2011年12月23日金曜日

Merry Christmas !


今日の東京は晴れ。大朝は4~5cmの積雪、東京も寒い。今年も後数日、テレビではクリスマスの話題が飛び交っている。友人からもクリスマスカードが送られてくる。昨日打ち合わせが終わり、新橋駅の日比谷口を出ると多くの人々で賑わっていた。名物のD51もライトで飾り付けされ実にすばらしい輝きを放っていた。そんな華やかな気持ちになれないな、と思いつつ・・・。不景気、大震災、反対に絶好調とこの狭い日本の中でも明暗はある。栄枯盛衰、前向きに真剣に進んで行けば今は辛くても必ず花開く、そのことは歴史が実証している。そんな思いが走馬灯のように駆けて行った。ふと気がつくと、ネオンを見ながらしばらく立ち止っていた。「本日最終日」の呼びかけに色気を出し、当たりもしない宝くじを買って会社へ向かった。
しかし、東京は元気だ。良いことである。

2011年12月21日水曜日

感謝感激

今日の大朝は晴れ。昨晩、北ホテルにおいてグッドデザイン賞の祝賀会を商工会の石橋会長を発起人として、竹下町長、加計議長、野村県議をはじめ50数名集まって頂き盛大に開催して頂いた。ただただ、恐縮で身に余るご祝辞も頂き感謝感激、何とお礼すればいいのか分からない。
会社も正に時代対応中で五里霧中の状態の中、この話を頂いた時には丁重にお断りしようと思っていた。しかし、この度グッドデザイン賞を頂いた中で貴重な体験をしたことをご披露させて頂くことも地域への小さな貢献になるのではないかと言うことでお受けすることにした。確かに考えてみればこの賞を頂けたと言うことは偉業である。しかし、この製品を作るためにどれだけ多くの皆さま方に力を貸して頂き、悩み苦しみ挫折しかけたことも幾多繰り返した。その情熱が製品に入り込んでこのような結果に繋がったのではないかと思う。無名の会社の製品が大手企業群の製品と肩を並べて展示してある姿は中小零細でも認めてもらえるのだと言う証しでもあった。
新たな時代への良いスタートが切れた。まだまだ、前方の霧は濃く、臥薪嘗胆の日々は続くが、小さな目標を作りながら頑張って行きたい。多謝。

2011年12月10日土曜日

開店・・(酒商山田 幟町店)

今日の大朝は曇り。いよいよ本日から師走。今年も後一カ月となった。すっかり、世相の影響を受け、ペースが乱れブログのペースもガタガタになりました。ペースを取り戻すべく努力します。
さて、12月1日、友人のお店、酒問屋の「酒商山田」の幟町店のオープンである。清酒・焼酎の絶品や社長自ら開拓された珍しい品々がズラリ勢ぞろいしている販売店。山田淳二社長開店おめでとうございます。昨日もお邪魔しましたが素晴らしいお店です。今更、山田社長のことは私が語らずとも知り渡っておりますが、製品の品揃えと知識では天下逸品です。今回、弊社のスピーカーEGRETTAも店内に導入頂いております。是非、ご来店の折は見てみてください。
幟町店の場所は三越前の胡町電停から百十四銀行を右手に幟町の方へ進むと、ちから本店が有り、道を挟み斜め対面にあります。営業時間は10時30分~19時30分、定休日は火曜日です。
電話番号082-227-3130是非お立ち寄りください。満足されると思います。

2011年10月22日土曜日

日本認識

今日の大朝は雨。すっかり晩秋の景色になっている。日々目まぐるしく、自然は勿論、仕事・行事に引っ張られて生活している。これで良いのか?とも考えることはしばしばだが、結論は「こんな時は流されても良い」と自らに言い聞かせ、毎日真剣勝負で臨んでいる。さて、会社の時代対応第一弾として無指向型スピーカーEGRETTAを発売して早5ヶ月が経つ、順調なスタートを切らせて頂いている。グッドデザイン賞も頂き、現在は赤坂の東京ミッドタウンで11/13まで展示もして頂いている。片田舎の製品が大手世界メーカーの製品と肩を並べ、多くの関門を突破してこのような賞を頂くことは想像すら付かなかったことである。関係者のお力添えの賜物と感謝したい。それと、日本製にこだわり、熱い気持ち(魂)を入れ、開発し完成に結び付けた事も製品として表現してくれているのだと思う。私は会社をはじめ今日まで約30年は無我夢中で目先を追ってきた、気がつくと尺度の違う国々ともフィールドを一緒にしてそれが当たり前と考えていた。時代の大変化の中、我社も時代対応を余儀なくされ、今とても不安で苦しい時であるが、それ以上に大切な大きなもの、気づき、人との縁を頂いている。今から100年以上前、ある外国人が日本の国柄をこのように称えている。「現アジアで憲法を持つ唯一の国である日本は、威喝によってではなく、道徳によって社会を律し、国家への忠、親への孝、夫婦の和、兄弟の愛が、宗教人としてではなく、社会人、家庭人としての義務とされている。」この言葉に会い、自らの心のスイッチがオンしたような気がした。現実との余りにも違うところはお気づきだろうが、我々の目標は目に見えるものだけではなく、外国人が日本を称えてくれた言葉に尽きると思う。
その外国人が言いたかったことは「戦争も勝利をもたらすのは爆弾の威力ではなく、人間なのである。」と言うことである。その当時4500万人の日本人が1億3500万人のロシア人を打ち破ったのである。中小零細企業も本当の日本認識を持ち今頑張る時ではないだろうか。

