先順位だけは間違ってもらいたくないものである。生活に困っていない裕福な議員さんや官僚方では我々の苦しみは分かってもらえないのか。孔子が「荷政は虎よりも猛し」と言ったとあるが正にその通りである。(むごい政治は虎よりもおそろしいものだ)と言う事であるが、良識を期待するだけである。
さて、話は変わるが今年に入り寒い日が続く、エコ生活ではないが昨年から「湯たんぽ」を愛用している。とても気に入っているのであるが問題は「低温やけど」。昨年初めて体験し完治まで数カ月かかった。今年は気をつけなければと注意はしていたが、まず左足、又数日たって右足。情けない限りである。しかし、誰にも文句は言えない、酒量が増え熟睡時におきているからだ。黙って一人治療。アロエが良いと聞き、鉢にあるアロエの葉をむしりつけているが、実に優れモノである。傷口が確実に好転している。
愛用の「へちま水」に続き「アロエ」も愛用品にしたい。・・しかし、火傷はしない方が賢明。食べても胃腸に良いと言うが苦さに隠れた甘い香りが虜になる。

追記
毎年火傷するとは、学習能力がない情けなさを痛感。

2010年1月16日土曜日

不思議?

今日の大朝は曇り。寒さは和らいだが道路以外はしっかり積雪がある。昨晩は北広島町商工会工業部会の新年互礼会が有った。今朝、○○社長は来られてなかったな。と考えていたら、その社長から電話が有った。「いま、あなたの事を考えていたんですよ。・・・!」開口一番そう言った。考えてみればそんなことはよくありますよね。昨年末に四国の西条市に行く事が有った。地元の方が四国霊場第63番札所「吉祥寺」へ案内してくれた。境内にあった「くぐり吉祥天女」珍しいので写真をパチリ。その後、宿へ移動中、携帯が鳴り、出てみると石仏師、馬越正八さんからだ。東予にいる事を伝えたら松山からわざわざ訪ねて来て下さった。後から分かった事が「くぐり吉祥天女」は馬越先生の作品であった。これ又不思議なことである。「伝心」か何か分からないが実に不思議である。こんな事を考えていると、先程、馬越先生の息子さんから個展の案内が届いた。偶然で片付けられない世界である。こんな不思議なことは皆さんも日々体験されていると思いますが、現実はそうばかりではなく混迷を極めている。空元気は確かに必要である。後は「天を怨(うら)みず、人を尤(とが)めず」コツコツと努力するしかない。

2010年1月13日水曜日

間違えでも違反でもないのですが・・・?

今日の大朝は雪、今の気温1度。今朝、5時半に除雪のために起床し、外に出てみると5cm程しか積雪がないため中止した。ところが、7時過ぎに出勤しようと外へ出てみると20cm以上降っているではないか。何という恐ろしい事。と言う事で完璧な町の除雪部隊も出ておらず、通勤通学は大変であった。今も降り続いているので、今日はかなり積もるのではないだろうか。
今朝も会社で苦言をさしたのであるが、遠方から通勤してくる人は一番早く出勤してくる。通勤のみならず一般的にもそうしたものである。しかし、毎日遅刻寸前で駆け込み出勤する人は、今日のような日は尚更遅れてくる。何を中心に動いているのかわからないが、疑問を感じる。恐らくポイントがずれているのではないかと思う。よく議論される話だが、「会議等で10時から開催する場合、1分前、2分前に来る人がいる。」時間に間に合っているし、違反でもない。結論の出ない話ではないが、私は自覚が必要であると思う。何がポイントかである。勤務時間でいえば「余裕を以て仕事が始められる時間までに来る。」会議で有れば「主賓か参加者かでも違うが、これまた事前確認が出来るぐらいの時間に来る。」言い訳じみた難しい屁理屈を羅列するより、この簡単な事が一番重要なのではないだろうか。小さな事であるがこのような事でも一人ひとりが厳守して行くと、モラルも雰囲気も段違いに良くなるのではないかと思う。「皆協力し合って、助け合いながら生きている。」また、「自分の事で人に迷惑をかけない。」この事を得心すれば行動も変化していくのではないかと思う。

2010年1月12日火曜日

元気いただきます。

今朝の大朝は曇り。今夜から又寒波到来、大雪の予報である。昨日は恒例の「とんど」を大塚小学校校庭で行った。地域の方々も多く参加され、11時に点火し、炎は真っ直ぐ、力強く天へ昇って行った。一年のスタートとして幸先の良いとんどの火であった。今年一年良い年になってほしいものである。
さて、昨晩「たけしのテレビタックル」を見ていると友人が出ているではないか。甲奴でお蕎麦屋「わらべ」を経営されている澤口則子さんである。肝っ玉母さんである。思わずすぐ携帯電話をとり、連絡してみた。
一昨日の収録だったとのことであるが、懐かしい声を聞く事が出来た。いつも気にかけていただき、情報を頂いたり、お誘いを受ける。久しくご無沙汰しており、本当に嬉しく感動した。しかし、大したものである。全国版のテレビに出演し、全く違和感なしに同化している。澤口さんの力なのであろう。また、先程会社に荷物が届いた。陶芸家の沖山 努さんからである。開けてみると、今年の干支の置物が入っていた。「喪中なので新年のあいさつは控えさせていただきましたが、年始としてごあいさつだけはとおもって・・・・・。」と温かい手紙が添えられていました。江田島焼として工房を開き頑張っておられる陶芸家である。縁があり、親しくさせていただいている。「優しさ・温かさ」を感じる作品がとても気に入っている。
どの世界も同じであるが技術だけでは表現は難しい。「心・考え」内面が全て現れ、作品になる。偶然にも昨日から重なり、懐かしい声や心遣いを頂き、「人の縁の素晴らしさ」を感じさせて頂いた。
今年もスタートしたばかりではあるが、経済や政局は混迷極めることは明白であるが、「縁を大切に、人を大切に」この事だけは肝に銘じ進んで行きたいものである。

