2010年6月18日金曜日

履物をそろえる

今日の大朝は雨。新緑際立ちとても綺麗である。そんな事を言っている場合ではない、ニョキノョキと草が伸びてきている。見て見ぬふりをしたいがそうはいかない。ハキモノをそろえる。家庭教育の基本である。と教育界の師、森信三先生は言われる。「一つの学校の教育程度を一番手っ取り早く、かつ端的に知るには、子供たちのくつ箱の前に立ってみるがよい。」とも言われている。私も会社でも以外でも沢山そういう場面がある。高学歴の方でも大会社の社長でも「くつを揃えない人が沢山いる。」自慢する事ではないが、私は子供の頃から母親からしつこく注意された事で「履物を揃える」習慣が付いている。家庭教育の大切さを感じる。しかし、である。いったん外出すれば、人様の履物まで気になり、自らは当然と実施できるが、家に帰ると・・・分かっていながら、そのままで家に上がってしまう。勝手な解釈で「神主さんは履物を揃えずそのままで上がる。」と頭で考えながらの行動である。全くふざけたものである。自らの甘さを感じるところである。しかし、朝、出社する時はいつもきちっと履物は揃っている。家の気がついた者がそろえてくれるのだろう。人前では偉そうなことを言っているが、実態はこんなものである。今日から完璧にしたい。あいさつにしても心遣い(気配り)にしても全て家庭からである。この気づきが広まって行けば世の中変わるだろうな。

追記
久々のお店紹介。
大手町5-4-1 四川麻婆専家 「辣辣」(らら)である。TEL082-500-9039
夫婦でやられている小さな店であるが、コクのある辛さと山椒のしびれが何とも言えない。
是非、食べて汗かいてください。

2010年6月15日火曜日

違和感

今日の大朝は雨。一日よく降った。先週末から来客や出張が続き、また今月もブログの更新が滞っている。いやいや、今、会社も大きな時代対応を行っているため心の余裕がない事が大きな要因かもしれない。人間は万能であるが、変化は苦手である。しかし、改めて人の重要性や人間力を感じ、人間主体の世の中に早く戻らないと。と、危機感が募る。世の中は大きく変貌を続けている。日本の立ち位置も、国民の大半がイメージしているようなものではなく、国際社会の中でかなり急降下している。既に大手企業は市場と低賃金を求め、海外に拠点をシフトしている。極端な話、中小零細企業だけが日本に取り残された形になっているのは事実である。しかし、それに気が付いている人が少ない。
経済産業省で「今後、日本は、何で稼ぎ、雇用して行くのか」を検討する部会を設置し、既に会議を重ねておられる。表面には出ないが、危機的なところに来ている事は国の中枢は熟知しているということである。特に地方は幾らバラマキ予算をしてもらっても何もならない、やはり雇用を創出、維持してこの継続が図れない限り、生活ができないのである。人が主役である事は事実である。今このようなとき、人間として大切な物を再認識し、人を大切にしていかなくてはならないと思う。弊社も仕事の海外シフトで大変な時期に来ている。迷いに迷ったが、賞与とはいかないが本日、寸志を分配させてもらった。自らが考え、悩み「人が中心の世の中」に他力ではなく、各人も真剣に取り組まなくてはならないと思う。

追記
昨日、54歳の誕生日であった。意外な人からおめでとうと、メールが来た。童心に帰り、喜びはするが、はや、各処が衰え始めている。先日、遂に「老眼」を買った。ヨンさんのお店に連れて行ってもらい購入した。社員も不思議そうに見るし、違和感があり、どうもなじめない。しかし、「今後ずっと付き合っていくのだろう。」そう考えると、メガネをかけている時間が長くなったような気がする。

2010年6月5日土曜日

随所に主たれ

今日の大朝は晴れ。快晴だ。混迷を極めている政局もまた、新たなスタートである。菅首相に期待するところが大であるが、一枚岩で国の再構築をお願いしたい。さて、5月の最終水曜日、今年も大朝地域として「チャレンジデー」に挑戦した。今年で7回目の挑戦。2年連続、参加率日本一に輝いている。今年は朝から雨風、結局一日中雨の悪天候であった。外でのイベントを計画して頂いていたが、全て中止。今年は結果として97%の参加率で終了した。「この悪天候の中で」100%に近い参加率、本当に素晴らしい事であると誇りに思う。感謝感謝で胸が熱くなる。後日、各地域、職場、学校等の当日の写真が届き見させて頂くと、このイベントのために本当に真剣に確実に取り組んでおられる姿があった。また、喜びを超え、感謝の気持ちで一杯になった。正に「随所に主たれ」で成し遂げれる事であると思う。大朝地域は本当に素晴らしい地域であることを再認識した。そして、忘れてはいけないのが縁の下の力持ち、事務局スタッフである。いつも優しい言葉をかけてあげられないが、確実な周到な準備があってこそこの偉業が成し遂げれる事は事実である。この力も宝である。本当にいつもありがとうございます。これからも宜しくお願いします。

追記
感謝ついでにもう一つ感謝。先月も忙しいを理由にブログの更新があまり出来ていないのにもかかわらず、沢山のアクセス有難うございました。心中穏やかではないのですが、今月は頑張りたいと思います。
さて、先日、台北出張の折、朝のジョギングコースが通行止めになっていました。今年の秋から台北で開催される「花の万国博覧会」の施設があちらこちらで建っていました。このような、建設風景を地元ではしばらく見ていませんので思わず・・・パチリ。

七転八倒

メジャーリーグで完全試合の投手が一塁塁審の誤審で達成されなかった。しかし、その投手は「完全な人間はいない」と塁審に対し戒める事はなかった。・・・・・このニュースをみて、自分だったらどうするだろうか。とまず最初に考えた。それと同時に師と仰ぐ方から以前、「許す心」を忘れてはいかんぞ。言われた事も思い出した。
中国のお坊さんの話で、人生は転びっぱなし、倒れっぱなし。つまり失敗の連続。それが真実の道だ。人間は努力している限り、これでいい、これで満点、なんてことはありません。いつでも未完成、不完全です。と言われている。
「人間だもの」・・・偉大な心を持っている大投手は全世界に大きな感動を与えてくれた。

相田みつをの詩である。
七転八倒、つまづいたり転んだりするほうが、自然なんだな、にんげんだもの。