2011年10月3日月曜日

心ひとつに

今日の大朝は雨。すっかり晩秋の景色になっている。日々目まぐるしく、自然は勿論、仕事・行事に引っ張られて生活している。これで良いのか?とも考えることはしばしばだが、結論は「こんな時は流されても良い」と自らに言い聞かせ、毎日真剣勝負で臨んでいる。さて、会社の時代対応第一弾として無指向型スピーカーEGRETTAを発売して早5ヶ月が経つ、順調なスタートを切らせて頂いている。グッドデザイン賞も頂き、現在は赤坂の東京ミッドタウンで11/13まで展示もして頂いている。片田舎の製品が大手世界メーカーの製品と肩を並べ、多くの関門を突破してこのような賞を頂くことは想像すら付かなかったことである。関係者のお力添えの賜物と感謝したい。それと、日本製にこだわり、熱い気持ち(魂)を入れ、開発し完成に結び付けた事も製品として表現してくれているのだと思う。私は会社をはじめ今日まで約30年は無我夢中で目先を追ってきた、気がつくと尺度の違う国々ともフィールドを一緒にしてそれが当たり前と考えていた。時代の大変化の中、我社も時代対応を余儀なくされ、今とても不安で苦しい時であるが、それ以上に大切な大きなもの、気づき、人との縁を頂いている。今から100年以上前、ある外国人が日本の国柄をこのように称えている。「現アジアで憲法を持つ唯一の国である日本は、威喝によってではなく、道徳によって社会を律し、国家への忠、親への孝、夫婦の和、兄弟の愛が、宗教人としてではなく、社会人、家庭人としての義務とされている。」この言葉に会い、自らの心のスイッチがオンしたような気がした。現実との余りにも違うところはお気づきだろうが、我々の目標は目に見えるものだけではなく、外国人が日本を称えてくれた言葉に尽きると思う。
その外国人が言いたかったことは「戦争も勝利をもたらすのは爆弾の威力ではなく、人間なのである。」と言うことである。その当時4500万人の日本人が1億3500万人のロシア人を打ち破ったのである。中小零細企業も本当の日本認識を持ち今頑張る時ではないだろうか。

2011年8月12日金曜日

身土不二

今日の大朝は晴れ。連日の猛暑で少しバテ気味。
友人からの便りに面白い一説が有りました。「次々と実る茄子のレシピ増え」太陽と大地と水の力をいっぱいに蓄えて・・・。小さな種からここまで育ったキミはえらい!せっかく作った茄子だから、せつかく実った茄子だから、しっかり食べてやりましょう。無駄なく食べてやりましょう。おいしく食べてやりましょう。楽しく食べてやりましょう。
身土不二・・身近にある季節の食物が身体に最適であるとこを表した言葉です。
目先を追ってバタバタとしている自分にとって完全に忘れていた新鮮なメッセージでした。
ここまで育ったキミはえらい。・・そこまで言って頂くと茄子もきっと最高の味を出してくれるでしょう。
人間の世界も一緒ですね。

2011年7月26日火曜日

えぇー!