「わらべ 」澤口則子さん「肝っ玉母さん」です。 お店の雰囲気、お蕎麦最高です。
電話番号 (0847)67-2333 、三次市甲奴町梶田11-1

江田島焼き「沖山工房」 江田島へ行かれた際は工房へ、お薦めします。沖山さんの作品が沢山あります。丁寧で優しく温かい作品がたくさんあります。
電話番号 (0823)42-4309 江田島市江田島町宮ノ原3-14-1

私のメールを見て、連絡・来店しましたと言ってください。きっといい事が有るはずです。(クイズではないので景品が当たるわけではありませんよ。)ご推薦します。

2010年1月8日金曜日

実力過信を戒めよ

今朝の大朝は晴れ。又昨晩、どっさり雪が降っている。30センチは降っているだろう。今朝も5時半から自宅の除雪、今年に入り昨晩が一番よく降っていた。通勤してくる従業員が「雪が降っているのは大朝だけですよ。」と褒めたたえる。これでいいのだ。これが当たり前、降る所はしっかり降ればいいと思うが、除雪は大変な重労働だ。さて、正月4日の日に悲しい知らせが届いた。近所の人が海に釣りに行かれ、誤って転落死亡したという知らせだ。「あの人が、ベテランなのに何故、どうして一人で行ったのか。」と後悔は繰り返す。逆縁でも有り、悲しい別れになった。人の不幸を無駄にするのではなく自戒することも必要だと思う。早速、会社の会議で「自分だけは間違いない。」と誰もが思っている。自信は社会人として勿論必要ではあるが、過剰になると自惚れが生まれ、大きな事件事故を招くものだ。再度、自覚し総点検をしようと伝達した。しかし孫子の言葉にもあるように「彼を知り己を知ることが勝利の前提条件」とあるが、彼を知る事と己を知ることの二つのうち、どちらが難しいか。言うまでもなく、己を知ることの方がはるかに難しい。余ほど深い洞察力がなかったら、自分の実力を正確に測定することはできないということである。その事からすれば「助け合いながら生きているという」自覚はとても必要だという事がよくわかる。

2010年1月7日木曜日

今年もよろしくお願いいたします。

今日の大朝は雪、積雪30センチ。気温-1度。2010年今年もよろしくお願いいたします。やっと、本日、デスクワークができます。寒中とは言え、毎日寒い日が続きます。大朝も冬らしい日々です。昨日まで各工場やあいさつ回りでバタバタしておりました。大朝だけ雪があり、雪での実力はかなりのものだと改めて実感しました。お電話で「雪が大変だろぅ。」とか「ものすごいらしいね」等心配いただいており感謝いたします。しかし、有りがたい事に町内完璧な除雪をして頂いているため、通勤・通学には全くと言っていいほど支障はありません。冬用タイヤは必要ですが、道路はほとんど雪はありません。感謝感謝です。
我家も町内でもまた雪が多い所で毎朝6時前から1時間以上除雪作業をしており、身体のためには健康的な日々を送っております。この雪をハンデイと捉えずプラス思考で考えて行きたいものです。
二番底の懸念が重くのしかかる2010年の日本経済。この先何が起きるか予想すらつきません。政局も考えられない主要ポストの交代劇。与野党、誰をもが明言を避け「仕方ない」で完結。ボヤキではないのですが一体だれが責任主体でおられるのか全く不安でなりません。(これが今流なのでしょうか。)大きな変化は引き続き止まることなく動き続けております。「変化」→「変態」と言われる方もおられますが「時代対応」が鍵を握っているのは事実です。年始に私の目に入った文字は「いまから10年前、韓国のサムソングループは「配偶者以外は全て変える」意気込みで危機を変革の好機に変えました。」と、まさに「変化力」が問われていると思います。古典にも「君子は豹変する」という言葉が有ります。豹変という言葉は現代では余りいい使われ方をしていませんが、もともとは、豹の毛が秋になって抜け変わり、一転して美しい鮮やかな模様を見せるのが「豹変」の意味です。君子もそれと同じように、常に自己革新をはかって、自分をいい方向へ変えて行くものだという。それがもともとの「君子豹変」です。あやかりたいものです。大学の「日々に新たなり」という言葉が有りますが、日々の努力無しでは、本来の君子豹変はあり得ないと考えます。自らを反省するに「表面だけは改めるが、本質には何の変化もなかった」そんな気がして成りません。今年の大きな目標として「日々に新たなり」で本来の意味の「豹変」をめざしたいと考えております。今年もよろしくお願いいたします。