今日の大朝は晴れ、だろう。出張のため少し早起きをしている。七月も残りあとわずか、高校野球の県予選も大詰め、本日は準決勝だ。母校の新庄高校も検討して勝ち進んできている。この勢いで、初の甲子園の切符を手にしてもらいたいものだ。なでしこJAPANの感動をもう一度味わいたいものである。
7/22に二人目の孫が生まれた。母子ともに元気で安心している。同居している関係で爺、婆はもっぱら孫のもりである。来月三歳になる孫が言葉がよく分かりだし、大人がびっくりするような表現もし始めた。
その中で、会話をしていると「えぇー」と聞きなおす。実にタイミングが良く、周りの人を喜ばしている。本人も調子に乗って「えぇー」と連発。最近分かったことであるが、私と家内の会話で知らず知らず聞き辛い時に「えぇー」と言っている。特に最近加齢のせいか連発しているようだ。
そうなんです。孫は私たちのまねをしているだけで、実は孫の「えぇー」の本人は爺・婆でした。
身の回りで意外と気がついて無い、珍事は沢山あります。ぽりぽり・・・。

2011年7月2日土曜日

思いやり

今日の大朝は晴れ。気まぐれ天気であるが、確実に夏の様相だ。
昨日は台湾から仕事の取引先でもあるが、友人が来社した。長い付き合いであるが、実に気配りの出来る人徳の有る友である。事業も着実に伸びている理由がよく分かる。先日、静岡の友人から新茶が届いた。「ご無沙汰しています。放射能検査済みです。是非お会いしたいですね。・・・・。」と手紙が添えられていた。また、別の友人は「久しぶりにメールを見ました。元気が出ました。しかし、この魔法は長続きしません。現実にすぐ戻ります。・・・・。」等など、目に見えない多くの力を頂いている。有難いことである。昨日、友人からの手紙に「離れていれば恋しくて、近すぎるとうっとうしい。」親子関係なんてそんなもの。そして、思いやりの食い違いを大ごとにしないこと。と書いてあった。自戒してみると、10月に嫁いで行く娘との関係もそんな関係だったのかな?と一人で苦笑い。目に見えないものが見え出すと視野も心も広くなっていくような感じがする。

2011年6月28日火曜日

元気にしています。

今日の大朝は曇り。先程までは晴れていたが午後から雨の様相だ。さて、ブログ更新ができず大変申し訳ありません。元気と言えば元気ですが、空元気を出して日々頑張っております。
震災復興、政局の混乱と一緒で会社を取り巻く環境も悶々としております。「ベストを尽くして天命を待つ」そんな悟ったようなことはできませんが、時は確実に刻んでまいります。現実の厳しさ、無情さをかみしめながら、時代対応に邁進しています。先日テレビを見ていると、子供を亡くした老夫婦が出ておられました。おばあさんが「今までまじめにまじめに生きてきたつもりですが、何でこんな目に遭わなくてはいけないか。そう考えると夜も寝られません。」目に涙を浮かべ語っておられました。生きることは苦難の連続とは言え、おばあさんの悲痛は重く脳裏に残りました。日数が経つにつれて、被災地とそうでない地域の温度差は広がってきている。ただ言えるのは、ここで意気消沈するのではなく、日本全体が元気になることが一番重要なことであると思う。災害と同じく、経済も全て同じ境遇にあるのも事実である。
私の部屋に石川洋さんに書いて頂いた書が有る「今からだ」この言葉のようにまず小さな目標を目指し頑張りたいものである。
情報
7/2RCC中国放送午後5時からのEタウンで少し、EGRETTAスピーカーが紹介されます。また、当日の中国新聞夕刊の「でるた」に私のボヤキが掲載されます。お時間が有ればご覧ください。
台湾の頼さん、ご心配をおかけしております。以上のような事でカラ元気で頑張っています。また会える日を楽しみにしています。

2011年5月28日土曜日

チャレンジデー2011

今日の大朝は雨。今日は地元の新庄小学校の運動会で有ったが雨のため中止。例年より随分早い梅雨入りに成っている。また、想定外の何かが起こるのではないか。不気味である。
さて、5/25水曜日、恒例のチャレンジデーに8回目の参加をさせて頂いた。大朝地域はラジオ体操を運動習慣の中心に置き、推進してきている。夢の話であるが、「巡回ラジオ体操」に来ていただけないものだろうか。と願い続けていたが、町をはじめ関係各位のご尽力で、何となんと、今年は特別巡回ラジオ体操をチャレンジデーの日に合わせ実施頂くことになった。(正に念ずれば花開くである。)奇跡としか言いようの無いことである。当日はテレビラジオでお馴染の西川佳克指導者をはじめ、アシスタント・ピアニストと来て頂き、町内外から1050人に集まって頂いた。その後は大朝小中学校、幼稚園と指導に回って頂き、子供たちに本物のラジオ体操の指導をして頂いた。素晴らしい最高のチャレンジデーのスタートを切り、今年も全地域でそれぞれのスタッフが中心となり、天候にも恵まれ終了することができた。残念なことに今年は震災の関係でいつも400名近く参加してもらっていた高速道路のパーキングが自粛の意味で中止となったが、巡回ラジオ体操のおかげで最終参加率108.5%で三回目の全国1位となった。偏に地域民の熱い思いと関係各位の情熱と地域愛の結晶だと思います。本当にありがとうございました。いつもながら、スタッフの皆さんに感謝いたします。

「チャレンジデー」とは。
チャレンジデーは、毎年5月の最終水曜日に世界中で実施され、当日の午前0時から午後9時までの間に、地域で15分以上の運動やスポーツを実施した人の「参加率%」を人口規模がほぼ同じ地域と競い合います。今年も日本は103の行政・地域の参加で実施されました。
今年の大朝地域の対戦相手は「大分市野津原地区」でした。

2011年5月15日日曜日

堅忍不抜

今日の大朝は晴れ。新緑の色が映える良い季節である。さて、3月11日の東日本大震災から2ヶ月が経過した。事態は日を増すごとに大規模化し、大きな影響を国内外に及ぼしてきている。原発問題も重大さの規模が違うため、今後の時代に大きな影響を受けることは必死である。同調し、経済も大きく不気味に大変化を起こしている。各社、決算時期を迎え、新聞紙上では数字だけが一人走りし、各社増収増益。の記事が載っている。勘違いしてはならないのは、その内容である。グローバル企業は投資家優先での事業形態をとらざるを得ない。一番大切である「人」の存在は極めて薄い。強いて言えば「リストラ」の数合わせである。また、利益をもたらしているのは全て海外である。以上のことからして、今日本は正に窮地に立たされている。作家の曽野綾子さんが「地震が近年落ち込んでいると言われる日本の凋落に決定的な追い打ちをかけるか、それとも長い間の物心両面の沈滞を打破するきっかけに成るかと言うと、私は後者に望みを託したい。(中略)地震が眠りこけていた日本人の怠惰で甘やかされた精神を揺り起こさせてくれれば、多くの死者たちの霊も慰められるかと思うのである。」と雑誌に書かれておられる。生意気な事を言える立場ではないが私も眠っていた日本人のDNAが目覚めることを切望したい。歴史的にみても日本は国難に何度も襲われている。私たちの祖先、先人は堅忍不抜で、必死の覚悟で立ち向かい、繁栄の道へと導いておられる。日本人のDNA、被災地の人たちの姿にあらわれている。困難な状況の中で、他を思いやり助け合う姿には、多くの海外の方も感嘆と賞讃を与えている。
どんな時代であっても「希望」だけは持たないといけない。先輩各位からのメッセージである。
グローバル社会これも事実である。しかし、魂だけは輸出してもらいたくない。

追記
元気にしていますが、中々ブログ更新できていません。申し訳ありません。
5/17は弊社の29才の誕生日です。弊社も大変化の時代、大げさな言い方ですが第二創業の覚悟で時代対応をしております。しかし、「人が主役」この精神は変わることは有りません。5/17にEGRETTA(エグレッタ)-弊社、音響製品・AV周辺機器-のホームページと本社近くへ、ショールームを開設いたします。
スピーカーTS-1000の試聴もできます。お気軽にお立ち寄りください。
主要地方道「浜田八重可部線」を役場大朝支所の方向へ進んで頂ければ黒壁に10mの大きな白鷺が見えます。

2011年4月19日火曜日

その人の徳

今日の大朝は雨、肌寒い。ブログ更新ができず申し訳ありません。「どうしたん。」「入院でもしとるんか。」等など連絡を頂きながら失礼しています。元気にはしていますが、会社の時代対応で東奔西走中です。(土の中で成長中です。)さて、今日本は正に窮地に立っています。東日本大震災に遭われた方、犠牲に成られた方々、心よりご冥福をお祈りすると共にお見舞い申し上げます。心が痛みます。
先週も上京中、とても大きな地震が幾度となく繰り返す。目黒川沿いの桜の名所へ、スタッフが案内してくれたが、ライトアップも今年は自粛し控え、桜の花だけが「がんばれ」と言わんばかりに最高の表情をして、通行人や見物客を迎えていた。原発事故も実に重大な事に成っている。聞くところによると、原発関連者は日本の最高の大学派閥で占めており、超エリートの方ばかりと言うが、どこの言葉で喋っているのか分からないし、また意味不明。「ちょっと間違えていました。」cmとkmを間違っている状態。政府もしかりである。本末転倒とはこの事であろう。今から800年前、中国の司馬光と言う人がいた。名著「資治通鑑」の中で人間を四つの類型に分けている。ご存知と思うが、聖人、君子、小人、愚人。「聖人」徳にも才にも優れ完全な人を指す。「君子」その人の徳が才気よりも優れている人。「小人」才智弁口が勝った人。「愚人」才もなければ徳もないという人。司馬光は人材選びをするとき、腹心を選ぶときは「才気に勝り、徳の無い小人より、愚人がまし。」と述べている。人を選ぶことはいつの世も難しいことではあるが、今の世の中にも参考にするべきところが有るような気がする。今の日本は小人優先に成っている。聖人でなくても君子のリーダーが必要な時だと思う。

2011年3月18日金曜日

失われた倫理感

今日の大朝は晴れ。気温-6度。今年の豪雪もすっかり消えていたが、昨日、5cm~10cmの積雪となった。東日本大震災も予想通り、日が経つにつれ被害、犠牲者が増している。それに増して原発対応と悪化の一途をたどっている。世間は色々と評論しているが、途轍もない大惨事ということで、評論より、国民が一致団結してこの難局を回避しなくてはいけないのではないだろうか。テレビで被災者の方が「絶対負けない。これが日本だ。と言うことを示したい。」と未だ行方不明の家族の安否を気使いながら、言葉を詰まらせながら言われていたことが忘れられない。東日本だけではなく、東京、長野、新潟と広範囲の避難者も大勢いる。そして、今回の震災以外でも、企業被災者も大勢いることを忘れてはいけない。弊社もその一つである。リーマンショックという、まさかの大津波で日本の大手企業は全て海外に流されて行った。壊滅したところ、流されなかったところと色々とあるが、これもまた時間が経つにつれ大きな被害に成ってきている。今世の中で「常識」という言葉が通用しなくなった。しかし、「倫理感」この言葉は通用する。弊社の中でも、色々と理不尽なことも勃発するが元をたどるとこの言葉に尽きる。企業倫理もしかりではあるが人間としても倫理感を失ってはいけない。古典の教えの中で、言い回しや、表現は違うが何が大切かということになると、「和」と「敬」この二つのような気がする。「敬の精神に基づき和を実現する。」敬意を払わないから不和になってくる。「互敬」いま世の中で必要なのはこの精神ではないかと思う。失われた倫理感で傷つくことばかりではあるが、勝ち負け、損得では無く、その時こそ小さな実践で正して行く事しか、今はできない。我慢の我慢である。今日もスタート互敬の精神で今日も頑張って行きたい。

2011年3月14日月曜日

心ひとつに

今日の大朝は曇り、豪雪も殆ど無くなった。自然の威力を感じる。
東日本大震災、言葉を発する事ができないくらいショッキングな甚大な災害である。経験の浅い私には、広島原爆資料館の焼け野原になった広島の映像と今朝もTV中継していた被災地の映像が重なってならない。被害に遭遇された方々、また、御親戚、犠牲になられた方々、心からお見舞いとご冥福をお祈りいたします。
自然界の偉大さと生きているのではなく、生かされている事を再認識した。私に出来ることは、何だろうかと思いながら、一人でも多くの生存を祈るだけである。海外からの支援部隊も心の大きな支えになる。
「心ひとつに」日本力を結集し力強く生きていきましょう。

昨日の早朝、関西電力の社員の方からのメールが届きました。
「関西地区にお住まいのみなさん。東北三陸沖大地震に伴い、関西電力が東北電力への電力提供を始めました。
少しの節電でも立派な支援になります。電子レンジや炊飯器など、普段さしっぱなしのコンセントを今日だけでも抜き、一人一人が出来る節電のご協力をお願い致します。
このメールをできる限り広め、節電による送電の支援が出来ればと思いますのでご協力よろしくお願い致します。」

大丈夫です。ご安心ください。

東日本大震災の報道で海外の人々から、沢山の心配のメールを頂き誠にありがとうございます。
弊社はこの度の地震の影響は全くありませんでした。ご安心ください。

東北地方を中心に甚大な災害になり、心が痛む思いです。日が経つにつれ、深刻さは増してくる状態です。首都東京も地震の影響で公共交通機関の麻痺や電力不足、建物崩壊などで大きな影響が出ております。海外からの多くの援助隊の力もお借りして、これから本格的に捜索活動も開始されるものと思います。
各方面でご心配いただき誠にありがとうございます。

2011年3月1日火曜日

明日のために

今日の大朝は曇り、残雪が日に日に少なくなる。自然の底知れぬ力を感じる。深夜、東京の友人から「情報までに」とメールが届いた。韓国で金融不和が勃発しいる。という内容である。日本のマスメディアはなぜ取り上げないのだろうか。何れにせよ、ここまでの事になれば、我が国へも影響はあるだろう。
暗い話ばかりになるが、決して物事をマイナスに考えているわけではない。世の中は国内外、大きく変化している。この事実は無視できない。「変える勇気、変えない勇気」が必要な時だと思う。ピーター・ドラッカーが変革を誤らない基準として4項目を挙げている。①過去ではなく未来を選ぶ。②問題ではなく、機会に焦点を合わせる。③横並びではなく独自性を持つ。④無難で容易性のものではなく、変革をもたらすものを選ぶ。何れも納得である。明日のために、大局を見て弊社も進んで行きたい。
今日もスタートだ。

2011年2月28日月曜日

本を貫く

今日の大朝は曇り、少し肌寒いが春間近を感じる。残雪も残り少なくは成ったがまだ、しっかりある。
さて、さまざまな移り変わりの中、随所で「何が本で何が末か。」と考える機会が多い。ズルイ言い方であるが、今までは大目に見逃していたことが、見逃せない世の中に変わっているということであろう。
まさに世直しの時だ。さて、台湾で「日本精神」という表現がある。・・勤勉で向上心があって真面目。というような意味である。「あの店は日本精神でやっている。」というと信頼できるお店の事である。ご存知のように、台湾は50年間日本の統治下に置かれていた歴史がある。当然、光と影は存在するが、台湾のために誠心誠意力を尽くしてくれた日本人の物語は数多く残っている。また、記憶に新しいが、イラン・イラク戦争の時、日本人だけがテヘランに取り残された。フセインは民間であろうが領空を飛ぶものは爆撃をすると警告していた。外務省からの要請があったが日本の航空会社は安全が確保できないと拒絶した。そこで助けてくれたのがトルコ航空である。120年前、トルコ軍隊が紀伊半島沖で沈んだとき、日本の漁民が救って献身的に看病をした。その時の恩は忘れません。とチャーター便を飛ばしてくれた。どう言うことかバッシングを受けるだけの日本であるが、この二つの話は、日本の倫理観が成し遂げた偉業であると思う。また、その恩を忘れず継続できることも大切にしたい心である。全く今の日本の中で消えうせたことである。奇麗に着飾り、高学歴を持っていても、肝心のDNAが破壊していては、現実の迷走した社会になるのは当たり前だろう。「恩をあだで返す。感謝を知らない。自分だけ良ければいい。」そんな日本になってしまっている。日本の倫理観は見えないものを恐れてきた。二千年以上続いている日本の精神文化の基本である。「勿体ない事をしたらお天道様がみている」ご飯を食べる前に「いただきます」というのも外国語に訳すことのできない大きな言葉がたくさんある。
グローバル企業を中心にあたかも最先端を進んでいるように見えるが、技術や蓄積したノウハウを失うばかりか、魂まで失っているこの現実にだれかが気が付き、安心して暮らせる国民生活に戻してもらいたいものである。そのようなことを念じ、苦しみながら自らできることの実践を積んでいる。

2011年2月24日木曜日

歴史を鑑みる

今日の大朝は晴れ。まだ残雪の残る大朝、ここ数日でどんどんと目に見えて、雪が少なくなる。どれだけ降ったものか良くわかる。さて、2月22日、青少年育成協議会大朝支部主催の講演会を開催した。この講演会は毎年、大朝中学校の生徒を対象に「現役で活躍されている人の生の声を聞き、自らの夢を持っていただいたり、能力開発の参考になってほしい。」と言う願いを込め行っているものである。
人・物・金このバランスで生活は成り立っていると思うが、今起きている社会現象はまさに「天罰」金・物が優先し、一番にこなくては成らない「人」がそっちのけになっている。この認識も共通にしておく必要があると思う。今回は講師として、中国放送の取締役テレビ営業局長、仙田信吾さんへおいで頂き話をしてもらった。仙田さんとは25年来のお付き合いをしており、今回迷うことなしに講師のお願いをした。
内容は歴史を鑑み、物事にはすべて意味がある。見える部分は皆知っているが、見えないところへその何十倍の人や力がある。そのようなとても貴重な実践の話をお聞きした。生徒たちも真剣に聞き入り、生徒会長の謝辞も素晴らしいものであった。短時間ではあったが、主催の意味の確信を得た。
ともあれ、忙しい中講師として来て下さった仙田さん本当にありがとうございました。

頼さん、ブログの更新ができずご心配をかけています。書きたいことはたくさんあるのですが、タイミングが合いません。申し訳ありません。

2011年2月9日水曜日

「本立ちて道生ず」

今日の大朝は小雨(小雪)微妙な天候だ。写真1/30のような豪雪に見舞われた今年の冬であったが今週に入り、春間近のような天候で、大朝の雪も少なくなったが、昨年末からの積雪と寒さで、カチカチに凍りまだ1m近い雪が残っている。早いもので、2011年も2月の中旬を迎えている。慌ただしい毎日であるが、日々、極めて大切な判断をする事が重なっている。世の中全体が時代対応に追われる中、弊社もご多分にもれず大きく変わろうとしている。日々、重複する重要案件をどのように裁いていくか。昨日も本日も大きく予定変更をするようになった。全てに相手ある事であるので、まず第一に相手に迷惑をかけない事、その次は案件の本質を考える。そうして行動に移す。論語の「本(ほん)立ちて道生ず」ではないが本末転倒だけは無いように心がけている。意外と自らを振り返ってみても気が付いてないままに誤った行動をとっている事がある。
本当に自分しかできない仕事、やらなくてはいけない事を優先しているか。もう一度考えてみたい。

2011年1月26日水曜日

グローバル経済の中の日本?

今日の大朝は雪、昨日とは違い小雪の舞う寒い一日だ。昨日、東京からLED、LCDの業界を取材しているフリーライターの方に来社いただき、現状のお話を聞いた。正にグローバルそのもので、日本とか中国とか比較するものでもなく、結論はその現実社会でどう生きて行くか。これが結論である。日本も「勤勉で働き者」「モノづくり大国」と言っていた時代も有ったが、既に大半は中国へ又新興国へ移動してしまっている。法制化も間近であるが、LED発光ダイオードもこれから全ての照明はLEDに変わっていく、日本でも中小問わず参画されている会社は山ほどある。しかし、近隣国ではその数十倍もの企業が湧くように増え続けている現実。利益どころか、太刀打ちできない。時代対応をしない限り、乗り切れない事に成っている日本。今後どうしていくのか、政府も真剣に考えるべきだと、苛立ちを感じながら思う。そんな競争より、日本国内でしかできない事や地域でしか難しい事をもう一度原点に返り、考える時だと思う。日本人らしさ、思いやり、助け合い、勤勉、これがベースではないだろうか。倫理観が失われた資本主義は、世の中に害毒をまき散らすだけである。日本は戦後、著しい発展をしてきた、類を見ない天皇制を重んじ、心が軸に成っていたからこその偉業であると思う。その事を否定する残念な人もいるが、敗戦時の昭和天皇の思い、次の言葉からも良くわかる。「国がらを ただ守らんと いばら道 進みゆくとも いくさとめけり」歴史を背負われた天皇の思いがありありとわかる。広島平和公園の原爆資料館の横にある「被爆木、アオギリ」爆心から1.3Km離れたところで被爆しており、裂けた後も痛々しいが、大きなメッセージを発信し続けている。「戦争はやってはいけない。諦めてはいけない。」聞こえて来るようだ。
殺伐混沌とした時代ではあるが、日本人として誇りを持ち凛とした行動をとっていきたいものである。

2011年1月22日土曜日

便利さの裏の魔物

今日の大朝は曇り、まだ沢山の残雪がある。昨晩は北広島町商工会工業部会の新年互例会が有った。景気回復の強さは感じられないものの、各社頑張っておられる様子であった。我社は時代対応の苦しみを味わっているが、自ずと孤立した考えに成るが考えてみると全て同時進行している。昨晩は衆議院の民主、自民の先生も出席頂いており、生の声を聞かせていただいたが、悩みは同じ「変化対応」がキーワードのようだ。あのダーウィン曰く、「強い者や賢い者が生き残るのではなく、変化に対応できる者が生き残る。」と。その変化の一つがIT化である。北広島町もITインフラは完了している。一例で仕事でも、メール無くしては仕事にならないと言っても過言ではない。弊社は工場、支店が離れている関係でスカイプを使うケースが多い。顔も見えるのでコミュニケーションが取れ易い。厄介なのは、メールである便利さの裏に魔物が住んでいる。表現の仕方で誤解を招く事が実に多い。社内でも「何故こんな文章を送るのか」と残念に思う事がしばしばある。明らかに、不味い伝わり方をする事が明確である。しかし、発信者はそんなことは考えてないのである。防止策はやはり、発信者が「誰に何を伝えたいか、勘違いしないだろうか。」気配りするしかないと思う。折角のコミュニケーションツールなので、気持ちを伝えられるやり取りをしたいものである。
追記
全てが不味いと言っているわけではありません。意図的にアクセントや反応を待つ文章力の高い方ももちろんいらっしゃいます。気が付いていない事が一番怖い事です。上から目線の文章は私はあまり好ましくないと思います。それ以前にもっと深い人間関係の構築が必要ですよね。何れにせよ「便利さの裏の魔物」の存在は認識したいものです。

又今年も湯たんぽで低温火傷をしてしまいました。・・また長い治療をするようです。

2011年1月17日月曜日

大朝雪情報

今日の大朝は雪、昨日よりは冬型が緩み、今は久しぶりの晴れ間が出ている。昨晩だけで50センチ程度、新雪が降っている。会社構内も既に除雪で寄せる場所が無くなってきた。

2011年1月16日日曜日

大朝雪情報。

今日の大朝は大雪。大雪警報が発令され、予報通り断続的に降り続いている。我家の前も写真のとおりである。除雪機が有るから、車の出入りができるが、そうでなかったら不可能である。積雪も1m
有るのではないだろうか。今日は地域の恒例「とんど祭り」を予定していた。朝8時に役員が集まり協議し、中止と決定した。雪の凄さが想像できると思います。今までを思い出しても近年こんなに雪が煩わしいと思ったことはない。
今日は高速、JRも通行止めなどで大変。

2011年1月9日日曜日

大局的視野の必要性

今日の大朝は曇り、また、冬型に成り暫くはこのような天気であろう。大朝らしいと言えばそうであるが、今年の雪にはちょっと困惑している。同じ町でも千代田まで出ると雪は無い。写真は我家の入口に積まれている除雪の雪山である。さて、2011年もスタートした。報道では、民主党の内部分裂の話題で喧々諤々の話ばかりである。しかし、各企業や組織も冷静に考えてみれば民主党と同じような事をしている。
新年のあいさつ回りで、ある社長から出た言葉である。私も同感である。偉そうに言える立場ではないが、目先の我欲が先行し、理不尽な事が平気で行われ、システムに人間が動かされている現実。とても危機感が募る。自らの自戒でもあるが、まず、大局を見て物事を進める必要があると思う。私が一番危機感を募らすのは、日本の優秀な技術だけでなく魂まで移っていく今の動きである。福沢諭吉が「文明論之概略」において、外国との付き合いでは、三つの敵を見出せと説いている。1.兵馬の敵。軍事力である。2.は借金の敵。外国からお金を借りることの恐ろしさである。3.精神の敵。外国から学ぶのはよいが、自国の座標軸を見失い、魂を取られてしまう事が最も恐ろしい事である。と説いている。歴史のずれもあると言えばそれだけであるが、「人間が主役」で考えれば正にその通りだと思う。
我社も今年は正念場である。本末転倒だけは避け、挑戦心、気勢、総合力で大きな目標を掲げ、進んでいきたい。

2011年1月4日火曜日

新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。健やかに新年を迎えられたことと思います。今年一年よろしくお願いいたします。今日の大朝は曇り。年末に降った豪雪が、残雪として厄介な姿で残っています。本日は商工会の新年互例会で多くの方々と新年のご挨拶をさせて頂きました。我家は元気に新年を迎えることができました。元旦は恒例の広島護国神社への初詣。新春にふさわしい天候でした寒さには聊か参りました。年始早々、フジテレビの「ここ調」調査隊からインタビューを受け、「広島県が一番携帯カイロの消費量が多い意と言う事」10分余り、取材に応じました、今朝放映が有りましたが、末梢でした。・・・これで良いのだ。・・今年もこんな事かと家族と爆笑。年末宝くじの当選発表は年末に有りましたが、買った宝くじをどこに収めたかが分からず、どちらが納めたかもわからず家内もお互い半信半疑の毎日。結局、本日発見したものの1億円の夢も600円の現実に。連日の孫の子守にも体力の限界を感じ、有意義と言うか、現実的というか、そんな初春のスタートとなりました。今年は卯年、ステップアップを目標に頑張りたいと思います。皆様方にとっても素晴らしい年になりますようお祈りいたします。今年も沢山の年賀状を頂きました。「頑張れ」支援のお言葉。「有難う」お礼のお言葉。「頑張ります。」決意の言葉。多くの心(勢い)を頂きました。この力を糧に頑張っていきたいと思いますので何卒よろしくお願いいたします。挑戦心を忘れずスタートします。